人生に一度ぐらいは、金縛りを経験したことがある人もいるんじゃないでしょうか?
実際に体験した人からしたら、怖い思いをしてしんどかったとは思います。
でも、これ何かしらのスピリチュアルなサインの可能性もあるんです。
金縛りになると、目が覚めても身体が動かせない状況に陥ったり、中には恐怖体験をした人も多いと言います。
体験したことない人にとっては、怖いイメージを持っている人が多いですよね。
そこで今回は、金縛りが起きるスピリチュアルなサインについてだけでなく、その場の対処法や実体験の話までをご紹介していきます。
【科学的】一般的な金縛りのメカニズム
昔から、金縛りは霊的な現象として有名だったイメージでしたが…。
今では、医学的(科学的)なメカニズムが証明されているみたいですね。
金縛りのメカニズムとして、早稲田ウィークリーさんの記事では以下のようにも述べられていました。
一般的な睡眠サイクルでは、眠りにつくとまず一度深いノンレム睡眠になり、徐々に眠りが浅くなると最初のレム睡眠になります。その後はノンレム睡眠とレム睡眠が交互に現れますが、この睡眠のサイクルが何らかの要因で乱れ、眠ってすぐにレム睡眠になってしまうケースが存在し、その際に金縛りになりやすいのです。
引用:早稲田ウィークリー
要するに、眠りが浅いレム睡眠時に目が覚めてしまうと必要以上に脳が活発化しやすいとのこと。
この状態は、夢を鮮明に見たり錯覚による幻聴や幻覚を見やすい状態でもあるそうです。
脳は起きているけど、ハッキリは起きていない不安定な状況なんでしょうね。
【非科学的】金縛りが起きるスピリチュアルなサイン
医学的(科学的)にもメカニズムが証明されている金縛りですが、それでは夢がないですよね。
もしかしたら、スピリチュアル視点から見たら、もっと深い理由が隠れているかもしれない。
そこで、ここからはスピリチュアルな視点からも金縛りが起きるサインや意味について分析していこうかと思います。
もちろん、非科学的な話なので信じるか信じないかはあなた次第です。
あくまでも、エンターテインメントの一つとして見てみてください。
自分の波動が弱まっているというサイン
スピリチュアルから見た世界は、エネルギーで成り立っていると言っても過言ではありません。
そんなエネルギーの世界でも、波動の存在は重要とされています。
この自分のエネルギーとしても成り立っている波動ですが、精神が不安定なときほど低くなってしまうことがあるんですね。
波動は低くなるほど、悪いエネルギー(悪い出来事)を引き寄せやすくなると言われています。
もしかしたら、金縛りを引き起こすきっかけになることもあるんじゃないかと考えられますよね。
そのため、金縛りのような自分にとって嫌な出来事が起こりやすいときは、自分の波動が低くなっているサインなのかもしれませんよ。
ちなみに、波動が低くなるきっかけとしては、
- 普段からネガティブに考えやすい
- 失恋などショックなことが起きたとき
- 体調が悪いとき
- やりたいことができていないとき
- 我慢することが多いとき
このようなマイナスな感情が働くときと言われています。
霊による仕業または霊性が高まっているサイン
金縛りの原因としては定番ですが、霊による仕業と言われていることもありますよね。
確かに、金縛りを経験してきた人たちの中には、霊的な恐怖体験をしたことがある人も多いでしょうしね。
もちろん、生霊や動物霊やその他悪い低級霊が憑りついてしまって、金縛りが引き起こされることもあるかもしれません。
最近、ふざけて心霊スポットに行ったなど、心当たりがある人は注意が必要かもしれませんよ。
また、他の説としてですが、霊性が高まっているときほど金縛りが起きやすくなる可能性もあるとされています。
霊性とは、
- 霊が見えやすくなる
- 憑依体質になってしまう
- 心霊体験に出くわしやすい
このような霊界との距離が近づいてしまうような霊感の強い人を指します。
でも、今までそんな霊性や霊感なんて一切なかった人もいますよね。
なんで、そんな急に霊性が高まってしまったのか不思議に思う人もいるでしょう。
急に霊性が高くなってしまう原因としては、直近で何か死に近づくような経験をしたことがある人に多いとされています。
もしも、臨死体験や九死に一生を得るような経験をした人は、一度死に近づいたことによって霊性が高まり金縛りが起こりやすくなっているのかもしれませんよ。
魂の成長による高次元との繋がりが深くなっているサイン
