よく神社の行き過ぎは良くない説を耳にすることがあります。
でも、普通に考えたら、純粋な気持ちでお参りに行くなら何も問題はないはずです。
神主に聞いたって、毎日来たらダメなんてルールはないでしょうし。
要するに、この噂の真相は嘘の可能性が高いと言えるわけです。
そこで今回は、なぜこうした誤解を生むような噂が流れてしまうのか、神社の行き過ぎは良くない説の嘘について解説していきます。
神社の行き過ぎは良くないは嘘!誤解を生んだ噂のきっかけとは?
この世の中、ちょっとした勘違いから間違った噂が広がっていくことはよくあります。
そこで、今回のような神社の行き過ぎは良くない説、この誤解を生む噂のきっかけはどこから来たのかです。
これは、以下4つの原因が考えられます。
神社との相性がある噂
人間だけでなく神社にも、五属性(空・地・水・火・風)が存在すると言われています。
そのため、自分の属性と神社の属性の相性が合っていない場合、エネルギーバランスを崩しやすく訪れるのは避けたほうがいいと考える人もいます。
例えば、火は水に弱い特徴があります。
このことから、自分の属性が火属性だった場合、水の属性を持った神社に行けば、力としては押し負けてしまうことになります。
そのため、相性の悪さから神様のご加護を受け取れないと考える人もいるようです。
こうした神社との属性や相性によっては、神社の行き過ぎは良くないと考える人もいるのでしょう。
五大属性の調べ方を知りたい人は、神社属性診断フォームにて分かります。
稲荷神社の祟りの噂
昔から、お稲荷様のいる稲荷神社は、一度拝むと一生涯拝み続けお礼参りしなければならないという噂があります。
また、お稲荷様を粗末に扱うようなことをすれば、狐の祟りによる災いが起きるという迷信もあるんですよね。
もしかしたら、こうした昔から伝わる神社の祟りや災いによる噂話から、うかつに神社に行くことは良くないという解釈に繋がってしまうのかもしれません。
気あたりによる体調不良の噂
神社のような神聖で波動の高いエネルギーが流れる場所に訪れたとき、心が洗われるような気持ちになりますよね。
しかしながら、気が弱い人にとっては、この神社の波動の高いエネルギーは刺激が強く、気あたりしてしまう人もいると言います。
スピリチュアルでは、この気あたりは一時的なエネルギーバランスの乱れと呼ばれています。
中には、身体の異変(だるさなど)を感じる人もいるようです。
とはいえ、勘違いしてはいけないのは、この気あたりは決して悪いことではありません。
神社の波動の高いエネルギーに触れ、自分の中に溜まった悪いエネルギーが浄化されたことで起きた一時的な反応だからです。
問題は、この仕組みを知らない人からしたら、神社に行くと体調を崩すというマイナスな印象だけが残ってしまうことです。
こうした知識不足から解釈を見誤り、神社の行き過ぎは良くないという悪い噂が出て来てしまうこともあるのでしょう。
丑三つ時は怨念と悪霊が集まる噂
昔から神社は、丑三つ時に呪いや呪術の場所としても使われる話もありますよね。
藁人形をイメージする人も多いでしょう。
そのため、夜の神社に対して、悪い念や怨念を持った人間が集まる場所として想像してしまう人もいます。
また、人が寝静まる夜間帯の神社は、低級霊や動物霊が集まりやすいという噂もよく耳にします。
こうした神社には、マイナスな印象を与えやすい昔話や噂話が多いことも、神社の行きすぎは良くないような悪い噂が立ちやすいのかもしれません。
神社に行くなら一番最初に氏神様に会いに行こう
神社の行き過ぎは良くないという噂は、嘘、またはただの噂話と言えます。
恐らく、小さな勘違いから間違った噂が広がってしまったのでしょう。
純粋な気持ちでお参りに行くだけなら、毎日神社に行こうが悪いことではないでしょう。
ただ、せっかく神社にお参りに行くなら、最初に氏神様のいる神社に行くことをおすすめします。
氏神様は、あなたが住んできた場所を守ってくれている神様です。
今こうして無事に安心して過ごせているのも、この氏神様のおかげでもあります。
そのため、そんなお世話になっている氏神様にお参りに行くのは当然なことですよね。
自分の氏神様はどこなのか知りたいときは、神社庁などのホームページなどで調べれば分かります。
または、神社庁に電話をして、氏神様の場所を知りたいことを伝えると教えてもくれるらしいです。
まずは、こうした自分にとって一番お世話になった氏神様のいる神社に感謝を伝えにお参りしに行きましょう。
神社に行く上では大切なことなんです。
神社に行くときに注意すること
ここまで、神社に頻繁に行くことはダメではないことを話してきましたが…。
とはいえ、気をつけるべきこと、または最低限のルールやマナーを意識することは必要かと思います。
より最高の気分で神社に訪れるためにも、以下のことは気をつけておきましょう。
気あたり
先ほども話しましたが、神社には波動の高いエネルギーが流れています。
中でも、パワースポットと呼ばれるほどのエネルギーの強い神社に訪れるときは、気あたりに気をつけましょう。
あまり自分のエネルギー状態が安定していないときに行ってしまえば、神社のパワーに圧倒されて気あたりしてしまいます。
自分のエネルギー状態が悪いときは、
- ネガティブ思考が強くなってるとき
- 極端に心身共に弱っているとき
など
要は、前向きな気持ちにならないときは、あまりエネルギーの強い神社に行くのは避けましょう。
神社に行くときは、できるだけ心身共に落ち着いているときに行くのがおすすめです。
歓迎されてないサイン
神社に訪れるときには、神社や神様に歓迎されてないサインが現れるときもあります。
例えば、神社に行こうとするときに限って、
- 道に迷う
- 大雨が降る
- 忘れ物をする
- 急な予定が入る
- 気分が乗らなくなる
など
神社に行きたくても道を塞ぐように立て続けに悪いことが起きたときは、「今はまだ来るべきときではない」という神社や神様からのサインかもしれません。
そんな歓迎されていないサインが現れたときには、一度予定を変更して神社に行く日を変えることを考えましょう。
欲にまみれない
神社でお参りするときに、欲にまみれたお願いをしてしまう人もいますよね。
でも、あまりおすすめはしません。
理由としては、欲にまみれたお願いは他力本願な姿勢なことがほとんどだからです。
神社や神様には、お願いをするのではなく誓いを立てることが良いとされています。
自分に何か叶えたい夢や目標があるなら、その夢や目標に向かって頑張ることを誓いにお参りに行くほうがいいってことです。
そんな前向きな姿勢を見せるほうが、神様も見守ってくださるかもしれません。
こうしたお参りの仕方一つでも純粋な気持ちを意識して行うことで、神社をより清らかな気持ちでお参りすることができます。
まとめ
このように、神社の行き過ぎは良くないという噂は、嘘、またはただの噂話と言えます。
恐らく、昔からある神社にまつわる悪い噂や迷信が勘違いを生み間違った噂が広がりやすいのでしょう。
そのため、神社に毎日行くことを悪いこととは思わないようにしましょう。
とはいえ、せっかく神社にお参りに訪れるなら、最低限の気をつけることやルールやマナーは意識しておきましょう。
具体的にどうしていいか分からないときは、今回ご紹介した神社に行くときに注意することも参考の一つにしてみてくださいね。
この記事が、少しでも神社をより気持ちよくお参りできるきっかけになれば嬉しいです。