スピリチュアル好きな人なら、一度は前世の記憶を思い出す方法を知りたいと思ったことがある人も多いでしょう。
この世に生まれてくる前の自分の姿ですからね。
本当に前世なんてものがあるなら、興味を持つのは当然のことでしょう。
そこで今回は、そんな前世の記憶を思い出す方法や注意点についてまで解説していきたいと思います。
前世の記憶を思い出す方法は潜在意識にある
スピリチュアル好きな人なら、前世の記憶を思い出す方法を知りたい人は多いでしょうが…。
そもそも、「前世の記憶はどこにあるのか」って感じですよね。
本来では、生きていく中での記憶(思い出)のほとんどは、長期記憶として脳内に残るというのが一般的な知識ですよね。
しかしながら、前世の記憶のようなスピリチュアルな記憶に関しては、潜在意識に残ると言われています。
この潜在意識について、初めて聞いた言葉の人もいるでしょう。
ここからは、簡単に意識についても少し解説していきます。
人間の意識には、潜在意識と顕在意識が存在するとされています。
この2つの意識の違いとしては、
潜在意識:無意識な世界
顕在意識:意識できる世界
こう簡単に考えてもらえればOKです。
また、こちらの2つの意識の働く割合は、
潜在意識:90%
顕在意識:10%
このように言われています。
ビックリですよね。
人間の意識のほとんどは、この潜在意識下(無意識化)にて行われているってことなんです。
そして、そんな人間が意識できない領域でもある潜在意識(無意識領域)に、前世の記憶は残っていると言われているんです。
そのため、これから前世の記憶を思い出す方法として、この潜在意識を攻略することは避けては通れない道とも思っておきましょう。
前世の記憶を思い出す方法【具体的なスピリチュアル理論】
それでは、前世の記憶を思い出す方法についてご紹介していきます。
九死に一生を得るような経験
これは、前世の記憶を思い出す方法ではなく、きっかけでしかないですが九死に一生を得るような経験をした人の中には、前世の記憶が蘇ったと言う人もいるようです。
とはいえ、この噂は本当かどうかも分かりませんし、自ら危険なことに飛び込むことで前世の記憶が蘇るわけでもないので勘違いしないようにしましょう。
ただ、スピリチュアルな世界では、人間は窮地に立たされたときほど自分の想像を超えるような能力を開花するなんてことも言われます。
人によっては、前世の記憶が蘇るようなことが起きてもおかしくないのかもしれません。
夢を通して前世の記憶を思い出す
前世の記憶と関係が深いとされる潜在意識ですが、潜在意識と繋がれる一番のタイミングは寝ているときと言われています。
そのため、スピリチュアル界隈では、寝ているときに見る夢の中には前世の記憶が映し出されているのではないかと考える人も多いんです。
そして、そんな前世の記憶かもしれない夢の内容を細かくノートに書き留めていくことは、より鮮明に前世での記憶を蘇りやすくする方法とも言われています。
スピリチュアルワークを極めた最終地点を目指す
瞑想やグラウンディングはスピリチュアルワークとも言われ、修行に近いものとして認識している人も多いでしょう。
こうしたスピリチュアルワークを極めた者は、悟りに近づきスピリチュアルな感受性も強くなると言われることもあるんです。
そのため、瞑想やグラウンディングを極めた最終地点には、前世の記憶とも繋がれるような神秘的な世界が待っているかもしれないと考える人もいるんです。
ちなみに、瞑想やグラウンディングとはですが、
瞑想:自分の呼吸に意識を傾け無を感じきるワーク
グラウンディング:足裏に地球の中心から大地を通じたエネルギーを感じるワーク
簡単に言えば、このような感じのワークです。
占いを通して過去を知る
一番定番とも言える前世の記憶を思い出す方法としては、占いも有名です。
本当かどうか別として、ネット上には前世療法士なんて言われているような前世の記憶を読み取れる力を持った占い師もいると言います。
自分で前世の記憶を思い出すことができない人にとっては、占いを通して前世の記憶を辿れるかチャレンジしてみるのもいいかもしれませんね。
前世診断をしてみる
面白いのが、ネットには前世診断なんてものもあります。
ある質問に答えていくだけで、自分の前世についての情報があらわになるそうです。
