「断捨離をすると人生が変わる!」なんて言われていますが…。
中には、ばかばかしいと思う人もいるんですよね。
でも、要らない必要ないものを捨てること、身の回りの環境を片づけてスッキリさせることは良いことですよね。
なぜ、そんな断捨離のことを毛嫌いする人がいるのか不思議に思う人もいるでしょう。
そこで今回は、断捨離をばかばかしいと言う人の心理について解説していきたいと思います。
断捨離をばかばかしいと言う人の心理とは
断捨離をばかばかしいと言ってしまう人にも、何かしらの理由があるはずですよね。
その中でも、断捨離を否定する人には以下5つの心理が働いていることが多いと考えられます。
流行りものには興味がない
流行りに乗る人もいれば、流行りものには興味がない人間もいますよね。
そのため、流行りものには興味ない人間からしたら断捨離なんてどうでもよかったりするんですよね。
「断捨離をすれば人生が変わる!」なんてキャッチフレーズを見ても、「そんなんで人生変わるなら苦労しない!ばかばかしい!」と言いたくもなってしまうもんなんです。
基本的にやる前から否定に入りやすい人ほど、流行りものに興味がなく否定的に捉える傾向もありますかね。
非科学的な運気上昇の効果に期待しすぎてしまった
ここまで断捨離が流行ったのは、運気上昇の効果が期待できると言われているからです。
そのため、スピリチュアル界隈の女性からの人気が強いんですよね。
でも、実際にそんな運気を上げるために断捨離をした人の中には、何一つ効果を感じられなかった人もいるでしょう。
例えば、断捨離の運気上昇の効果を信じてやってはみたけど、
- 恋愛運上がると聞いてたのに、恋人なんてできなかった…。
- 仕事運や金運が上がると聞いたけど、出世もしてないしお金も入ってこない…。
こうした期待外れによるショックを受けてしまう人もいるでしょう。
こうした断捨離しても何一つ運気が上がる効果を感じられなかった人ほど、期待外れによるショックからばかばかしく感じてしまう人もいるんです。
捨てて後悔してしまった経験がある
断捨離をした人の中には、捨てて後悔してしまった経験がある人もいますよね。
こうした後悔から、断捨離への不信感を覚える人もいると思います。
そのため、「断捨離なんてやっても後悔することが増えるだけ!」なんて過去の失敗からばかばかしく感じる人も多いんです。
極端なミニマリスト化した人を見てしまった
物への執着を捨て手放すことを目的とした断捨離です。
しかしながら、断捨離をして身の回りのものがスッキリする快感から捨てることへの執着が強くなってしまう人も多いんですね。
この捨てることへの執着が強くなってしまう人ほど、極端なミニマリスト化してしまうこともあるんですね。
そんな断捨離を通して、極端なほどに物を持たないミニマリストたちに対して、引いてしまう人やばかばかしいと思ってしまう人もいるんです。
現実と向き合わず断捨離に逃げているように見えるため
先ほどもちょっと話しましたが、断捨離には運気上昇や人生好転などの効果があると言われているためスピリチュアル界隈の人に人気と話しました。
でも、こうしたスピリチュアル界隈の人を毛嫌いする人たちからしたら、非科学的なものばかり信じて現実と向き合わず逃げているようにも見えてしまうんですよね。
そのため、非科学的な効果を期待して断捨離をするスピリチュアル界隈の人たちをばかばかしいと感じてしまう人もいるんです。
まぁ、悪く言えば夢がない人ですが、良く言えば現実思考な人ってことでしょう。
断捨離による身辺整理の心理的な重要性
色々な理由があって、断捨離のことをばかばかしいと否定する人もいるでしょうが…。
断捨離による身辺整理の心理的な重要性って大きいんですよね。
やるやらないは個人の自由ですが、断捨離をすることで以下4つの利点があることも覚えておきましょう。
正しい判断能力が身に付く
普段から部屋が散らかってしまい片づけられない人ほど、断捨離することで必要なものとそうでないものの区別が付けられるようになります。
こうしたスキルは、生活の中でも正しい判断能力が身に付くことにも繋がるんですよね。
例えば、なんでも何か購入するときには本当に必要なものかどうか考える癖が付きやすく無駄遣いすることが減ったりします。
