瞑想をしている人もいるでしょうが、呼吸法が重要です。
中でも、丹田呼吸を行う人が多いでしょうが、できれば寝ながら行えれば最高ですよね。
呼吸法や瞑想には、そこまで細かいルールはありません。
あくまでも、自分自身が無に近いリラックス状態になれれば効果を発揮します。
そのため、丹田呼吸法以外の呼吸法をしても構いませんし、寝ながら行っても問題ありません。
なんなら寝ながら行うほうが、人によっては呼吸法の効果が発揮しやすいこともあるぐらいです。
そこで今回は、瞑想のときにも使える寝ながらできる呼吸法について解説していきたいと思います。
瞑想にも使える寝ながらできる呼吸法(丹田・大事の字・478)
それでは、ここからは瞑想にも使えるような寝ながらできる3つの呼吸法をご紹介していきます。
寝る体制については、背臥位でも横臥位でもOKです。
とにかく呼吸法や瞑想は、自分がリラックスしてできる姿勢を取るのがベストです。
呼吸法や瞑想の姿勢に関して一定のルールを設ける人もいますが、そこまで細かいルールは要らないと考える人もいます。
まずは、自分が寝ながら呼吸法や瞑想をするほうがリラックスできるか確認しながら始めてみましょう。
自分の一番リラックスできる寝る体制や呼吸法を見つけたら、今後の瞑想のときにも使ってみてください。
丹田呼吸法
まずは、呼吸法としては一番有名でもある丹田呼吸法です。
丹田とは、何ぞやって人はこちら以下内容を参照してください。
臍(へそ)下の下腹部。臍下(せいか)丹田とも。古代中国の医学で,丹は不老不死の薬,田はこれを産する土地を意味し,ここに力を入れれば,健康と勇気を得るとされる。
引用:コトバンク
丹田呼吸法は、だいたい臍下10㎝らへんにある丹田を意識をして呼吸する方法です。
丹田を鍛えることは、昔からあらゆる不調を解消するとも言われているんですね。
※あくまでも言い伝えや噂です。
この丹田呼吸法は、瞑想だけでなく寝ながらでも行いやすい呼吸法なんです。
やり方は、
- 背臥位(天井を見て寝る)
- 丹田に手を添える
- まず鼻から深く息を吸いましょう
- 丹田を凹ますイメージで、口から息を吐き切ります
- 丹田が膨らむイメージで、鼻から息を吸う
- 4.5を繰り返す
たったこれだけ。
これなら、寝ながらでも丹田を意識した呼吸で瞑想もできますよね。
もしも、ちょっと変わった呼吸法や瞑想をしてみたい人は参考にしてみてください。
大の字呼吸法
大の字呼吸法は、リラックス効果が高いと言われています。
やり方は、
- 大の字に寝そべる
- ゆっくりと深くリラックスした呼吸をします
- 呼吸しながら、足→腰→腹→胸→両手の順に力を抜くイメージをしていきます
たったこれだけ。
寝ながらできるだけでなく、やり方も超絶簡単なので誰でもできますよね。
自分の場合は、あまり大きく深呼吸するよりもリラックスした細く深い呼吸を心がけることで、なお効果的な感じがしました。
寝ながら呼吸法や瞑想としてももってこいなやり方なので、一つの参考にしてみましょう。
478呼吸法
478呼吸法は、アメリカの医師アンドルー・ワイル博士が提唱している呼吸法と言われています。
参考:セラピストプラス
寝ながらやるなら、
- リラックスできる寝る体制を取る(背臥位でも横臥位でもOK)
- 鼻から深く4秒間吸います
- 息を7秒間止めます
- 口から8秒間かけて深く吐き切ります
- あとは2.3.4を繰り返すだけ
この流れでできます。
478呼吸法をする時間は、自分が苦にならない程度から始めましょう。
数分程度で寝落ちしてしまう人も多いそうです。
極めるなら丹田呼吸法を寝ながらやるのがおすすめ
スピリチュアル界隈でも、昔から丹田呼吸法のすごさは多くの人に伝えられてきました。
昔からある呼吸法でもあって安心ですし、極めるほど効果も無限大と考えられていますしね。
そのため、せっかくやるならそんなやりがいのある丹田呼吸法をリラックスしやすい寝ながら行っていくことがおすすめです。
