よく断捨離すると悪いことが起きるなんて噂ありますよね。
でも、「身の回りのものを整理することは良いことしかないでしょ」なんて思う人もいるでしょう。
これは、何か断捨離のやり方に問題があるだけかもしれません。
そこで今回は、なぜ断捨離をすると悪いことが起きるのかについて解説していきたいと思います。
断捨離すると悪いことが起きると言われる6つの理由
それでは、なぜ断捨離すると悪いことが起きるのかについてです。
これには、恐らく断捨離特有の以下6つの理由が考えられます。
捨ててはいけないものを捨ててしまった
断捨離をしたことで悪いことが起きると言われる理由の中でも、原因として最もよくあるのが捨ててはいけないものを捨ててしまったときでしょう。
断捨離した人の中には、「やっぱり捨てなければよかった…」なんてことも多いと言います。
こうした捨ててしまった後悔から、マイナスな感情を引き出してしまいます。
この後悔による感情の落ち込みは、プライベートや仕事にまで引きずり問題やトラブルまで引き起こしやすくなります。
結果、断捨離をしてから悪いことが起きたと思い込みやすい環境になるんです。
エネルギーの循環が良くなる前兆(毒出し)として好転反応が起きる
実は、断捨離はスピリチュアル界隈の中でも人気なワークです。
理由は、身の回りにある要らないものを捨てることで、良いエネルギー循環を生み出すと考えられているためです。
スピリチュアルでは、要らないものや雑に扱っているものほど悪いエネルギーが蓄積しやすいと言われています。
そのため、悪いエネルギーが流れる身の回りのものを断捨離することは、良いエネルギー循環を促す効果があるんですね。
しかし、断捨離をしたことでエネルギー循環が大きく切り替わるときには、好転反応(毒出し)によって一時的に悪いことが起きることもあります。
要は、悪いことが起きるのは、これから良いことが起きる前兆(毒出し)ってことです。
スピリチュアルでは、こうした断捨離後には好転反応によって一時的に悪いことが起きやすいと言われています。
急激な部屋のエネルギー循環の変化に自分の波動が追いつけていない
先ほどは、スピリチュアル的に、断捨離を行うことで部屋に良いエネルギーを循環させることができると話しました。
しかし、断捨離によって急激に部屋のエネルギー循環が変わると自分の波動が追い付けなくなり乱れることがあります。
問題は、この波動は引き寄せの力を持つとされ、波動が乱れる=不幸なことを引き寄せる性質を持つと言われていることです。
そのため、断捨離後の部屋のエネルギー状態に自分の波動が慣れるまで、一時的に自分の波動が乱れ悪いことが起きやすいんですね。
人が、よく慣れない場所に行くとミスが増えたり不快な気持ちになったりするのも、スピリチュアル的にはこの波動が乱れやすいためでもあります。
スピリチュアルな効果を期待して騙されてしまう人がいる
断捨離ブームもあるためか、身の回りのものを片付けることに対して意識が高い人も多い時代です。
しかし、先ほども話しましたが、断捨離にはエネルギー循環を良くすることや他にも運気アップなどのスピリチュアルな効果があると謳われています。
そのため、こうしたスピリチュアルな効果を期待して、断捨離に関連した高額なセミナーや怪しいサロンに入ってしまい、お金を騙し取られてしまう人もいるんですね。
本人が、それで幸せなら何も問題ないんでしょうが…。
とはいえ、今後もこうした流行りの断捨離やスピリチュアルブームを利用して、怪しい情報発信をして稼ごうとする人も増える可能性もあるので気をつけなければいけません。
このように、断捨離とスピリチュアルには密接な関係があるため、詐欺に近い怪しいビジネスも横行しやすいんです。
そのため、こうした非科学的なことを信じすぎて騙されてしまう人ほど、断捨離をきっかけに悪いことが起きる(問題やトラブルに巻き込まれやすい)こともありえます。
捨てることばかりに執着してしまい生活に支障が出る
断捨離は、自分にとって必要のないものを捨てることを目的としていています。
そのため、自然と片づけスキルが身に付いていきます。
しかしながら、この断捨離への魅力にハマってしまうと捨てることへの執着心が強くなってしまう人もいます。
中には、身の回りのものを捨てすぎてしまって過剰なミニマリスト化してしまう人もいるぐらいです。
