フローライトは、天才の石や心の石と呼ばれることもあるパワーストーンです。
スピリチュアル界隈では、すごい効果や意味を秘めていると話題性のある石でもあります。
多彩な色彩が特徴的な天然石なので、角度によって様々な色合いのグラデーションを楽しむことができる石としても人気だったりします。
今回は、そんなフローライトの特徴など、石の力や魅力について迫っていきたいと思います。
フローライトの名前の由来や歴史
フローライトは、紫外線や熱を加えると鮮やかな蛍光色を放つことから、和名として蛍石(ほたる石)と名付けられています。
そんなフローライトの語源には、ラテン語のfluere=流れるという意味もあります。
昔から、滞ったマイナスに偏りやすい気の流れを良くしてくれることや行動力や周囲との調和のバランスを整えてプラスのエネルギーへ導いてくれる天然石として愛されているようです。
そんなフローライトの歴史は非常に長く、古代エジプト時代に彫刻石として用いられていたと言われています。
一つの石に水晶のような透明感と虹色に輝く様々な表情があることから、協調と平和の象徴として古くから用いられていたとのこと。
フローライトの石言葉や特徴(鉱物データ)
フローライトの石言葉には、以下のような意味が込められています。
フローライトの石言葉 |
集中力、記憶力、思考力、自由、芸術 |
このような石言葉があることから、自分の才能を伸ばすような石と感じます。
フローライトの特徴(鉱物データ)については、以下の表をご覧ください。
フローライトの特徴(鉱物データ) | |
和名 | 蛍石 (ほたるいし) |
モース硬度 | 4 |
比重 | 3.0~3.2 |
色 | 無色、黄色、青色、緑色、紫色、ピンク色 |
光沢 | ガラス光沢 |
産地 | アメリカ、カナダ、イギリス、中国、モンゴル、ドイツなど |
フローライトのすごい効果や意味【色別に徹底解説】
それでは、スピリチュアル界隈からも話題性が高いフローライトのすごい効果や意味について色別にご紹介していきます。
クリアフローライト
水晶と同じような清らかな浄化力を持つと伝えられています。
純粋無垢なパワーを秘めているとも言われていますね。
邪気や悪いエネルギーを祓い純粋な良いエネルギーへと変えてくれることで、居心地の良い空間や心身共に純粋な気持ちへと導入れくれるでしょう。
グリーンフローライト
考えを明確にしてくれるとされているため、問題を解決する道を切り開いてくれます。
物事への認識や閃きの力を高めるとされているので、勉強するときや創造性を必要とする活動のときにも大きな力を発揮してくれるでしょう。
また、緑による心身の癒しを与えるとされ気持ちの安定を保つ力もあると言われています。
ブルーフローライト
直感力や集中力を高めるとされていて、スピリチュアルではサードアイを開くためにも役立つとされているようです。
また、自分を表現することを助け、人とのコミュニケーションを良好にすることで人間関係や家庭内でのストレスを緩和してくれる力があるそうです。
ピンクフローライト
心身を癒し、女性の魅力を引き出してくれるとされています。
また、恋愛面においてかかるストレスを軽減することで、好きな人やパートナーとの関係を円満にしてくれるでしょう。
パープルフローライト
理解や分析する力を高めることで、正しい判断を導くクリアな思考へと変えてくれるとされています。
そのため、間違った思想や思考から生まれた要らない感情からも解放されやすく、心身共に癒されるような自由を感じさせてくれるでしょう。
エンジェルフェザーフローライト
安定や調和を意味し、天使の羽で優しく包まれたかのような感覚で精神面を癒してくれるともされています。
何か不安で仕方なく安心感が欲しいときに役立つとして愛されている石です。
レインボーフローライト
知性や安らぎの意味を持ち、直観力や発想力を養うともされています。
何か迷いや混乱を招くような問題やトラブルが起きたときほど、解決策の糸口を見つけてくれて正しい道へ導いてくれる石として知られています。
また、日常でストレスのかかった心を癒すともされているため、精神を安定させる目的としても愛されやすい石でしょう。
フローライトが合う人
このように、フローライトには色の種類も様々で秘められている効果や魅力も違うんですね。
そのため、フローライトの力による恩恵を得たいときは、自分の求める力に合った色を選ぶのが良いでしょう。
基本的にフローライトが合う人は、
- 気持ちを安心させたい
- 悪い感情や空間をキレイにしたい
- 迷いをなくしたい
- ポジティブになりたい
- 進むべき方向性を固めたい
- 集中力を高めたい
- 心身共に癒したい
- 本来の自分らしい発想を取り戻したい
- 本番で緊張しないようにしたい
- 大切な試験で自分の力を発揮したい
- 悩まないような人になりたい
- もっとあらゆる方向から創造性を高めたい
など
上記のような特徴のある人には、フローライトの力はプラスに働きやすいでしょう。
フローライトと相性が良い石
フローライトの効果をより高めるとされている相性が良い石もご紹介していきます。
アメジスト
アメジストは、紫色をしていて水晶の変異腫と言われています。
