人付き合いの中でも、何かと愚痴を聞かされる役回りだなと感じる人っていますよね。
他にも人がいるのに、なんでわざわざ自分ばっかり…。
実はこれ、スピリチュアル的な意味合いがあったりもするんです。
正直どんな理由があれ、人の不満や文句を聞いていても良い気分にはならないでしょう。
今回は、そんな職場や友達やママ友などの人間関係において、いつも愚痴を聞かされてしまう人のスピリチュアルな意味と対処法までご紹介していきます。
愚痴の悪口の違い
ではまず、そもそもスピリチュアル的な観点から見て、愚痴と悪口は違うのかということについて解説していきましょう。
愚痴も悪口も、種類は違えども不満を吐き出しているということには変わりありませんよね。
しかし、少しだけ意味合いが違います。
悪口というのは、他人を自分の価値観でジャッジしています。
自分の物差しで、人を批判するという行為なんです。
そして、愚痴というのは、自分の自信のなさをなんとか正当化させようとしている状態。
批判されない状況下で、自分の意見を主張するという行為です。
どちらも、深層心理の部分では不満というものが元になっていますが、スピリチュアル的な観点から見ると、少し異なるんですね。
愚痴を聞かされる人のスピリチュアル的な意味とは?
それでは早速、愚痴を聞かされる人のスピリチュアル的な意味を、解説していきましょう。
愚痴を言う人と同じ波動
まず1つ目は、愚痴を言う人と同じ波動ということです。
愚痴を言う人は、愚痴を言わない人に比べると、波動的には低い傾向があると言われています。
そこで問題なのは、スピリチュアルな世界では引き寄せの法則として同じ波動のものを引き寄せるという特徴がありますよね。
この仕組みから考えると、愚痴を聞かされる人は愚痴を言う人と同じ低い波動でいる可能性があるということ。
自然と同じ波動に引き寄せられるようにして、愚痴を言う人が近づいてきているかもしれないんです。
共通点が多く共感体質に見える
2つ目は、共通点が多く共感体質に見えるということ。
愚痴を聞かされる人というのは、人の意見を否定したり、必要以上にアドバイスをするようなことはしない特徴があります。
そのため、共感してくれる人を求めて愚痴を言う人にとっては、最高のターゲットにされやすい傾向があるんです。
なんでも、自分のことを分かってくれるって嬉しくなっちゃいますからね。
こうした分かってくれる人に対して、依存してしまうような人は多いってことです。
また、相手の低い波動に合わせて共感してしまえば、自分も同時に波動が落ちていくので悪循環だったりもするんです。
優しくて自己肯定感が低い
3つ目は、優しいということ。
優しいタイプの人は、意外にも自己肯定感が低いという特徴もあり、波動も低い傾向があります。
優しいにも2つのタイプがありまして、
- 【前者】自分に余裕がある優しさ:自分を優先して生きている
- 【後者】自分に余裕のない優しさ:他人を優先して生きている
前者の優しさを持っている人は、自分を優先して生きています。
そのため自分に自信があり波動も高いため、人にも余裕を持った対応ができます。
打って変わって、後者の優しさを持っている人は、他人を優先して生きています。
自分に自信がなく波動が低いため、嫌われないように人と関わる傾向があるんです。
「優しい」なんて言うと聞こえが良いですが、後者の優しさには奥に潜む深層心理として、嫌われたくない感情に縛られている人が多いんです。
人に嫌われないように生きている人ほど、必要以上に相手に話を合わせたり、ヨイショしてしまうことが多くなる。
ヨイショされた側も気分が良いので、毎回何かあれば気分を上げてくれる人、自分を優先して考えてくれる人を頼ろうとしてしまうんですね。
こうしたことから、必要以上に相手を優先し優しい人ほど愚痴を聞かされるターゲットになりやすいと言えるんです。
過去にトラウマを抱えている
そして4つ目は、過去にトラウマを抱えているということ。
人は、過去にトラウマを抱えている場合、無意識に同じような状況になることを避けようとします。
過去にトラウマを抱えている人ほど、自分が攻撃されるのも避けたい心理が働くので、他人の事も攻撃しません。
これが、愚痴を言いやすい雰囲気を作ってしまっているんです。
愚痴を言う人のスピリチュアル的な意味とは?