ミニマリストになることが悪いわけじゃないですが、あまり極端になると生活に支障が出る人もいるのが問題なんです。
こうした流れになってしまうこともあります。
もちろん、自分自身がそれで満足しているなら問題はないですけどね。
しかしながら、人によっては自分の意思とは反して、断捨離をきっかけに間違った方向に進んでしまい生活に支障が出るような悪いことが起きることもあるので気をつけましょう。
思い出したくないことを思い出してしまった
よく断捨離をすることで、昔の嫌な思い出が蘇ってしまう人も多いと言います。
当時付き合っていた恋人との思い出だったり、トラウマがあるような嫌いな人が映った写真など。
こうした普段はしない身の回りのものを整理するときには、振り返りたくない過去を思い出してしまう品物が出てくるなど、精神的に悪いことが起きることもあります。
【体験談】断捨離後に悪いことが起きるスピリチュアルな事例
それでは、実際の体験談としてよくある断捨離後の悪いことが起きるスピリチュアルな事例についてご紹介していきます。
もちろん、たまたまかもしれませんし、スピリチュアルは非科学的なことなので一つの可能性として考えておいてください。
恋人と別れた
「断捨離した一週間後に恋人と別れた…」
断捨離後に、こうした恋人などとの別れに繋がる経験をした人は多いと言います。
これは、スピリチュアル視点から言えば、断捨離によって良いエネルギー循環が促され、自分の魂のステージが上がったためです。
要は、今まで付き合ってた恋人とは、魂のステージ的に相性が合わなくなっただけです。
この断捨離後の恋人の別れは悪いことではなく、これからより成長した自分に合った出会いがあることを意味しています。
中には、運命の出会いの前触れとも言われています。
もしも、別れた恋人と断捨離後から価値観の違いなどを感じていたなら、自分の魂のステージが上がったのが原因と思っておきましょう。
仕事を急遽やめることになった
「断捨離後、今まで働いてたお店が廃業して仕事を急遽やめなければならなくなった…」
これは、スピリチュアル的には、断捨離によってエネルギー循環が良くなり、より今の自分に合った仕事場へ誘導されているのかもしれません。
これから、新しく就職した場所が以前よりも良い職場だったときは、まさに断捨離を通して訪れた運命の流れと思っておきましょう。
断捨離で悪いことが起きる人は良さを理解していない
これだけ、たくさんの人を虜にする魅力ある断捨離ですが、悪いことが起きる人は良さを理解していないためです。
断捨離の人気な理由は、身の回りのものが片づいてスッキリするからと思っている人もいるでしょうが違います。
実は、ここまで断捨離が流行った理由は、身の回りのものだけでなく気持ちまでスッキリする(気持ちが整理される)からなんです。
人は、意外に自分では気づかないところでストレスを抱えていることは多いとされています。
要は、身の回りにあるもの一つでも気持ちにストレスがかかっているってことです。
例えば、
- 部屋が要らないもので溢れていてゴチャゴチャしている
- 物が多くて埃が溜まりやすい環境の中で過ごしている
など
こんな悪い環境の中で過ごしている人もいますよね。
でも、こうした今まで当たり前に過ごしてきた環境が、意外にも自分の心身にはストレスがかかっていたりするんです。
だから、断捨離で身の回りの要らないものを捨てて片づけることは、普段から心身にストレスになっていた環境の元凶を取り除くことにも繋がり気持ちの整理にもなるんです。
そのため、心身共にストレスのない環境の中で過ごしながら、気持ちの整理をしていきたい人には断捨離はおすすめです。
この断捨離本来の良さを知らずに適当にやってしまえば、捨てることでの本来の効果を感じられないだけでなく、返って悪いことが起きるような環境を作ってしまうこともありえます。
重要なのは、断捨離本来の効果を発揮できるようにポイント(コツ)を知ってから行うことです。
断捨離の効果を最大限に発揮する捨てるべきもの
断捨離も捨てるべきものとそうでないものなど細かいルールがあったりします。
人それぞれルールは違うでしょうが、断捨離するときには以下4つのものを意識して整理することがおすすめです。
自分を縛るもの
もう必要ないのに捨てられないものの定番は、思い出のあるものではありませんか?
