ムーンストーンは、スピリチュアルな効果があるとされ人気ですが、中には怖い噂もあります。
癖がある石のために相性が悪い人もいますが、持ち始めてから嬉しい出来事が起きたなどの不思議な体験談を語る人も多い石でもあります。
そこで今回は、そんなムーンストーンの特徴など、石の力や魅力について語りたいと思います。
ムーンストーンの歴史と名前の由来
ムーンストーンは、古くから月の魔力の化身や神聖な石として古代ヨーロッパやインドで非常に大切に扱われてきた歴史を持ちます。
古代の人々は、魔除けのお守りとしてムーンストーンを身につけていたとされています。
そんなムーンストーンの名前の由来は、石の表面に月の光のような光が浮かぶという特徴から月の石=ムーンストーンと名付けられたと言われています。
ムーンストーンの石言葉と特徴(鉱物データ)
ムーンストーンの石言葉には、以下のような意味が込められています。
ムーンストーンの石言葉 |
健康、幸運、恋の予感、希望、永遠の愛、純粋な愛、母性本能 |
このような石言葉から、愛情深い人間性を高めてくれる石と感じます。
ムーンストーンの特徴(鉱物データ)については、以下の表をご覧ください。
ムーンストーンの特徴(鉱物データ) | |
和名 | 月長石(げっちょうせき) |
モース硬度 | 6~6.5 |
比重 | 2.55~2.63 |
光沢 | ガラス光沢~真珠光沢 |
色 | 無色、白色、桃色、灰色、橙色、黄色、緑色 |
産地 | スリランカ、インド、タンザニア、マダガスカル、ミャンマー、オーストラリア、メキシコ、っポーランド、アメリカ |
ムーンストーンのスピリチュアルな効果や意味
それでは、ムーンストーンにまつわるスピリチュアルな効果や意味をご紹介していきます。
恋愛成就
ムーンストーンには、理想の相手との恋愛を成就させる効果があるとされています。
そのため、恋愛面において、今まで進まなかった恋愛が新たな展開へ進むこともあるかもしれません。
霊感を高める
予言と透視の石と呼ばれるムーンストーンは、持ち主の直感力や霊感を高める効果があるとも言われています。
そのため、事前に危険を察知しては回避できるヒントを促します。
また、持ち主だけでなく周りの大切な人に迫る危険も除けるとされています。
女性性の開花や魅力アップ
ムーンストーンは、その名前の通り月のエネルギーが強いとされる石です。
また、女性性を象徴する力も強いと言われています。
そのため、女性の月のリズムによって不安定になりやすいエネルギーを安定させます。
また、内側に隠された女性性を開花し魅力を引き出してくれます。
夢や目標達成へ導く
ムーンストーンは、持ち主を進むべき道へ導く効果があるとされています。
そのため、夢や目標を持つ人に対しては、達成するための道のりを示してくれます。
悪いエネルギーから守る
古くから魔除けのお守りとしてもムーンストーンは使用されていた歴史があります。
そのため、邪気や悪いエネルギーから持ち主を守る効果があると信じられているんです。
人からの悪いエネルギーの影響を受けやすい人にとっては、安心した生活へ導きます。
ムーンストーンと相性が良い人の特徴
ムーンストーンの意味や効果からすれば、以下のような特徴がある人ほど相性が合うでしょう。
ムーンストーンと相性の良い人は、
- 理想的なパートナーを求めている人
- 大切な人との良好なパートナーシップを望む人
- 夢や目標を叶えたい気持ちが強い人
- 魔除けとして心強いアイテムを求める人
- 自分に秘めた女性らしい魅力を開花させたい人
など
このような気持ちや環境の人ほど、ムーンストーンの力は発揮しやすいでしょう。
ムーンストーンと相性が悪い人の特徴
逆に、ムーンストーンの意味や効果からすれば、以下のような特徴がある人は相性が合わないこともあります。
ムーンストーンと相性の悪い人は、
- パートナーや新しい出会いを求めていない人
- エネルギーの影響を受けにくい人
- 現状維持で満足できている人
など
このような気持ちや環境の人ほど、ムーンストーンの力は発揮しずらいと言えます。
ムーンストーンと相性が良い石
ムーンストーンと最も相性が良い石は、アメジストが挙げられます。
アメジストは、ムーンストーンと同じく良縁の引き寄せや人間関係を深めるエネルギーも強い石です。
組み合わせることで、より理想的なご縁を引き寄せやすくし、良好なパートナーシップまで築けるようサポートしてくれます。
ムーンストーンと相性が悪い石
ムーンストーンと最も相性が悪い石は、ガーネットが挙げられます。
ガーネットは、積極的な気持ちへ変えるエネルギーが強い石でも有名です。
