自分は、昔から頑張ることが苦手な人間だった。
はい、そうです、まさに努力できない系のクズでした。
でも、努力できなかったのにはきちんと理由があったし、あることに気づいてからは何事も頑張れるようになったんです。
今回は、そんな努力できないクズだった自分が頑張ることを覚えた脱出劇の話をしていこうと思います。
ぶっちゃけ努力できないことはクズじゃない
そもそも、努力できない=クズなんて発想になる人もいるでしょうが、そんなことないです。
もちろん、何事にも努力できる人のほうが魅力的に見える気持ちは分かりますけどね。
でも、いくら努力していても、嫌々文句を言いながらやっているなら、それはそれでどうなのかと思うんですよね。
そのため、努力することが正義なのではなく、何を目的に努力するのかのほうが大事なんじゃないかと感じるんです。
そして、努力できないにしても、なんで努力できないのかが大事なんじゃないかと思うわけです。
だから、ただ努力できないだけでクズ認定してしまうのは早いってことは伝えたい。
努力できないのではなく、努力したいことではないが本音
結局のところ、自分が昔から努力できないことが多かった理由のほとんどは、本当に自分がやりたいことがなかったからです。
学校の勉強なんて典型的ですよね。
もちろん、将来のために勉強することは大切かもしれません。
でも、努力して勉強した先に自分にとってのメリットの大きさによっても、人それぞれ努力できるかできないかの熱量も結構変わってくると思うんです。
自分が、中学や高校と勉強を努力してまでしてこなかったのも、その先に目標としているものがなかったからです…。
ただの良い訳と思われてしまうかもしれませんが、きっと自分の行きたい高校や行きたい大学などあれば、目の前にある勉強も努力できたかもしれない。
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やりたいことを見つけてからの自分は最強!努力の天才にもなれる
今までの自分は、ずっと自分のことを何事も努力できないようなわがままクズ人間と思っていたころもありました。
でも、高校を卒業して一年ほどフリーターになったのをきっかけに、初めてやりたいことを見つけたときから考えが変わりました。
そのやりたいことを成し遂げるためには、どうしても専門学校に入る必要があったので、初めて勉強を死ぬほど真面目にやりました。
当時、一年ほどは寝る暇もなく死ぬ気で勉強していて、なんとか倍率の高い入りたい専門学校に入ることができたんですね。
このとき、「あんな努力できないクズだった自分がこんなにも努力できるなんて…。」とビックリしましたね。
でも、何より自分のことをすごいと思ったのが、その後です。
入りたかった専門学校は医療系の学校だったので、入学してからのほうが信じられないほどの勉強量だったんです。
自分は、学生時代は一切勉強してこなかった人間です。
しかしながら、さすが医療系の学校に入ってくる人たちは、自分と違って頭が良い人ばかり…。
正直、入学してすぐにその状況に焦りと劣等感を感じました。
入学して一年間は、テストも赤点ばかり、効率の良い勉強の仕方も分からないので最悪な状況でした…。
とんでもない量の知識を頭に入れなければならない環境に圧倒されるだけでなく、周りよりも何倍も勉強しなければいけないような毎日でした…。
しかしながら、そんな挫折寸前、どん底まで精神を追い込まれた自分はそこからがすごかったんです。
このときの自分の心のどこかには、「絶対に一位取ってやる!」というような強い気持ちが湧き上がっていたんですよね。
それからは、毎日寝る時間も減らしてでも勉強しては努力を続けました。
「クラスで一番劣っているなら、誰よりも何倍も勉強してやればいい!」なんて思いながら、がむしゃらにやってましたね。
そして、なんと…。
そんな努力の結果もあってか、いくつかの教科でクラス一位の点数を取ることができたんです。
このとき心の底から、やりたいことがあれば努力できない自分も努力の天才に変われると本気で思いましたね。
ただの自慢話みたいになってしまいましたが、人って単純ってことです。
やりたいことは努力できるけど、やりたくないことは努力できなくても当たり前ってことです。
努力できないクズでも良い!努力したいこと努力したくないことを明確にしよう
自分が実際に経験してきたから言えます。
世間的に、「努力できないやつはクズだ!」なんて言われていても落ち込む必要はありません。
なんでもかんでも、努力できない自分に呆れて落ち込む必要もありません。
努力できない人には、それなりな理由があるんです。
もちろん、わがままな理由で努力しない人もいるでしょう。
でも、それでも今はいいんです。
大切なことは、努力したいことや努力したくないことを整理することです。
これは、自分のやりたいことを明確化するって意味でもあります。
やりたいことを明確化することで、自分の努力することへの意欲も上がります。
自分の中に、本当は秘めている努力のフルパワーを引き出すきっかけにもなります。
やりたいことを明確化するための方法として、個人的おすすめは、死ぬまでにしたい100のことをノートに書き出してみると面白いですよ!