人生は、自分の魂を成長させるために存在すると言われることもあります。
この魂というのは成長していくほどに、高次元との繋がりが深くなるとされているんですね。
高次の世界と繋がることは、自分の生きる役割(使命)を知ることができるとされています。
そこで、金縛りの話に戻りますが…。
金縛りが起きているときは、この高次の世界と繋がっているときと言われることもあるんです。
そのため、金縛りが起きるときほど、自分の魂が成長しているときであって高次の世界と繋がっているときなのかもしれませんよ。
このように、金縛りには様々なスピリチュアルな理由があるとされています。
理由をハッキリさせたいときは、霊視や透視などの占いを利用する人も多いです。
自分では気づけないことや最善の行動を知るきっかけになるかもしれませんよ。
金縛りが起きたときのスピリチュアルな対処法
実際に、金縛りが起きてしまったとき、どうするべきなのか分からずに不安な人もいますよね。
そこで、スピリチュアル的にもどう対処していくべきなのかをご紹介していきます。
湧き上がる感情を読み取る
金縛りは、何か自分にメッセージが送られている可能性もあります。
それが、高次の自分からなのか、潜在意識からなのか、守護霊や低級霊からなのかは分からない。
だからこそ、金縛りが起きたときには、スピリチュアルなメッセージとしてよくある湧き上がる感情を読み取ることが大切なんです。
何か、喜怒哀楽の感情が湧き出たりしてきたときは、その感情がどこから来ているものなのか考えてみましょう。
心の奥底に隠れている何か大切なことに気づけるようになったときは、何か救われることもあるかもしれませんよ。
目の前に起きたことを素直に受け入れる
よく金縛りの最中に、恐怖体験や不思議な体験をする人も多いと言いますよね。
そんなとき怖がってしまう気持ちは分かりますが、まずはその目の前で起きたことを素直に受け入れましょう。
スピリチュアルでは、世の中のすべてのことに意味があると言います。
もしかしたら、その金縛りの際に体験したことに意識を傾けてみることで、何か自分にとって大切な気づきがあるかもしれませんよ。
なんでも起きた出来事に対して素直に受け入れていくことで、自分が進むべき道が分かることも増えていくかもしれませんからね。
環境を変える
何をしても金縛りの頻度が減らないときは、環境を変えてみるのも良いかもしれません。
もしかしたら、土地柄の問題で霊道付近に住んでいるのかもしれませんしね。
どうしても、霊の通り道と言われる霊道付近に住んでいる家は、あらゆる霊的な現象が起きやすいと言われていることもあります。
今いる環境に少しでも違和感を感じることが多いなら、自分の身を守るために良い環境に引っ越すのも一つの手になるでしょう。
自分を大切にして生きていく
もしも、金縛りが波動が低くなっていることが原因なら、これからは自分を大切にして生きていくことを意識してみましょう。
普段から、我慢や不満ばかりで自分らしい人生を送れていない人ほど、波動は低くなってしまいます。
波動が低いまま過ごしていれば、霊が憑りつきやすい体質になったり、悪いエネルギーを引き寄せやすくなってしまい金縛りを起こしやすくなってしまうこともあるでしょう。
そのため、波動を高めるように自分を優先するような人生を生きてみましょう。
我慢をしない、やりたいことをやる、疲れたらリラクゼーションで癒したりなど、自分を大切にして生きてみましょう。
そうすることで、悪い理由によって引き起こされる金縛りも減ってくるかもしれませんよ。
【おまけ話】人生で3度の金縛りを体験したときの実話
今までに、自分は人生で3度の金縛りを経験したことがあります。
そのときの体験談をおまけとしてご紹介していきます。
もしかしたら、似たような経験している人もいるかもしれないのでチェックしてみてください。
【1回目】気配
初めての金縛りは、高校生の頃でした。
午後の授業がダルくて、サボって家に帰った日があったんですよね。
帰宅後、ベッドでゴロゴロしていたら寝落ちしてしまったみたいで、目が覚めて起き上がろうとしたら、なんと身体が動かない…。
最初は、人生初めての金縛りに頭の中はパニック状態でしたが、ふと何か頭上に気配を感じたんですよね。
人かは分からないですけど、何かの気配はありました。
ちょっとした恐怖感はありましたが、身体も動かせないしジッと待っていると、いつの間にかまた寝落ちをしてしまいました。
