今の時代、身の回りのものを整理しようと断捨離をする人も増えてきました。
しかしながら、こういった身辺整理では捨ててはいけないものとして11のものもあります。
そのため、見よう見まねで適当になんでもかんでも捨ててしまう傾向がある人は気をつけなければなりません。
身の回りのものを捨てるときには、間違ったやり方をしてしまうと後悔することや危険なことも多いためです。
そこで今回は、断捨離や身辺整理で捨ててはいけない11のものについて解説していきたいと思います。
断捨離は、間違った知識で捨てると後悔することも…。
断捨離は、身の回りの要らないものや必要ないものを処分し整理していく片づけ術です。
こうした身辺整理することは、環境だけでなく心身共にスッキリすることにメリットがあります。
しかしながら、間違った知識で適当になんでもかんでも捨ててしまうと後悔することもあるんですね。
例えば、中途半端な知識で断捨離をしてしまっている人の中には、「やっぱり捨てなければよかった…」なんてことが頻繁に起きます。
そうなんです。
断捨離は、要らないものや必要ないものを正しく判断できるスキルが試されるんです。
ここでの判断をミスして必要なものまで捨ててしまっては、スッキリするどころか後悔からストレスだけが溜まっていきます。
そのため、断捨離や身辺整理で捨ててはいけないものは最低限は知っておくことが大事なんです。
断捨離や身辺整理で捨ててはいけない11のもの
それでは、実際に断捨離による身辺整理を行うときに捨ててはいけない11のものをご紹介していきます。
断捨離による効果を最大限に感じたい人は、参考の一つにしてみてください。
普段から使っているもの
当り前ですが、普段から使っているものをわざわざ捨てる必要はありませんよね。
でも、断捨離する人の中には、全部捨てたくなってしまう衝動に駆られる人もいます。
「せっかくやるなら、いっそのこと全部捨ててしまえ」なんて考えになってしまう人もいるんです。
しかしながら、こうした適当な判断で物を捨てると後悔することが多くなります。
まずは、普段から使っているものよりも使っていないものを優先して捨てましょう。
まだ着れる洋服
断捨離の中でも、一番最初に捨てる対象になりやすいのが洋服ですよね。
もちろん、洋服は捨てても問題はありません。
しかしながら、断捨離はなんでもかんでも捨てればいいってわけでもないんです。
まだ使えそうな洋服を捨てようとしているなら、リサイクルショップで買取りしてもらってお金に変えたり、どこかに寄付することもおすすめです。
他に大切に着てもらえる人や必要としてくれる人がいるなら、洋服は捨てるよりも誰かに渡るように循環させたほうがいいんです。
結果として、自分にとって要らない洋服が人を幸せな気持ちにさせることもありますからね。
植物などの生きているもの
観葉植物を育てている人もいるでしょうが、こうした生きているものを捨てるときも専門の業者に引き取ってもらうほうがいいでしょう。
そのほうが、リサイクルのような形でまた新しい人に渡って大切に育ててくれるかもしれませんしね。
命があるものほど大切に扱うべきなんです。
断捨離するときには、植物などでも命のあるものは捨てるよりリサイクル業者などに任せましょう。
思い出の写真
思い出の写真って捨てたくても、なんだか気分的に捨てずらいところありますよね。
中でも、誰かが写っている写真などを捨てるときには注意が必要です。
ビリビリに破いたりなど、そんな罰当たりな捨て方をしてしまうと運気が下がることや悪いことが起きるなんて噂もあります。
風水やスピリチュアルでは、こうした思い出のある写真や人が写った写真を捨てるときには、神社やお寺でお焚き上げしてもらってから処分するのがベストとされています。
どんな思いのある写真だったとしても、むやみにポイっと捨てるのは避けましょう。
人からの借りたもの
過去に人から借りたまま返し忘れているものってありますよね。
例えば、
- ゲーム機やゲームソフト
- 漫画
- 参考書
この辺なんて借りて返し忘れるものとしては定番です。
でも、こういった借りたものには、持ち主の思いが宿っていることもあると言います。
そのため、もう会うことがないからといって、むやみに捨てるのもよくないんです。
もちろん、借りた人に返せる環境にいなかったり大して高価なものでもないなら捨てたくもなるでしょうけどね。
どうしても状況的に捨てる以外に方法がないなら、貸してもらったことへの感謝の気持ちを持ってから捨てることをおすすめします。
感謝の思いを込めてから捨てることで、より良い気の流れる状態で物との縁を切ることができます。
重要な資料や書類
年々と資料や書類関係のものは、どんどん溜まっていってしまうものです。
とはいえ、中には重要な書類などもあるため、捨ててもいいものと捨ててはいけないものもあるでしょう。
捨ててはいけない資料や書類で多いのは、
- 個人情報が書かれているもの
- 証明書や保証書
- 今後も確認に必要な書類や資料
- 再発行ができないもの
- 再発行に時間がかかるもの
この辺でしょうかね。
資料や書類関連のものを整理するときは、最低限はこの辺を確認してから捨てるべきでしょう。
間違って重要な資料や書類を捨ててしまえば、大きな問題やトラブルを招くこともあるでしょうしね。
希少性あるものや価値があるもの
意外なものが、希少性があったり価値があることもあります。
だから、なんでも適当に捨てると後悔することもあるんですよね。
中でも、ヴィンテージなものやアンティークなものは、プレ値が付いている可能性もあるのでチェックしておきましょう。