中でも、過去の恋人との思い出のものは、なかなか捨てることができない人も多いでしょう。
もちろん、無理して捨てようとする必要もないですが、捨てたくても捨てられないなど自分の気持ちを縛るものなら話は別です。
思い出のあるものでも、過去のことを思い出すと感情が落ち込むものや次に進めなくなるようなものなら捨ててしまったほうが色々と楽になります。
断捨離は、こうした自分を縛っているものから解放させる意味もあるんです。
捨てたくても捨てられないものがある人ほど、勇気を出して捨ててみることを考えてみましょう。
何年も使っていないもの
洋服や家電製品など、何年も使っていないものってありますよね。
「いつか着るかもしれないし…いつか使うときがあるだろうし…」なんて言い訳しては捨てようとしない人もいますよね。
でも、何年も使っていないなら捨てても問題ないものがほとんどです。
そして、使っていないものをほったらかしにしていても邪魔なだけですし、スピリチュアル的にも悪いエネルギーが溜まりやすいとされています。
こうした使っていないものは、持っていても損することや悪いことしかないんです。
だから、断捨離するときには何年も使っていないものは率先して処分しスッキリさせましょう。
壊れているもの
すでに壊れていて使えないものなのに、もったいなくて捨てられないことありますよね。
でも、いつか直して使う予定ならまだしも、直すつもりもないのに貧乏性で捨てられずにいるだけなら、断捨離してスッキリさせることがおすすめです。
壊れているものにも、悪いエネルギーが流れやすいと言われています。
電化製品なら、火事の原因になってしまうこともあるため危険なんです。
壊れているものを残していても、リスクが増えるだけと思っておきましょう。
そのため、断捨離で捨てるものが分からないときは、こうした壊れているものから優先して処分しスッキリさせましょう。
執着を捨てる
断捨離を通して要らないものを捨てるときには、執着を捨てるイメージで行いましょう。
日頃から、
「もったいない…」
「まだ使える…」
「いつか必要になるかも…」
など
何かしらの言い訳をしては、捨てることができなかったものもあるはずです。
こうした執着心は、次のステップに進むために必要な前向きな気持ちを止める行動でもあります。
断捨離を通して良いことが起きる人は、この執着心を捨てるイメージをして言い訳せず要らないものを捨てることを意識します。
結果、人生の中でも言い訳しない行動ができるようになるんです。
また、積極的な行動にも繋がりやすくなるため、良い方向へ人生が傾きやすくなります。
もしも、断捨離を通して悪いことが起きるようなら、この執着心を捨てることを意識してやってみましょう。
捨てるだけでなく売れるものは買取してもらってお金に変えよう
断捨離は捨てることだけにフォーカスするイメージですが、売れそうなものなら買取してもらってお金に変えることもおすすめです。
せっかく断捨離するなら、要らないものを整理して片づけるだけより、自分の懐まで温まるほうが最高ですよね。
自分にとっては要らないものでも、他の人にとっては価値があったりすることもありますしね。
それなら、なんでもかんでも捨てるより、大切にして使ってくれる人に託すべきです。
断捨離は、こうした自分の身の回りのものを捨てずに大切に使ってくれそうな人に循環させることも考えておきましょう。
要らないものが出てきたときは、念のためにもいくらの価値があるか買取業者に見積もってもらいましょう。
もしかしたら、「こんなものも売れるのか!」なんて意外なものが高額な金額で買い取ってくれることもありますからね。
まとめ
このように、断捨離すると悪いことが起きる噂は、それなりな理由や原因があるんです。
きっと断捨離によって、捨てたことへの後悔や捨てることへの執着心が強い人ほど、問題やトラブルが増えてしまいやすく悪いことが起きることもあります。
また、スピリチュアルでは、エネルギー循環による好転反応によって一時的に悪いことが起きることもありえます。
大事なのは、とにかく正しく断捨離をすることです。
要らないもの、捨てるべきもの、手放すべきものをはっきりさせてから断捨離をしましょう。
そのためにも、今回ご紹介した断捨離の効果を最大限に発揮する捨てるべきものを参考の一つにしてみてください。
この記事が、少しでも誰かの役立つ情報になっていれば嬉しいです。