再度目を覚ましたときには、金縛りも解けていて起き上がることもできました。
結局、あの気配はなんだったのかは今でも分かりません。
【2回目】黒い人間の影
2回目の金縛りは、20代前半の頃の話ですね。
夜いつもの時間ぐらいに寝たんですが、真夜中であろう時間に起きてしまいました。
水でも飲みに行こうかと思って起き上がろうとするが、身体が動かせない…。
「うわぁ…。久しぶりの金縛りかよぉ…。」なんて頭の中で思っていたんですが、2回目ということもあって結構冷静でした。
しかしながら、ここからは1回目の金縛りとは大きく違う現象が起きたんです。
天井を向いて寝ていたんですが、目だけが動く状態でした。
そんなときに、目をテレビのある横に向けたときでした。
なんと、明らかに人らしき黒い影がこちらを覗きこんでいるんですよね。
「え?怖い怖い怖い!」なんてパニック状態でした。
普通に誰かいるだろと思って叫びたかったですが、金縛り中って声も出ないんですよね。
めっちゃ怖かったので、とりあえず目を瞑ってジッと待っていたんです。
前回同様に少し時間が経つとまた寝落ちしてしまって、目を覚ますと金縛りは解けていました。
正直、この黒い人影がこちらを覗き込んでいるのは、金縛りで一番怖かった体験でしたね。
でも、凄いのがネットで金縛りの体験談を調べていると、同じ黒い人影を見た人は多いようです。
不思議ですよね。
金縛りは、医学的(科学的)にもメカニズムが証明されているみたいですが、あの黒い人影も何かメカニズムがあって見えてしまうんでしょうかね?
金縛りで身体が動かないだけでなく、あんな恐怖体験までしてしまうなんて思ってもみませんでした。
【3回目】家族の声
3回目の金縛りは、こちらも20代前半のお話です。
だいたい2回目の金縛りから1年後ぐらいですかね。
3回目に関しても、夜いつもの時間に寝てからの話です。
パッと目が覚めて、起き上がろうとするといつも通り身体が動かせない状況に陥りました。
「また金縛りかよぉ…」なんて思いながらも、寝落ちしてしまえばいつも解けるのでジッとしていました。
前回は、唯一動かせる目をテレビ方面に向けたとき、こちらを覗き込む黒い人影が出てくるという恐怖体験をしたこともあって、今回は目を瞑っていました。
しかし、耳を傾けると自分の部屋の扉がガラッと開く音がしたんです。
「え?誰か来た?」なんて驚きましたが…。
扉が開いたあとに、「起きてるの?」なんて家族の声が聞こえたんです。
頭の中では、「金縛りで動けないから助けて」と叫びたかったですが、まぁ声は出ません。
少しの沈黙後、扉が閉まる音がしました。
「寝ていると思って行っちゃったか…」なんて思いながらも、また金縛りが解けるのをジッと待っていました。
その後、すぐに寝落ちしたみたいで朝になって目が覚めました。
もちろん、すぐに昨夜のことを家族に話したんです。
「夜中に起きているか確認しに来たでしょ?あのとき金縛りで動けなくて大変だったんだよ」なんて伝えると…。
家族から衝撃的な返事が返ってきました。
「え?部屋になんて行ってないよ?」とね。
もう鳥肌でしたね。
じゃあ、あの声は誰だったんだよって話ですよね。
これ、本当に医学的(科学的)なメカニズムでも言われている脳の錯覚や妄想なんですかね。
あまりにも、鮮明に聞こえていたしリアルな声だったんですけどね。
これが、自分の3回の金縛りをしたときの体験談でした。
きっと、自分と似たような経験したことある人もいれば、もっと怖い体験をしたことある人もいるでしょう。
でも、何度も言いますが、金縛りにはスピリチュアルな意味を持っていることもある。
そんなスピリチュアルなサインを読み取ることができれば、より良い人生に向かうきっかけになることもあるかもしれません。
金縛りによる体験は、あまりトラウマになるほどのことでもないってことは忘れないようにしておきましょう。
まとめ
このように、金縛りが起きるメカニズムは、医学的(科学的)にも証明されています。
しかしながら、スピリチュアル視点から見ても、金縛りが起きるのには色々な深い意味やサインが隠されていることもあるかもしれないんです。
人生に大事なのは、目の前に起きた出来事をどう受け入れて活かしていくかです。
そのためにも、なんでもスピリチュアル視点から世の中のことを見る癖も付けてみましょう。
もしかしたら、意外な答えに気づけたり、自分の進むべき道を知るきっかけになるかもしれませんよ。