では次に、愚痴を言う人のスピリチュアル的な意味をご紹介していきましょう。
運気が低迷していて波動が下がっている
まず1つ目は、運気が低迷していて波動が下がっているという状態です。
人には、人生の中でエネルギーの波が存在していて、運気が低迷してしまう時期もあります。
そのようなときは、満たされない思いが充満し波動が一気に下がってしまうんです。
このような状況になると、同じように波動の低い人を見つけては、愚痴を言い続けることで悪いエネルギーを解放しようとしているんです。
自己承認欲求が強い
2つ目は、自己承認欲求が強いということです。
自己承認欲求というのは、「自分で自分を認めたい」という欲求のことです。
愚痴ばかりいう人は、常に自分で自分を受け入れられない状況に陥っている場合が多いと言われています。
自分で自分を認められないと、スピリチュアル的に孤独感が強くなり愚痴を言いやすくなる傾向があります。
愚痴を言うことで、「そんなことないよ」と他人から受け入れてもらう。
そうすることで、他人から自分の安心を作り、自分を認めようとするんです。
愚痴を言う人ほど、相手のエネルギーを消費させて安心を得ようするってことです。
他人のエネルギーを食って、自分のエネルギーを節約しているようにも捉えることができますよね。
だから、愚痴を聞かされる人のほうが疲れたり、同じようにネガティブになりやすくなったりもするんです。
マイナスエネルギーを吐き出している
そして3つ目は、マイナスエネルギーを吐き出しているということ。
愚痴には、とても大きなマイナスエネルギーが含まれています。
言霊なんて言われますよね。
言葉一つにしても、どんな言葉を発するかで、プラスのエネルギーなのかマイナスなエネルギーなのか分かれるんです。
愚痴と言うのは、ネガティブなエネルギーであり、言霊としてもマイナスなエネルギーです。
こうしたマイナスなエネルギーのある言葉を他者に言うことで、自分の中からマイナスエネルギーを外に吐き出そうとしているとも言えます。
こちらの記事も読み合わせるとおすすめ

愚痴を聞かされる時の対処法
それでは最後に、愚痴を聞かされるときの対処法について解説していきたいと思います。
波動を高く保つようにする
まず1つ目は、波動を高く保つようにするということです。
最初に解説しましたが、スピリチュアルな世界では同じ波動のもの同士は引き寄せ合うという性質があります。
愚痴を聞かされないようにするためには、まずは自分の波動を高くして、愚痴を言う人の波動と違う次元に上昇させてしまうことなんです。
波動を上げるものとしても、
- 瞑想や深呼吸をすることで心身を落ち着かせる。
- 好きなことをする。
- やりたくないことはやらない。
- 食生活は、オーガニック中心にしたり、栄養バランスを整える。
今すぐできるのだと、この辺でしょうかね。
「波動を上げる」なんて言うと、スピリチュアルなことをしなくてはいけないと思っている人もいますが、そんなことはありません。
意外にも、健康に良いこと、不満を減らすこと、自分らしく生きることが波動を上げるコツなんです。
ヒーリングをして邪気払いをする
2つ目は、ヒーリングをして邪気払いをしてみる。
自分の波動が低くなっているなと感じるときは、まずは自分自身をヒーリングで癒すことも大切です。
邪気を払うには塩を入れたお風呂に入ってみたり、自然の中に身を置いて浄化するのも効果的です。
よく手軽にできるのだと、お風呂にエプソムソルトなんて良いと言われていますよね。
潜在意識を浄化する
そして3つ目は、潜在意識を浄化すること。
潜在意識は、普段自分では意識できない部分ですよね。
そのため、波動が下がってしまっているときというのは、何かしら潜在意識からSOSサインが来ていることが多いんです。
そのサインに気づくためには、瞑想をしたり、グラウンディングを行うことで、潜在意識を浄化するように心がけましょう。
瞑想のやり方 |
①イスまたは床に座る(背筋を伸ばせる姿勢ならどんなものでもOK) ②一度深呼吸をして肩の力を抜きます。 ③目は閉じる又は半目でOK。 ④ゆったりと自分の心地良い自然なペースで深い呼吸をする。 ⑤気分が落ち着くまで、意識を呼吸だけに集中して過ごす。 |
グラウンディングのやり方 |
①ソファやイスなどに座り、背筋をピンと伸ばす。 ②両足共に足裏をしっかりつま先から踵まで床に着ける。 ③そのまま、目を閉じてゆっくり深呼吸する。 ④地面に接地している足と地球の大地からでる木の根っこが繋がるようなイメージをする。 |
たったこれだけです。
いつでもどこでもできるので、参考にしてみてください。
まとめ
このように、愚痴を聞かされることが多い人ほど、スピリチュアル的な意味があったりするんです。
スピリチュアル視点で考えると、全ての現実(事柄)は自分の中の波動の状態や、潜在意識で信じていることが映し出されるとも言われています。
そのため、今の自分の波動や潜在意識が原因で、愚痴を言う人を無意識に引き寄せてしまっていることもあるってこと。
「もう他人の愚痴を聞きたくなんてない!」と思った人は、今回ご紹介した対処法が役立てば嬉しいです。