非常に浄化の作用が強いとされ、スピリチュアル的には気を正常に戻す効果があると言われています。
そのため、気持ちを整えるとされるフローライトとも相性がとても良く、アメジストと組み合わせることでさらに力を発揮しやすくなるでしょう。
クリソプレーズ
クリソプレーズは、マイナスなエネルギーをクリアにしてポジティブなエネルギーへと変換すると言われています。
心を落ち着かせる癒しのパワーが高い石でもあるため、フローライトとの相性もバッチリです。
フローライトとラブラドライト
ラブラドライトも発想力や創造性を高めてくれるパワーストーンと言われ、フローライトの特性と似ているために相性が良いとされています。
固定概念を破りやすくしてくれて、新しい発想の中で前へ進みたい人にはおすすめでしょう。
フローライトと相性の悪い石
相性が良い石とは違って、フローライトと相性が悪い石もあります。
知らずに相性の悪い石と組み合わせれば、フローライト本来の効果が半減してしまうこともあるでしょう。
基本的にフローライトは、どんなパワーストーンとも組み合わせやすい石とされています。
そのため、マイナスに働くほど相性が悪い石というのは基本的にはありません。
しかしながら、しいて言えば以下のような特徴のある石は避けたほうがいいかもしれません。
エネルギーの強い石
フローライトよりもエネルギーが強いとされる石は、フローライトのエネルギーを弱めてしまう可能性があります。
あまり力が強いとされている石同士を組み合わせることは、お互いの石の力を干渉し合ってしまうこともあるので注意が必要かもしれません。
性質や力が正反対の石
フローライトと性質が正反対の石も組み合わせとしては避けたほうが無難でしょう。
例えば、フローライトは癒しや気持ちを整える力があったとして、組み合わせる石が気持ちを興奮させる力があるなら噛み合わないですよね。
そのような性質や力が正反対の石は組み合わせるよりも単体で持っていたほうが、より石の魅力や力は引き出されやすくすると考えるべきでしょう。
硬度や属性が違い過ぎる石
石同士の硬度や属性が違い過ぎる石も、あまり組み合わせとしての相性は悪いでしょう。
中でも、フローライトのように硬度が低くすぐに削れてしまったり傷がつきやすい特徴がある石は、硬度が高い石と組み合わせてしまえば欠けてしまいやすい。
パワーを持っている石ほど大切に扱える環境で使用できなければ、本来の石の力の恩恵は得られないと思っておきましょう。
フローライトのスピリチュアルな使用方法
実際にフローライトが欲しい人のために、スピリチュアルな使用方法もご紹介していきましょう。
原石として
フローライトは、非常に硬度が低い特徴からか原石の状態のまま所持する人も多いパワーストーンです。
原石のまま使用する際は、紫外線に弱いために注意が必要です。
窓際などは避けて、癒しを目的として部屋の中に置いておく人も多いと言います。
見た目からの癒しもあるので、寝室やリビングの奥などの過ごす時間が長い場所に置いておくことでフローライトの効果は発揮しやすくなるでしょう。
アクセサリーとして
硬度が低いフローライトは、傷つきやすい性質のためアクセサリーとしてはブレスレットなどに加工されることが多い天然石ともされています。
受験や試験などのお守りや気持ちを整える目的として身につける人が多いです。
フローライトの正しい取り扱い方法や注意点
ここからは、実際にフローライトを手に入れたときに大切なこととして、正しい取り扱い方法や注意点を解説していきたいと思います。
お手入れ方法や保管方法
フローライトは、非常に硬度が低く衝撃に弱い性質を持ちます。
そのため、保管する際は石の硬度が低くても安全な専用ケースに保管することをおすすめします。
クッション性のある素材が入ったケースのほうが、石への衝撃を抑えてくれるので良いかもしれません。
お手入れ方法としては、紫外線や水に弱いという性質があります。
メンテナンスするときは、乾いた布で表面の汚れを優しく拭き取る程度でOKです。
また、直射日光に弱いので、なるべく日に当たらない場所に置いておくようにしましょう。
浄化方法
パワーのある石ほど、邪気や悪いエネルギーも溜まりやすい。
そのため、定期的にフローライトの力が維持できるように浄化することもおすすめです。
フローライトにおすすめの浄化方法としては、
- 月光浴(月の光が消えるまで照らす)
- ホワイトセージ(煙にくぐらせる)
- 水晶(クラスターの先端に置くか、さざれ石の上に置く)
この辺のやり方が定番でしょう。
中でも、浄化能力の高いとされる水晶での浄化が一番効果的とされています。
水晶は、クラスターでもさざれ石でもどちらでもOKです。
週に一度くらいのペースで、水晶を使った浄化を行いましょう。
まとめ
このように、フローライトは、様々なスピリチュアルなすごい効果や意味を持った石なんです。
きっと悩みやすいときや気持ちが不安定なとき、固定概念を捨て何か創造性を高めたいときなどに力を発揮してくれる石でしょう。
そんなフローライトの魅力に惹かれた人は、実際に手に入れて体験してみましょう。
この記事が、少しでも誰かの役立つ情報になっていれば嬉しいです。