スピリチュアル的にも言われている生命エネルギーを高めることに繋がるかもしれませんので、生活していく中での日課の一つや瞑想を効果的に行うものとして取り入れてみましょう。
瞑想も丹田呼吸法を取り入れることでより深くなるという話もありますからね。
使い勝手がいいのが丹田呼吸法なので、どの呼吸法をしようか悩んだときはやってみましょう。
【注意】寝ながら呼吸法や瞑想をするときに絶対やってはダメなこと
とにかく呼吸法や瞑想をしていくときに気を付けてほしいのが、無理をしないことです。
例えば、呼吸法や瞑想をしていると身体が慣れるまでは体調が一時的に不安定になる人もいます。
呼吸法も大きく深呼吸しすぎると酸欠っぽくなって気持ち悪くなる人もいるので、自分は寝息のような自然で細く深い呼吸を心がけるようにしてやっています。
しかし、この呼吸法も色々と種類があるので、呼吸法によっては自分の身体に合うもの合わないものもあるでしょう。
そのため、呼吸法や瞑想をしていて体調が優れなくなるような人は、無理せず中断しましょう。
また、あまりルールに縛られずに行いましょう。
瞑想なんて目を閉じているだけでもOKです。
目を閉じて、寝息のような静かな呼吸を意識してするだけでもOKです。
なんでも行うときは、自分の無理のない程度に行うようにしましょうね。
呼吸法や瞑想を取り入れるときは目的をしっかり持つこと
呼吸法や瞑想は、お金をかけずにいつでもどこでも気軽にできることから人気ですが…。
長年続けられる人はそうはいません。
なんだかんだ3日坊主の人も多いんですよね。
これ、なんでかというと…。
効果を感じる前に辞めてしまう人や単純にやる目的がハッキリしていない人が多いからです。
何事にも、継続し続けることって大切ですよね。
長く続けることで、新たな発見や効果を実感できるようになりますし。
そこで、呼吸法や瞑想を始めようとしている人も、効果を最大限にまで引き出したいなら、まずは途中で辞めないことを気を付けましょう。
これは、無理してでもやれって言っているのではなく、毎日続けたくなるような意識を持とうということです。
そのために、呼吸法や瞑想をする目的をハッキリさせるべきなんです。
目的がなく理由があいまいなら、なんのためにやってるのかモチベーションも保てませんからね。
よく呼吸法や瞑想をする目的として、健康のため、睡眠の質を上げるため、疲れた頭をクリアにしたいためとか言う人いますよね。
でも、これでは、まだ目的としてはあいまいです。
あいまいな目的は、呼吸法や瞑想をする気持ちも中途半端になりやすく、3日坊主になってしまう可能性を高めてしまいます。
もう一度言いますが、目的をハッキリさせるポイントは未来の自分の姿を具体的にイメージすることです。
先ほどの例で言えば、
- 健康になったら、どんな人生が待っているのか
- 睡眠の質が上がったら、どんな環境になるのか
- 頭がクリアにすると、どんな生き方になるのか
目的を達成させた先に、どんな人生や環境や生き方が待っているのかを考えてみましょう。
そんな具体的な自分の未来の理想像をイメージできている人ほど、呼吸法や瞑想を続けていくモチベーションが保ちやすい傾向があります。
自分にとって呼吸法や瞑想を始めるときには、この目的をハッキリさせてみましょう。
まとめ
このように、誰でも気軽にできるスピリチュアルワークが呼吸法や瞑想です。
本来のやり方は、背筋を伸ばした座位姿勢が一般的ですが、寝ながらでも効果はあると言います。
自分がリラックスした姿勢であれば、寝ながら呼吸法や瞑想をしても問題はありません。
ただし、こうした呼吸法や瞑想は合う合わないもあるので、まずは自分の無理のない範囲で行うようにしましょう。
また、どの呼吸法を取り入れていこうか迷ったときは、スピリチュアル的にも効果が無限大と考えられている丹田呼吸法を寝ながら行ってみましょう。
この記事が、誰かの役立つ情報になっていれば嬉しいです。