セレスタイトには、魂を清めることや守護天使と繋がるなどのスピリチュアルな効果や意味を秘めた石と考えられています。
波動の恩恵が強い石と言われることもありますが、人によっては相性悪い人もいます。
そこで今回は、そんなセレスタイトの特徴など、石の力や魅力について解説していきたいと思います。
セレスタイトの歴史と名前の由来
セレスタイトは、1781年にドイツの鉱物学者であるウェルナーによってイタリアのシチリア島で発見されました。
そんなセレスタイトの名前の由来は、ラテン語で天国という意味を持つcoelestisから名付けられたと言われています。
また、英語で大空の色を意味するcelestialが名前の由来と言う説もあります。
別名では、天使の石とも呼ばれることもあるそうです。
セレスタイトの石言葉と特徴(鉱物データ)
セレスタイトの石言葉には、以下のような意味が込められていると言われています。
セレスタイトの石言葉 |
清浄、博愛、休息、浄化、心の解放 |
このような石言葉から、清らかな心を保てる人生へ導いてくれそうな石と感じます。
セレスタイトの特徴(鉱物データ)については、以下の表をご覧ください。
セレスタイトの特徴(鉱物データ) | |
和名 | 天青石(てんせいせき) |
モース硬度 | 3~3.5 |
比重 | 4 |
光沢 | ガラス光沢 |
色 | 水色・青色 |
産地 | イタリア、メキシコ、マダガスカル、アメリカ |
セレスタイトのスピリチュアルな効果や意味
それでは、セレスタイトに伝わるスピリチュアルな効果や意味をご紹介していきます。
魂を清めて優しい波動に整える
セレスタイトには、持ち主の魂を清めて癒やし優しい波動で包み込む効果があるとされています。
そのため、世の中の悪い影響によって汚れてしまう魂をいつでも良い状態に保ちやすくしてくれるでしょう。
また、不安定な波動やエネルギー状態を静めるよう力が働きやすく、ブレない自分を作り上げます。
天使や高次元の意識とのアクセス
セレスタイトは、持ち主を見守る天使や高次元とのアクセスを繋ぐ効果があると考えられています。
そのため、持ち主が困ったときには正しい道を示してくれます。
スピリチュアル界隈では、パワーストーンでは珍しい天使との関連が強い石と認知されています。
第6チャクラと第7チャクラの活性化
第6チャクラと第7チャクラを活性化する効果がセレスタイトにはあると言われています。
第6チャクラの活性化は、直感やインスピレーションが高めるとされ、第7チャクラの活性化では、宇宙意識などの高次の存在と繋がりを強めるとされています。
生活の中では、自分の進むべき道を明確化してくれることが増えるでしょう。
過去のトラウマの浄化
浄化作用が強いとされるセレスタイトは、根強く残るマイナスな感情を浄化してくれると言います。
中でも、過去の恋愛などで傷ついたトラウマなどを癒やし、後ろ向きになった気持ちを前向きに変えてくれます。
物事の本質を見極める
冷静な感覚と物事の本質を見極める効果もセレスタイトにはあると言います。
大事な場面では、正しい選択を導き成功へのチャンスを掴めるよう力が働きます。
閉じこもっている心の解放
日頃から閉じこもった心をセレスタイトは開放するとされています。
人間関係において心を開けない、または自分らしく過ごせない人にとっては、自己表現ができるよう力が働きます。
心が解放されることで、今まで関わっていた人間関係においてもより良好な関係性を築けます。
セレスタイトと相性が良い人の特徴
セレスタイトの意味や効果から以下のような特徴がある人ほど相性が合うでしょう。
セレスタイトと相性の良い人は、
- 精神性を高めたい人
- 直感やインスピレーションを磨きたい人
- 過去のトラウマを癒し浄化したい人
- 宇宙意識と繋がり波動を高めたい人
- エネルギーバランスを整えたい人
など
このような気持ちや環境の人ほど、セレスタイトの力や効果は発揮しやすいでしょう。
セレスタイトと相性が悪い人の特徴
打って変わり、セレスタイトの意味や効果から、以下のような特徴がある人は相性が合わないこともあります。
セレスタイトと相性の悪い人は、
- 他力本願で生きていきたい人
- 浄化させたいトラウマなどがない人
- もともと芯が強く周りから影響を受けない人
など
このような気持ちや環境の人ほど、セレスタイトの力や効果は発揮しずらいでしょう。
セレスタイトと相性の良い石
セレスタイトと最も相性の良い石は、アクアマリンが挙げられます。
アクアマリンは、マイナスな感情を浄化し癒やす石です。
そのため、セレスタイトと組み合わせることで、より過去に蓄積したネガティブなエネルギーを浄化し、前向きな気持ちへ変えてくれるでしょう。
セレスタイトと相性の悪い石
セレスタイトは、どんな石とも組み合わせやすい浄化作用のある石とされています。
そのため、基本的に相性の悪い石はないでしょう。
しかしながら、自分自身と相性の悪い石と組み合わせてしまえば、セレスタイトの石の力を半減することもあるので注意も必要です。
セレスタイトのスピリチュアルな使用方法
ここからは、セレスナイトを使ったスピリチュアル的に効果的と言われる使用方法もご紹介していきます。
ブレスレットとして
持ち主の波動を高めチャクラを活性化するとされるセレスタイトは、ブレスレットとして身につける人も多いです。
落ち着いた気持ちで過ごせるようなエネルギーバランスの整った状態を維持してくれます。
見た目や色味も落ち着ているので、ファッション的にも合わせやすい石でおすすめです。
しかしながら、硬度が低いため、ぶつけるなどの衝撃には気をつけましょう。
置物として
セレスタイトは、物事の本質を見極め直感を高める効果があるとされています。
そのため、仕事や商売などのビジネスの場に原石を置けば、正しい立ち回りを促し成功へ導くようサポートしてくれます。
セレスタイトの正しい取り扱い方法と注意点
実際にセレスタイトを手に入れたときのために、ここからは正しい取り扱い方法や注意点もご紹介していきます。
本物と偽物の違いや見分け方
本物のセレスタイトは、硬度が低く割れやすいためか、偽物として販売されることがあまりない石と言われています。
そのため、基本的には原石で販売されているものは本物のことが多いです。
しかしながら、オイルなどを注入して強度を高くした状態で販売されるケースもあります。
何も手を加えていない原石の状態で購入したい人は、鑑定書などを見て購入するのがいいでしょう。
お手入れ方法や保管方法
セレスタイトは、硬度が低いため柔らかく欠けやすい石とされています。
そのため、普段のお手入れは柔らかい布などで優しく石の表面を拭く程度がおすすめです。
注意点としては、直射日光で退色してしまう可能性があります。
そのため、保管のときは、日光が当たらない場所で宝石ケースなどに入れて保管することが望ましいでしょう。
浄化方法
セレスタイトの力や効果を保つには、スピリチュアル的にも定期的な石の浄化は必要です。
セレスタイトの浄化方法は、
- 水晶クラスター
- ホワイトセージ
- 月光浴
この3つがあります。
中でも、水晶クラスターと月光浴での浄化は相性が良いです。
そのため、石を水晶クラスターの上に一晩置くか、または満月の光に当てるなどして浄化してみましょう。
まとめ
このように、セレスタイトには、様々なスピリチュアルな効果や意味を持った素晴らしい石なんです。
セレスタイトの力と自分の求める目的が合いそうであれば、お守り感覚で持ってみると面白い変化が見られることもあるかもしれませんよ。
この記事が、少しでも誰かの役立つ情報になっていれば嬉しいです。