また、このような慎重な判断で物事を捉え行動や選択を変えることができるようになるのは、今後の人生でも後悔することや失敗することを減らしてくれるきっかけになるでしょう。
断捨離を通して、冷静で正しい判断ができるようになることは大きな利点なんです。
良好な人間関係を築きやすくなる
断捨離って、要らないものを捨てることが目的なのではなく…。
必要ないものへの執着を捨てることのほうが意味合いとしては強いんですね。
そのため、断捨離を通して何かに執着しては捨てられない精神(依存)を見直すようになれば、人間関係においても良い影響を与えることもあります。
それは、自分にとって必要ない人も見極めるようになるために、縁を切る決心(人間関係の断捨離)もしやすくなるからです。
断捨離する人ほど、自分の身の周りにいる人間関係も整理していく傾向があるってことです。
そのため、自分の身の周りに嫌いな人や不快な気持ちになる人たちが消えていくような最高の環境に変わっていくこともあるでしょう。
周りからの印象が上がる
身の回りのものがスッキリ片づている人かどうかで、その人自身の印象が変わってくることもありますよね。
それだけ人間ってのは、周りの背景を見てその人自身のイメージや評価を付けてしまうこともあるんです。
例えば、
- 部屋が散らかっている人
- 部屋が片づけている人
この前者後者なら、どちらの人のほうが印象が良いですか?
当然、後者の部屋が片づいている人のほうが、清潔感があってしっかりしている印象を持ちますよね。
だから、断捨離して身の回りのものを片づけるようになった人ほど、周りから清潔感あるしっかり者として見られるようになったりして印象が上がることも多いんですよ。
色々な縛りやストレスから解放される
人は環境によってストレスを感じる度合いも変わります。
当然、窮屈で居心地悪い場所ほどストレスを感じることも増えていきますよね。
そのため、身の回りに要らないもので溢れ散らかっている環境の人ってのは、それだけストレスを感じやすい傾向があるんです。
だから、断捨離によって身の回りの環境がスッキリ片づくだけでもストレスって減るんですよね。
居心地が良いところほど、身も心も解放的になってリラックスしますからね。
結果的に、断捨離は環境を変えるだけでなく身も心も癒す力があるってことですね。
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断捨離の効果を上げる正しい捨て方の秘訣
せっかく断捨離するなら効果的に行いたいですよね。
そこで、断捨離の効果を上げる正しい捨て方の秘訣もご紹介していきます。
一つの参考にしてみてください。
自分に必要なものか必要ないものかハッキリさせて分けること
何を捨てるべきか分からないときは、自分に必要なものか必要ないものかハッキリさせて分けるようにしましょう。
もう使うことがなくなったものや壊れて直す予定がないものなど、今の自分には必要なくなったものなどありますよね。
こうした今後の人生において、自分にとって必要性が低いものと感じたものほど優先して処分するようにしましょう。
どんなものにも感謝をして捨てること
なんでも感謝することって大切ですよね。
実は、断捨離にはこうした感謝することへの大切さに気づけるようになる利点もあるんです。
本来なら、生きている中で感謝できる場面ってたくさんありますよね。
例えば、ご飯を作ってくれる人にも感謝、お米を作ってくれた人にも感謝みたいにね。
要するに、人は生きていく中でたくさんの感謝に包まれながら過ごしているわけです。
でも、なんでも当たり前になってしまうほど、こうした感謝することも忘れてしまいますよね。
そのため、断捨離するときには感謝することへの大切さに気づくため、物を捨てるときには今まで役立ってくれたことへの感謝をしてから捨てることが望ましいんです。
断捨離を通して、何事にも感謝することを忘れず過ごせるようになる人ほど、人生での幸福度も上がっていくとされています。
これは、視野が広がるというか、小さな幸せを見つけられるようになるからかもしれませんね。
せっかく断捨離をするなら、こうした捨てるものに対して感謝の気持ちを持って処分してみましょう。
