よくスピリチュアル界隈では、病気でもないのに自分が自分じゃない感覚に陥るような体験をしたことがある人も多いと言います。
どこか現実ではないようなふわふわした状態というんですかね。
これ、実はスピリチュアル的なサインやメッセージを含んだ現象かもしれません。
一時的な人もいれば、数日から一週間と続くような人もいると言いますが、実際に自分が自分じゃないような感覚に陥ることがあったら不安にもなりますよね。
そこで今回は、自分が自分じゃない感覚になるスピリチュアルな理由について解説していきたいと思います。
自分が自分じゃない感覚になるスピリチュアルな理由
それでは、自分が自分じゃない感覚に陥りやすいスピリチュアルな理由について考えられることをご紹介していきます。
第2層と第4層のオーラの問題
人間には、オーラが存在するとも言われています。
自分が自分じゃない感覚に陥るときほど、第2層と第4層のオーラに問題が生じているのではないかと考えられています。
第2層のオーラは、主に感情に関係していると言われています。
幼い頃から生活環境に我慢や耐えることが習慣化されている人ほど問題が生じやすいとされています。
そうした環境から形成された感情が、物事に対するブロック(拒否反応)へ繋げやすく感情(自分)を見失いやすくなります。
それが、結果として自分が自分じゃなくなるような感覚を感じることがあるんです。
また、第4層のオーラは、主に自分らしさやアイデンティティを表します。
自己評価を表す層とも言われていますね。
この第4層のオーラに問題が生じることがあれば、自分らしさが分からなくなり、自分が自分じゃない感覚に陥りやすくなることもあるそうです。
グラウンディングができていない
グラウンディングは、地と足がしっかりと繋がっていることを意味し、自分の芯を持って強く生きるためには必要な状態とも言えます。
しかしながら、世の中の悪いエネルギーの影響を受けてしまうことで、このグラウンディングができなくなってしまう人もいます。
いわゆる地と足が付いていない状態ですね。
そのため、地と足が離れていることで大地のエネルギーをしっかり吸収できないため、ふわふわとしたような自分が自分じゃなくなるような感覚に陥る人もいると言います。
これは、スピリチュアル的には地球との繋がりが浅くなっている状態でもあり、身体と精神エネルギーが十分に補充できていないために起きる現象とも捉えられます。
低級霊による仕業
霊的な観点から見れば、何かしら低級霊などに憑りつかれているときほど自分が自分じゃない感覚になることもあると言います。
これは、自分の精神エネルギーを乗っ取られているような状態でもあり、自分の自我を保てなくなっていることでもあります。
よく心霊スポットに行くことが多い人や人に恨みを持つようなことが多い人は、スピリチュアル的には低級霊に憑りつかれていることで起きている可能性もあると思っておきましょう。
自分が自分じゃない感覚に陥るときに多い心理状態
心理的なものから見たとき、自分が自分じゃない感覚に陥るときに多い心理状態として多いのは以下の状態と言えます。
他人軸になりやすい
自分が自分じゃない感覚に陥っているときほど、自分のことが信じられなくなっている状態が強くなっていることもあるでしょう。
周りの意見や評価ばかり気にして生きていることが多かったり、自分よりも周りからの影響によって振り回されてしまうことが多くありませんか?
