オパールには、スピリチュアル的にも恋愛効果や深い意味を持った石と言われています。
しかしながら、噂では運気が下がるなどの不幸の石と呼ばれる一面もある石なんですよね。
そこで今回は、そんなオパールの特徴など、石の力や魅力について詳しく解説していきたいと思います。
オパールの歴史や名前の由来
オパールの歴史は古く、古代ローマ時代にまで遡ります。
オパールは古代ローマ時代には、
- 神の石
- 人々から予知力や洞察力が形になったもの
そう崇められていたと言います。
古代ギリシアでは、稲光が宝石になったものなんて呼ばれていることもあったみたいですね。
また、シェークスピアの小説では、オパールは宝石の女王として登場することでも有名です。
そんなオパールの名前の由来ですが、古代インドのサンスクリット語で貴重な石=ウパラという言葉が語源と言われています。
その後、ギリシャ語で色の変化を見る意味を持つオパリオス→ラテン語のオパルス→オパールという流れに乗って名前が変わっていったそうです。
オパールの石言葉と特徴(鉱物データ)
オパールの石言葉と特徴(鉱物データ)については以下の表をご覧ください。
オパールの石言葉 |
純真無垢、歓喜、希望、忍耐、静穏、幸運、幸福 |
オパールの石言葉には、こうした前向きな意味合いを持つ言葉が多く、ネガティブな気持ちをポジティブな気持ちに変える石とも言われています。
オパールの特徴(鉱物データ) | |
和名 | 蛋白石(たんぱくせき) |
モース硬度 | 5.5~6.5 |
比重 | 2~ 2.25 |
光沢 | ガラス光沢 |
結晶系 | 非結晶 |
色 | 白色、黄色、緑色、桃色、黒色など |
産地 | オーストラリア、メキシコなど |
オパールのスピリチュアルな恋愛効果や意味
それでは、ここらからはオパールのスピリチュアルな恋愛効果や意味についてご紹介していきます。
内面の美しさを引き出す
オパールには、持ち主の内面の美しさを引き出す力や効果があるとされています。
そのため、自分自身の隠れた才能を発見するきっかけを与えてくれる石とも言われているんですね。
中でも、女性に対する内面の美しさを引き出す力が強いとされ、自分の本来持つ魅力やエネルギーを開花させてくれます。
新しい出会い
持ち主や女性の魅力を開花させるオパールですが、理想的な出会いを引き寄せる縁結びの石としても愛されています。
そのため、別名キューピッドストーンと呼ばれることもあるそうです。
高次元(ハイヤーセルフ)との繋がりを高める
オパールは、高次元(ハイヤーセルフ)と繋がる力を高めてくれます。
インスピレーションを高める力が強いために、直感力が研ぎ澄まされやすく、高次元(ハイヤーセルフ)からの必要なメッセージを受け取れやすくしてくれます。
まさに、自分が進むべき道へ導いてくれる石と言えます。
ヒーリングによる癒やし
オパールの美しく輝く光には、持ち主のエネルギーを癒やすヒーリング効果があるとされています。
そのため、感情を豊かにしてくれる石でもあるんですね。
オパールの種類とスピリチュアルな意味
オパールと聞けば、セレブが身につけるような高価な宝石のイメージを持つ人も多いでしょう。
しかしながら、パワーストーンなどのお店で見かけるオパールは、そこまで高価なもの(種類)ではありません。
一般的にパワーストーンとして身につける人が多いオパールの種類は、主に以下4つです。
オパールの種類とスピリチュアルな意味 |
ピンクオパール:女性性を高める
ブラックマトリックスオパール:創造力を高める イエローオパール:自分自身の存在や表現力を高める グリーンオパール:創造力と直感力を高める |
恋愛系に強いオパールを探している人なら、ピンクオパールがおすすめとされています。
運気が下がる不幸の石と噂される真相
オパールの石言葉には、幸福や成功などのポジティブな意味合いを持つことが多いです。
しかしながら、一部の間でオパールは、運気を下げる不幸の石と呼ばれる一面(噂)もあります。
中には、女性が身につけると恋愛運が下がるなんて噂もあるそうです。
この悪い噂の真相は、昔の宝石職人の間で広がった噂がきっかけだと言われています。
オパールは、昔からデリケートな宝石のために取り扱いが難しく、加工する際に破損させてしまう職人も多かったとのこと。
また、こうした宝石加工の際に起きた破損は、職人がその責任を負わされる時代でもあったため、敬遠されやすい宝石でもあったそうです。