大切にしていたものや思い出あるものほど供養が必要
誰にでも思い入れのあるものってありますよね。
例えば、昔に買ったお気に入りのぬいぐるみや人形など…。
でも、こうした動物や人間などの生き物をモチーフにしたものには、大切にしていただけ自分の思いによる念がこもったり魂が宿ることもあるとされています。
だから、適当な気持ちでポイっと捨ててしまえば、罰が当たってしまうかもしれませんよね。
もちろん、非科学的な話なので信じるか信じないかはあなた次第です。
ただ、こうした大切にしていた思い入れのあるものを捨てるときには、神社やお寺で供養してから処分するほうが気持ちよくお別れができると思いますよ。
捨てることに執着しすぎないこと
断捨離って言っても、ただ捨てればいいと思っているなら間違いです。
なんでもかんでも捨てればスッキリすると思ってしまう人もいますが、それでは断捨離の本当の良さは発揮されません。
物を捨てることに執着するんじゃなくて、自分によって必要ないものへの執着を捨てることを意識しなければいけないんです。
物に執着している人ほど、人にも執着してしまいやすい。
そんな人ほど、人生でも苦労することが増えてしまう。
だから、断捨離を通して執着心を捨てる練習をすることが大事なんです。
物への執着心を捨てることができれば、人間関係における要らない執着心も手放せるようになる。
こうした断捨離を深く理解しながら行うことで、様々な場面でも人生を変えるほどの効果を発揮することもあるんです。
物を捨てるのではなく、執着を捨てるってことを忘れないようにしましょう。
何事も人生は経験してなんぼである
片づけスキルが身に付く断捨離ですが、「身の回りの要らないものを捨てて整理するようになってから人生が良い方向に変わっていった!」なんて人に対して…。
やってもいないのに、「断捨離で人生変わるなんてあるわけない!ばかばかしい!」と否定的な意見を言う人だっていますよね。
でも、もちろんですが、人それぞれで断捨離による効果を感じる度合いも違います。
まったく断捨離の効果なんて感じない人もいれば、捨てて何か後悔した人だっているでしょう。
しかしながら、何事も人生は経験してなんぼなところもあります。
やってみないと分からないこともあるし、やってみて後悔や失敗することがあったって、またそこから学べることだってあるでしょう。
結局は、何事も否定的に考えるんじゃなくて一度はやってみることが大事!
そして、なるべく失敗や後悔しないように、正しいやり方を調べてからやってみることです。
断捨離は、正しいやり方や自分に合ったやり方で始めることができれば、これからの生活や人生にも良い影響を与えることもあるかもしれない。
それぐらい断捨離には秘めた力があるんです。
もちろん、個人差はあるとしてもやってみる価値はある。
とにかくですが、やってもいないのに偏見から断捨離をばかばかしいと言う人がいるなら、一度は体験してみればいい。
実際に断捨離をしてみても、こんなのばかばかしいと思えたなら…。
その人にとっては、断捨離は合わなかったってだけです。
ただ、食わず嫌いと一緒ですが、挑戦しないことで損することや知れないことはある。
はたまた自分のチャンスを逃してしまうこともあるってことは覚えておきましょう。
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まとめ
断捨離する人はたくさんいますが…。
その分、断捨離をばかばかしいと言うような否定派も必ず出てきます。
もちろん、断捨離を否定したくなる人にはそれなりな理由があったりするでしょう。
捨てて後悔したことがあるとか、物を捨てるだけで運気上昇するなんて話は信じられないとかね。
まぁ、断捨離への価値をどう捉えるかは個人の自由です。
でも、やってもいないのに断捨離を否定している人がいるならもったいない。
人生は、何事も経験してなんぼです。
これも、私自身の価値観でしかない言葉ですが、やってみないと分からないこともある。
もしも、この記事をきっかけに断捨離をやってみようと思った人がいるなら、今回ご紹介した断捨離の効果を上げる正しい捨て方の秘訣も参考の一つにしてみてください。
この記事が、少しでも誰かにとって役立つ情報になっていれば嬉しいです。