高度に洗練された「他人に興味がない人」は、優しい人と区別がつかない件について…。
このとんでも論でもあり、悲しい現実でもある事実。
今回は、その辺について詳しく語っていきましょうか。
そもそも優しいの定義って?
そもそも優しいって何?
- 怒らない
- なんでも許してくれる
- 気配りができる
- いい子いい子してくれる
- 朝おはようと声をかけてくれる
もう考えたらキリがないぐらい出てくる。
人によって優しいもまったく違うでしょうね。
でもね、一つ言えることは、優しい人は自分にとって心地いい気分にしてくれるような存在のことかもしれませんね。
優しく見えてたのは、他人に興味がないだけという真実
良い意味でも、悪い意味でも捉えることができますが、他人に興味がないから優しく見える人っているんです。
「あの人は、いつも私の話を聞いてくれて優しいなぁ」
いやそれ、話は聞いているように見えて、実はあなたのことには興味がないから、聞いてあげられているのかもしれないよ。
人の話って、内容によってはストレスになることもあるよね。
どんなことでも、ストレスは蓄積していけば疲労になり不満にも変わる。
だから、愚痴なんてそうですが、何度も何度も人の愚痴なんて誰も聞きたくないもんです。
嫌な顔する人もいるでしょうし、愚痴を聞きたくなくて離れていってしまう人もいるはず。
だけど、そんな中でそれでも嫌な顔せずに毎回毎回と愚痴を聞いてくれるような優しい人がいるなら…。
それ、心の底から他人に興味がないからこそできる芸当なのかもしれない。
もちろん、本当に優しくて心から親身になって聞いてくれる人もいますけどね。
でも、他人に興味がないことって、あんまり良い印象を持たない人のが多いでしょうが、実はこういう人ほど周りを上手くサポートしているんです。
他人に興味がないから、周りに悪影響を及ぼすような言動も基本はしません。
また、相手に興味がないので、ストレスも少なく、周りからの影響も受けにくいので、周りへの気配りをできる余力も有り余っています。
だから、こういう人ほど、周りのためにストレスなく動けてサポートしている可能性があり、周りからも頼れる優しい人に見えていることもあるんです。
高度に洗練された他人に興味がない人は、真の優しい人と同等の価値
真の優しい人は、周りを落ち着かせる、安心させる、良い気分にさせるプロみたいな存在です。
そんな優しい人は、世の中にとっても貴重ですよね。
でも、こんな世の中なので、自分のことでいっぱいいっぱいの人のが多いでしょう。
人に優しくしているほど、自分に余裕がない人もいるはず。
きっと、最初は誰かのために頑張ることはできても続かない。
ちょっとしたことで不満を感じたり、イライラすることもよくありませんか?
そんなときに、他人に興味がない人は、そういった感情が出てこないスキルがあるんです。
相手に興味がないから、何を言われても何も気にしない。
何も受け入れないので、何も感情は湧かないんです。
なんだか、ロボットみたいですけどね。
でもね。
中には、高度に洗練された他人に興味がない優しい人も存在します。
なんじゃそりゃって思うでしょうが、この相手に感情が湧かないメリットを応用して、周りに優しい人だと演じ続けることもできる人のことです。
自分に余裕がない人ほど、他人からの影響を受けやすい。
自分のことで精一杯になることで、心から優しい人になることは難しくなる…。
でも、何度も言いますが、他人に興味がない人は、周りからの影響を受けにくいので環境が違うんです。
それなら、この影響を受けないスキルを使って、優しい人を演じていったら、その人はどうなるかというと…。
もうそれは、普通に優しい人と区別が付かないぐらいに、ほぼ本物の良い人なんです。
周りからの影響を受けずに、優しい人に思われるなら、それに越したことはないですよね。
優しい人と見られているほうが、人間関係でのトラブルも減るでしょうし、結果として自分にもメリットが大きいんです。
だから、あなたの身の回りの中に優しい人がいるのであれば、その裏の姿は分かりません。
もしかしたら、この高度に洗練された他人に興味がない人なだけかもしれないんです。
まったくあなたのことは見ていなかった真実が隠れているかもしれません。
本当にそうだったら、悲しいですが…。
真の優しい人は、他人よりもまずは自分を大事にしている
高度に洗練された他人に興味がない優しい人と、真の優しい人は、何が違うのかというと…。
他人よりも、まずは自分を大切に大事にしているかどうかです。
他人に興味もない人も、自分優先で考えているようにも見えますが、ちょっと違います。
真の優しい人は、自分のことを大事にすることを優先したベースの先に、相手のことも心から想い大切にしていきます。
真の優しい人は、相手との関りも好きで仕方ないことが多いんです。
だから、なるべく相手との関りを余裕を持ってしていけるように、まずは自分に余裕を作るために、自分を大事にすることを優先しているんです。
もちろん、優しさの意味も色々あるので、答えはないでしょうけどね。
でも、ただ表向きだけ見れば、真の優しい人も、高度に洗練された他人に興味がない優しい人も区別が付かない。
ほとんど、同じ人にしか見えないのが現実。
この違いを見抜けなければ、周りから見たら、どっちも本物のようなもの。
というか、そもそも優しいに本物も偽物もないのかもしれない。
ちょっと、こういう言い方をすると深くなってしまいますが…。
まとめ
このように、よくいる優しい人も、高度に洗練されたかのような他人に興味がない優しい人も区別が付かないのは、どこか違ってても、共通している部分もあるからなんです。
自分に余裕がある環境を作り出せる人が、こうして周りへも余裕を持って関われるのでしょう。
それが、結果として周りからも優しい存在として見られるようになるのかもしれませんね。
自分に余裕を持たせることは、本当に大事ってことです。