こうした希少性や価値があるものは、将来的にも残しておくべきものでもありますし、または処分するぐらいなら買取り業者に査定してもらいましょう。
希少性や価値あるものほど、処分するよりも誰か大切にしてくれる人に託すような循環を作ることがおすすめです。
緊急時や防災に使えるもの
要らないものや使わなくなったものでも、緊急時や防災に使えそうなものなら残しておくことがベストです。
例えば、
- ペットボトル(水を入れて保管しておく)
- 懐中電灯
- スリッパ
- 賞味期限が長い食料や飲料水
- モバイルバッテリー
など
もしも、緊急時や防災のときに役立ちそうなものなら捨てずに使っていないリュックなどにまとめて保管しておきましょう。
形見や遺品など
ご先祖から代々引き継がれているものや形見や遺品などを残している人は多いです。
こうしたものは、むやみに独自の判断で捨ててしまうことはあまりおすすめしません。
親戚などが集まったときに、勝手な判断で捨ててしまったことをきっかけに問題やトラブルに発展してしまうこともありますからね。
もう要らないものや必要ないものだったとしても、処分する前に家族や親戚などの身内に引取ってくれる人がいないかチェックしておくべきでしょう。
人形やぬいぐるみ
スピリチュアルでは、昔から大切にしていた人形やぬいぐるみほど持ち主の念や魂が宿ると言われています。
そのため、思い出がある人形やぬいぐるみを捨てるときには、神社やお寺で供養することがベストでしょう。
ずっと一緒に過ごしてきた人形やぬいぐるみです。
別れるときには、感謝の気持ちを込めてしっかり供養してから処分しましょう。
または、供養してからどこかに寄付することもおすすめです。
そのほうが、大切にして使ってくれる人に渡るので良い循環が生まれます。
お守りやお札
毎年初詣などで、お守りやお札を買う人もいますよね。
意外にも、こういったお守りやお札などの神聖なものの捨て方が分からず溜まってしまう人もいるでしょう。
決して、ゴミ箱には捨てないようにしましょう。
こうした神社などでも神聖なものとして扱われるお守りやお札の処分は、購入した神社に返納することがおすすめです。
お守りやお札の返納期限は、だいたい1年ぐらいが目安です。
中には、お守りやお札を返納できない神社もあるので、そういった場合は他を探しましょう。
断捨離や身辺整理で捨てるべきもの
ここまで、断捨離や身辺整理で捨ててはいけない11のものを紹介してきましたが、捨てるべきものもご紹介しておきます。
何から捨てるべきか迷ってしまったときは、以下3つのものを意識して優先して捨てていきましょう。
過去に縛られるもの
身の回りに、嫌な過去を思い出すようなものや次に進めなくなるような自分を縛るものがあれば処分してしまいましょう。
よくあるのは、元恋人や仲良しだった友達との思い出のものですかね。
もちろん、忘れたくない過去だったりする思い出のものなら無理に捨てる必要はないです。
しかしながら、残しておくと自分が苦しくなるようなものや次に進めなくなるようなものなら、捨ててしまったほうが自分のためになることが多いです。
断捨離は、こうした過去との縁を切ることで自分を解放するきっかけも作れます。
覚悟が決まったときは、過去を思い出すことで自分を縛るものを優先して捨てましょう。
まだ使えるけど今後使う予定がないもの
なんでもかんでも、もったいない病が出て捨てられない人いますよね。
もう何年も使わずにタンスの奥にあるものでも、「いつか使うかもしれない…」なんて言って捨てられずに残しておく人いますよね。
スピリチュアルでは、使っていないものをほったらかしにしていると悪いエネルギーが蓄積しやすいと言われています。
また、何年も使っていないものは恐らく今後も使うことはないことがほとんどです。
そのため、断捨離するならこうした何年も使っていないもので、今後も使う予定が決まっていないものにしましょう。
きっと、一生使うことがないものでしょうからね。
この捨てる決断ができなければ、今後も無駄に物が増え続けていくだけです。
いつでも身の回りの環境は、スッキリしているほうが気持ちもスッキリして安定します。
なるべく使わなくなったもので部屋や収納スペースがゴチャゴチャしているなら、処分し一度環境をスッキリさせましょう。
壊れていて使えないもの
壊れているのに残しているものありませんか?
中でも、高価なものほど、壊れていても捨てるに捨てきれないことありますよね。
しかしながら、これもスピリチュアル的には悪いこととされています。
壊れているもの=死を意味することもあるため、壊れているものを残しておくと悪いエネルギーを発しやすいとされています。
最悪の場合、自分の運気を下げることもあるのでおすすめしません。
ジャンク品ならリサイクルショップで引き取ってもらうか処分しましょう。
また、今後直すつもりがあるなら、早めに壊れたものは直して愛情を込めてまた使うようにすれば問題ありません。
断捨離するときには、壊れたものは処分するか直すかハッキリさせましょう。
まとめ
このように、断捨離や身辺整理では捨ててはいけないものってのがあります。
なんでもかんでも適当に捨ててスッキリさせればいいってわけではないんです。
身の回りのものを捨てて整理するときには、捨てるものによっては最低限のマナーや正しい捨て方があることも意識しておきましょう。
間違った断捨離をしてしまえば、後々後悔することや問題やトラブルが増えることもありますからね。
しっかり、断捨離の効果を発揮させたいなら、今回ご紹介した断捨離や身辺整理で捨ててはいけない11のものや断捨離や身辺整理で捨てるべきものも参考の一つにしてみてください。
この記事が、少しでも誰かの役立つ情報になっていれば嬉しいです。