努力できない人間に生まれ変わるためにしてきた秘訣
いつからでも、努力できないクズから努力できる人間に変われます。
自分はそうでした。
そこで、今の何事にも努力が続かず頑張れない人間から努力できる人間に生まれ変わるための秘訣をご紹介していきます。
自分も実践してきた内容なので、効果も検証済み。
一つの参考にしてみてください。
なんでも目的を持って行動する
努力できるようになるためには、なんでも目的を持つことが大切です。
目的があいまいに頑張ってても、やる気って続かないんですよね。
頑張った先に手に入るものをイメージすること、自分にとってのメリットや目的を明確化しておくほど努力するためのモチベーションは保ちやすくなります。
自分は、こうした何かを始めるときには目的を明確にしてから取り組むようにしてから、努力できるようになったことも増えました。
取り組んでいることにやりがいを見つける
努力してでも頑張りたいと思えることが見つかっても、やりがいを見つけられないと大きな壁にぶつかったときには挫折してしまいます。
そのため、今取り組んでいるものを努力し頑張り続けている意味を考えてみましょう。
取り組んでいくものに対して、自分にとってのやりがいを見つけることができれば、どんな壁にぶつかることやショックなことが起きても諦めなくなります。
例えば、接客系のお仕事をしている人なら、お客さんの笑顔を見るのが好きとやりがいを持って取り組めている人ほど長く続きます。
努力を続けられるようになるには、こうした自分にとっての心からのやりがいを明確にすることを大切にしましょう。
できない自分を責めるのをやめる
努力できない自分を責めることをやめましょう。
自分を責めていたって、何も始まりませんからね。
自分を責めれば自分に自信がなくなるだけです。
それでは失敗を恐れるようになるし、何事にも取り組むことに消極的になってしまいます。
それでは、前向きには生きていけませんよね。
だから、できなくても自分を責めない。
「自分なら大丈夫!今はできなくても大丈夫!」と言い聞かせてみましょう。
ふとプレッシャーがなくなり、余裕を持った前向きな行動ができるようになりますよ。
こうした余裕が、努力を続けるエネルギーとして使えるようになるんです。
頑張れる仲間(ライバル)を見つける
共に頑張れる仲間を見つけることは、今取り組んでいるものを努力し続けていくためのきっかけとしては大きな影響を与えます。
例えば、専門学校とかそうじゃないですか?
やりたいことや目指すものが同じ仲間がたくさんいるほど、一緒に頑張ろうと思いますよね。
また、そんな仲間にライバル心が芽生えることだってあります。
私のように、「自分が一番になってやる!」と闘争本能によるエネルギーが湧いてくるパターンとして努力できるようになることもありますしね。
努力できない人ほど、仲間やライバルを見つけることは本気になるきっかけになります。
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まとめ
このように、努力できないクズだったとしてもいつでも変わることは可能です。
結局、努力するための理由を見つけることが一番大事なんです。
人のことをクズと言ってしまう人も悪いとは思いますが、クズと言われた自分を自分が責めてしまうのもよくありません。
いつだって人は変われることを忘れないことです。
そして、いつだって人は対等なんです。
この記事が、少しでも誰かにとって物事に本気で取り組み努力できるようになるためのきっかけになれば嬉しいです。