そのため、オパールは壊れやすい=責任を負わされれば生活が苦しくなる=不幸の石として恐れられるようになったみたいですね。
オパールが独身におすすめな理由
先ほども話しましたが、オパールの別名にはキューピッドストーンと呼ばれる一面もあります。
良縁を引き寄せる力があると言われているため、独身の人にとっては恋愛運を上げるにはもってこいのパワーストーンなんです。
また、オパールは持ち主の魅力や内面の美しさを引き出す効果もあるので、恋愛成就にも強い宝石として愛されています。
オパールと相性の良い石
オパールとの組み合わせとして最もおすすめとされているのがトパーズです。
トパーズには、持ち主にとって必要なものを引き寄せる力があります。
そのため、オパールと組み合わせることで、より良縁を引き寄せる力を増してくれます。
また、すでにパートナーがいる人なら、パートナーとの絆をより強くするように働いてくれるでしょう。
オパールと相性の悪い石
打って変わって、オパールとの組み合わせとして最も相性の悪い石はサファイアです。
サファイアは、心を落ち着かせる力が強い石ですが、オパールは逆に行動力を高める力が強い石です。
そのため、サファイアとオパールの力は相反するところもあるため、お互いの石の力を半減してしまう可能性があると言われています。
オパールのスピリチュアルな使用方法
主にオパールのスピリチュアルな使用方法については、以下のアクセサリーとして身に付ける、または原石をお守りとして持ち歩くのがおすすめとされています。
アクセサリーとして
オパールは、一般的に指輪やブレスレットやネックレスなど、アクセサリーとして身につけることが多いパワーストーンです。
中でも、オパールはスピリチュアル的にも恋愛に関する力が強いため、普段から身につけることで良縁や出会い運を上げるお守りになります。
原石をお守りとして
何かに挑戦するときやインスピレーションを高めたいときには、オパールの原石をポーチなどに入れてお守り感覚として持ち歩くのもおすすめです。
外出先で新たな発見や学びが増えるなど、良い刺激のある人生になっていくかもしれませんよ。
オパールの正しい取り扱い方法と注意点
実際にオパールを手に入れたときのためにも、正しい取り扱い方法と注意点についてもご紹介しておきます。
本物と偽物の違い見極め方
オパールには、本物と偽物が存在すると言われています。
本物のオパールは、天然の原石そのままの状態を指しますが、偽物のオパールは、合成オパールとダブレットオパール(模造石)を指します。
合成オパールは、一から人工的に作られたもの。
ダブレットオパールは、別の素材と加工し組み合わせて作られたものです。
本物と偽物を見極める方法としては、オパールの裏側(裏面)が金属素材などで覆われているなどの加工がされているかどうかです。
天然なオパールほど、原石を完全に覆うような加工をすることはあまりないんですね。
そのため、オパールの裏側が完全に覆うように別素材で加工されているときには、偽物の可能性が高いとして思っておきましょう。
お手入れ方法や保管方法
オパールの普段のお手入れ方法としては、汚れが気になる場所を柔らかい布で軽く拭く程度でOKです。
中でも、汚れが強く気になる場合は、ぬるま湯に中性洗剤を入れて汚れを落としましょう。
洗った後は、水気をしっかり拭いて風通しの良い場所で自然乾燥させるのがおすすめです。
しかしながら、オパールは天然石の中でも唯一水分を含んでいる宝石です。
極端に乾燥が強い場所で保管すると割れてしまう恐れもあります。
そのため、直射日光が当たるような場所に置いておくことは避けて、なるべく宝石専用のケースなどに入れて保管しておきましょう。
浄化方法
オパール含めパワーストーンと呼ばれるものは、定期的な浄化をしなければ石本来の力を発揮できなくなってしまいます。
オパールの浄化方法としては、
- 月光浴
- 水晶
- クリスタルチューナー
この辺が定番です。
中でも、クリスタルチューナーによる浄化は相性が良いとされています。
定期的にクリスタルチューナーによる音色をオパールに聞かせてあげましょう。
まとめ
このように、オパールは、昔から様々なスピリチュアルな効果や意味を持った石なんです。
中でも、独身の人には良縁を引き寄せる力に働きやすく、パートナーのいる人には絆を深める力として働くとされています。
恋愛に関する運気を上げたい人にとっては、オパールをお守り感覚として手に入れてみるのも良いかもしれませんね。
この記事が、少しでも誰かの役立つ情報になっていれば嬉しいです。