こうした自分よりも他人を優先するような他人軸に生きているときほど、自分を見失いやすくなることも多いでしょう。
やりたいことがない
自分のやりたいことが明確になっていないときは、人生という迷路に迷っているときです。
また、無理にやりたいことを探そうとするほど、余計に深く人生の迷路に入り込んでしまい永遠と彷徨ってしまう人も多いんです。
自分が自分じゃない感覚が強いときは、こうした何か自分の中で明確に生きるべき人生が定まっていないときもあるのかもしれません。
感情が薄れている
周りへの興味がなくなっているときほど、自分との心の距離も離れていきます。
新しい刺激を求めなくなっている状態のため、自分に対しても興味を持てなくなることは多くなります。
このような状況は、漠然とした疎外感や孤独感に包まれやすく、現実味のないリアリティに欠けるような感じとして体感することもあるでしょう。
中には、自分が自分じゃない感覚と捉える人もいるんです。
自分が自分じゃない感覚に陥ったときのスピリチュアルな対処法
それでは、自分が自分じゃない感覚に陥ったときにできるスピリチュアルな対処法についてもご紹介していきます。
瞑想によるグラウンディング
ふわふわとした地に足が着いていないような自分が自分じゃない感覚がある人は、瞑想によるグラウンディングがおすすめとされています。
グラウンディングは、スピリチュアルの世界では最も基本的なワークの一つです。
心身の土台を作る意味を持ち、心身のエネルギー状態を安定させることにも繋がります。
しっかり、このグラウンディングによって地と足が着くようになれば、本来の自分を取り戻すことにも繋がるかもしれません。
結果として、自分が自分じゃない感覚に陥ることもなくなるでしょう。
グラウンディングのやり方は、
- 椅子などに座る
- 目を瞑る
- 足の裏から地面を通して地球の中心に向かって木の根が張るようなイメージをする
- 地球の中心から湧き出るエネルギーを木の根を通して自分の足裏から吸収するイメージを持つ
これだけです。
自分軸を持って波動を高める
波動は高いほうが、自分らしく生きることに繋がります。
言い方を変えれば、自分軸を持った人生を歩むほど波動は高まるんですね。
そのため、他人軸によって生きてしまったことで自分を見失いやすい人は、自分軸になるよう意識して過ごしてみましょう。
他人の意見や評価よりも先に、まずは自分の気持ちを優先して生きてみればOKです。
自分軸と生きていくと同時に波動が高まってくれば、自分を強く持てるようになります。
結果として、自分が自分じゃないような感覚に陥ることも減っていくはずですよ。
パワーストーンによるスピリチュアルアイテムを使う
スピリチュアル界隈の人では、自分をしっかり保てるようにパワーストーンの力を借りて過ごしている人も多いと言います。
パワーストーンにも種類がありますが、自分自身に合うような石を見つけてお守り感覚で持ってみると何か環境を変えるきっかけになることもあるかもしれません。
中には、オーラやチャクラを修復すると言われる石や波動やエネルギーバランスを整える石なども多くあるため、自分を見失いやすい人にとっては大きな味方になることもあるでしょう。
もしかしたら、パワーストーンの力によってスピリチュアルな問題が解決すれば、自分が自分じゃない感覚に陥ることもなくなるきっかけになるかもしれませんよ。
スピリチュアルな現象は魂の成長を促すチャンスにもなる
科学的なものでもなく理由も分からない現象のほとんどは、スピリチュアルな現象として捉える人も多いです。
今回のような自分が自分じゃない感覚に陥るなどの不思議な現象も理由が分からないときは、スピリチュアルな現象の可能性もあるんですね。
しかしながら、これをマイナスなこととして捉えることはあまりよくありません。
理由は、スピリチュアルな現象のほとんどは、必ず自分の魂の成長に繋がることでもあるからです。
どんなスピリチュアルな現象だったとしても、目の前の出来事と向き合い対処することが結果として自分にとって役に立つ行動になるんです。
自分が自分じゃない感覚も見方を変えれば、自分を見失っているサインやメッセージかもしれませんよね。
こうしたスピリチュアルなサインやメッセージによって大切なこと(真実)を気づかされることは多く、対処することで今よりも良い人生へ導かれるんです。
世の中に起きる不思議な現象は、決して悪いことばかりではないってことです。
何事も自分の魂の成長のチャンスと思って、冷静に目の前の出来事にスピリチュアルなサインやメッセージが隠れていないか詮索して対処してみましょう。
まとめ
このように、自分が自分じゃない感覚に陥るのはスピリチュアルな理由が隠れていることもあるんです。
これは、自分が自分じゃないというよりも自分を見失っている状態と捉えるほうが分かりやすいかもしれませんね。
もちろん、現実と向き合うことも大切ですが、スピリチュアルな現象にはスピリチュアルな対処法を取ることで環境が良い方向に変わる人もいます。
どうしていいか分からないときは、今回ご紹介した自分が自分じゃない感覚に陥ったときのスピリチュアルな対処法も一つの参考にしてみてください。
この記事が、少しでも誰かの役立つ情報になっていれば嬉しいです。