あまりにも簡易的すぎて、その結果が本当かは怪しいところですが…。
前世の記憶を思い出すきっかけとしては、やってみて損はないかもしれませんよ。
前世診断をやってみたい人はこちら
前世の記憶を思い出すために潜在意識に下手に踏み込んではいけない
スピリチュアル界隈でも一部の人は、前世の記憶を思い出すための方法として潜在意識に下手に踏み込もうとするのはよくないと言う人もいます。
要は、潜在意識を通して無理に前世の記憶を思い出そうとしないほうがいいってことですね。
これには、理由があります。
潜在意識ってのは、まだまだスピリチュアルとしても謎の多い領域です。
人が意識することのできない奥深い領域(無意識の世界)なので、当然ですよね。
そして、そんな潜在意識には、自分の願望実現に関わる意識領域もあると言います。
下手に踏み込もうとして、前世の記憶以外を司る領域(願望実現領域など)を刺激してしまうことがあれば、潜在意識下でのパワーバランスが崩れてしまう恐れもあると考える人もいるんです。
これは、現実世界でも、叶う予定だった夢が叶わなくなるなどの願望実現を邪魔してしまう恐れもある危険なことでもあります。
もちろん、スピリチュアルな話なので、本当かどうかも答えも分かりません。
人それぞれで考えや解釈だって違います。
ただ、一つの理論(仮説)として、むやみに前世の記憶を思い出すためだけに潜在意識に下手に踏み込もうとするのはやめたほうがいいという話もあることは覚えておきましょう。
前世の記憶は思い出すものではなく感じるもの
スピリチュアルにどっぷり浸かってしまった人ほど、このいまだに人類が解明できていない非科学的なスピリチュアルな世界への探求心が強いかと思います。
もちろん、気持ちは分かります。
しかしながら、個人的な見解もありますが、このスピリチュアルな世界は無理に解明しようとして答えが出るほど簡単な世界ではないのかとも思っています。
そのため、今回のテーマでもある前世の記憶を思い出す方法もですが、無理に思い出そうとしたところで前世の記憶が蘇ることは基本ないのかもしれません。
そして、スピリチュアルな世界は見るよりも感じるもの(理解しようとする)だと思っています。
前世の記憶も鮮明に思い出すことは不可能だったとしても感じ取ることはできるかもしれない。
よく訪れたことのない場所なのに、
- どこか懐かしさを感じる
- 不思議と涙が出てくる
このような経験をしたことがある人は多いと言います。
こうした不思議な経験は、スピリチュアルでは前世の記憶としてゆかりの地に訪れたときほど起きやすい反応(感情)と言われているんです。
そうなんです。
自分自身では覚えていなくても、潜在意識にはしっかり前世の記憶は残っている。
意識して前世の記憶を思い出すことはできなくても、何か前世の記憶と関係が深い場所や人間と接触すれば、感情を通して感じ取ることはできるかもしれないんです。
まとめ
このように、前世の記憶を思い出す方法は調べれば腐るほど出てきますが、本当に効果があるのかどうかは分からないのが現実です。
また、スピリチュアルな世界では、前世の記憶は潜在意識に記憶されていると言われています。
そのため、潜在意識に無理にアクセスして前世の記憶を見ようとする人もいるでしょう。
しかしながら、潜在意識は願望実現などを司る領域などもあるとされています。
要は、色々と生きていく上で大切なことをコントロールしてくれている重要な意識領域なんです。
そのため、前世の記憶を思い出すためだけに下手に踏み込めば、潜在意識内のパワーバランスを崩してしまい現実世界でもマイナスなことが起きることもあるかもしれません。
そんなリスクを冒さなくても、生きていく中で前世の記憶は感情を通じて感じられる場面はあると言われています。
スピリチュアルな世界への探求心によって、色々と試したくなる気持ちは分かります。
とはいえ、見えないスピリチュアルな世界こそ、無理にこじ開けて見ようとするのではなく、生きていく中で自然と現れるサインやメッセージを読み取ることから大切にしましょう。
このことから、前世の記憶も無理に思い出そうとするより感じ取ることから意識してみるのがおすすめですよ。
この記事が、少しでも誰かの役立つ情報になっていれば嬉しいです。