そのため、ムーンストーンの平和的で穏やかなエネルギーを抑え込みやすく、ガーネットの力が前面に出過ぎてしまう可能性もあるため相性が悪いと言えます。
ムーンストーンの怖い不思議な体験談
ネットには、ムーンストーンを持ち始めてから不思議な現象が起きたなどの怖い体験談を語る人もいます。
でも、これよく調べてみると、「効果がすごすぎて怖い!」という良い意味での表現であることが多いと分かりました。
例えば、ムーンストーンを持ち始めてから、
「気持ちが落ち着くことが増えて人付き合いがうまくいくようになった」
「浄化していくかのように心の奥深いところにある感情が湧き出てきた」
など
こうしたあまりにもムーンストーンの恩恵としか言いようがない変化が著明に現れることで、ゾッとしてしまう人もいるようです。
もちろん、本当に石の効果なのかは分かりませんけどね。
しかしながら、少なからず怖いほど不思議な体験をする人は一定数いるのは事実なんです。
ムーンストーンの歴史から怖い印象を持つ人もいる
ムーンストーンの歴史を辿ると、古代エジプト時代では儀式に使われていた石と言います。
儀式=呪術のイメージを持つ人もいるため、勘違いから怖い印象を持つ人もいるようです。
また、仏教では、ムーンストーンは輪廻転生の意味を含む石とも考えられているようです。
死後あらゆる命を持ってまた生まれ変わるとされる輪廻転生ですが、この命に関する石のイメージから気軽に持ってはいけない怖い印象を持つ石になることもあるんです。
ブルームーンストーンとムーンストーンの違い
ムーンストーンは、乳白色で石の表面にシラーと呼ばれる光が見えるのが特徴的です。
そのムーンストーンの中でも、なお透明感が強く内側から青色の光が放たれている石をブルームーンストーンと呼ばれています。
ムーンストーンに比べてブルームーンストーンは、とても希少価値が高いとされ流通量が少ないのが特徴です。
ムーンストーンのスピリチュアルな使用方法
ここからは、ムーンストーンを使ったスピリチュアル的に効果的な使用方法についてご紹介していきます。
ブレスレットとして
ムーンストーンは、内側に眠る女性性エネルギーの活性化やヒーリング効果の高い石と言われています。
そのため、手首にブレスレットとして身につける人も多いです。
ムーンストーンの良いエネルギーが全身を巡ることで、魅力的な自分を引き出してくれるでしょう。
置物として
古くから魔除けのお守りとして人々の間で大切にされてきたムーンストーンです。
人の出入りが頻繁な様々なエネルギーが混ざり合う場所(お店や玄関など)に置くのがおすすめです。
外から入ってくる邪気や悪いエネルギーを浄化し、持ち主にとって波動の良い空間を維持してくれるでしょう。
ムーンストーンの正しい取り扱い方法と注意点
ここからは、実際にムーンストーンを手に入れたとき用のために正しい取り扱い方法や注意点もご紹介していきます。
本物と偽物の違いや見分け方
ムーンストーンの本物と偽物を見分けるためには、シラーと呼ばれる光の色の違いを見ると区別しやすいと言われています。
本物は、基本的にシラーの色が白やブルーの単色という特徴があります。
打って変わり偽物の場合は、シラーの色が単色ではなく、様々な色が混ざり合ったケースが多いとされてますので見分ける一つのポイントとして覚えておきましょう。
※シラーが様々な色が混ざってる=レインボームーンストーンの可能性もあるため注意
お手入れ方法や保管方法
ムーンストーンのモース硬度は、あまり高くありません。
折り重なって成長する結晶構造をしているため、一定方向からの衝撃に弱い特性があります。
そのため、日常的なお手入れは、柔らかい布などで石の表面を優しく拭く程度でOKです。
また、急激な温度変化に弱い石でもあります。
保管するときは、宝石ケースなどに入れてなるべく温度変化の少ない場所に保管するのが望ましいでしょう。
浄化方法
ムーンストーンの効果を保つには、スピリチュアル的にも定期的な石の浄化は重要です。
ムーンストーンの浄化方法は、
- 月光浴
- 水晶クラスター
- ホワイトセージ
- 水
- 日光浴
この5つがおすすめです。
中でも、ムーンストーンは、名前の通り月との相性が良いです。
満月の日には、月の光に当てて石を浄化してみましょう。
まとめ
このように、ムーンストーンは、スピリチュアル界隈も絶賛するほどの様々な効果や意味を持った石なんです。
自分の求める力と合いそうだなと感じたときは、お守り感覚で持ってみると何か嬉しい変化を感じるかもしれませんよ。
この記事が、少しでも誰かの役立つ情報になっていれば嬉しいです。