弱い自分に嫌気が差してくることってありますよね。
中には、「心が強くなりたい…。」なんて思う人もいるでしょう。
どんなことにも立ち向かえる人間、どんなことがあっても這い上がることができる人間。
そんな強い気持ちを持った人になりたいもんですよね。
そこで今回は、心が強くなりたいと思ったときに必要な心得について解説していきたいと思います。
心が強くなりたい=心の弱いことをダメだと思っていませんか?
きっと、心が強くなりたいと思った人は、今の心の弱い自分をダメだと思っている人がほとんどですよね。
例えば、
- すぐに悩んで落ち込む。
- 負けるとすぐ泣く。
- 弱音を吐いてしまう。
- 前へ進めない、這いがれない。
こんな弱っている自分はダメだと思って、「強くなりたい!」と思っていませんか?
でも、そんな弱い自分を否定していたところで、なかなか心が強くなれる人っていませんよね。
実は、弱い自分をダメだと否定している人ほど、心は強くなれないもんなんです。
本当の意味で心を強くするには、弱い自分をしっかり知ることや受け入れることが大切なんです。
本物の心の強さ=自分の心の弱さを受け入れること
心の強さを持っている人たちのほとんどは、がむしゃらに強くなりたいと思い続けたからとは限りません。
今の心の弱い自分を受け止めることができるようになるから、心が強くなっていく人も多いんです。
そして、問題なのは…。
心の弱い自分をダメだと否定するよりも、心の弱い自分を受け入れることが一番難しいことです。
だって、自分の一番恥ずかしいところ、自分の一番納得できないところ、自分の一番嫌なところを受け入れるってことですからね。
普通なら、そんな心の弱い自分を隠したいし直したいと思いますよね。
だから、そんな心の弱いダメな自分を受け入れることができたとき、心は強くなるんです。
誰もができないことをできることが、強さの証でもあります。
見せかけの心の強さでは、心は満たされない。
よく心を強くするために、筋トレや運動する人もいますよね。
身体を鍛えて体力も付けば、心も強くなるんじゃないかと思う人も多いでしょうしね。
でも、身体を鍛えて運動してある程度の体力が付けば、なんだか強くなった気になれることや自信が付くこともあるでしょう。
結果として、心が強くなることも事実ありますよ。
ただ、それは表面上に作り上げた強さであって、内面からの強さではないこともあります。
そのため、何か嫌なことがあったときに、また心の弱い自分が出てきてしまうこともあるんです。
心の弱い自分と向き合わずに手に入れた心の強さは、一時的に強くなった気分になることはあっても、本当の意味で前向きになれたわけでも強くなれたわけでもないこともあるんです。
もちろん、身体を鍛えることや自信を付けることがダメと言っているわけではありませんよ。
むしろ、身体は鍛えて損はないでしょう。
できることはなんでもする精神も悪いことではありません。
様々な方向から自分を磨くことや心を強くしようとすることは良いことですからね。
しかしながら、心の弱い自分とも向き合い受け入れることも、根本から心の強い自分になるためには必要だということは忘れないでほしい。
心を強くするためには大事なステップだからです。
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心の弱い自分と向き合う恐怖に立ち向かえることが本当の強さ
心の弱い自分と向き合うことが一番怖いんです。
自分を否定しているときのほうが、楽なこともあるんです。
本当の心の強さは、そんな自分にとっての一番の恐怖に立ち向かうことでもあります。
その恐怖に乗り越えることが、自分の心を本当の意味で強くしてくれるからです。
きっと、自分の逃げていることや恐れていることに立ち向かうことはそう簡単なことではありません。
心の弱い自分を知り受け入れようとすれば、投げ出したくなることや挫折してしまいそうな気持ちになることもあるでしょう。
でも、心の弱い自分を受け入れられるようになったとき、心は軽くなるときはきます。
「あ…。今の弱い自分でも大丈夫だったんだ…。」なんて心の底から思えるようになったときが、心が強くなったサインでもあるんです。
心が強くなりたいと思ったときに心得ること
それでは、具体的に心が強くなりたいと思ったときに心得ることについてもご紹介していきます。
心の弱い自分を知ること
まずは、心の弱い自分を知ることです。
具体的に言えば、心が弱いと思ってしまう場面をしっかり知ることです。
例えば、
- 何か始めても飽きて続かない。
- 努力が続かない。
- 負けてしまうことが多い
などなど。
きっと、人それぞれで色々な場面で心の弱い自分を感じることがありますよね。
まずは、それを知ることから始めましょう。
こんなときに自分は心が弱くなるのかと知っておくことは、後々と対策もしやすくなりますからね。
心の弱い自分を受け入れること
何度も言いますが、心の弱い自分を知ることだけでなく重要なのは受け入れることです。
真の心の強さを手に入れたいなら、心の弱い自分を受け入れる必要があるんです。
心を強くするために、自分の心の弱さを受け入れなければいけない理由は…。
「心が弱い自分でもいい!」と思えるようになる人ほど、あとは上がっていくだけだからです。
よく落ちるところまで落ちたらあとは這い上がるだけだ。
そんなような言葉がありますが、それと似ていますかね。
心の弱い自分でも大丈夫なんだと否定しなくなるから、どんな自分でも受け入れることができる。
そんな環境になれば、自分が自分に必要以上に期待することも求めることもなくなります。
だから、気が楽になるんです。
本来の自分らしさを取り戻すきっかけにもなるから、心も自然と強く太くなっていくんです。
恐れずにやりたいことや新しいことに挑戦すること
心の弱い自分を受け入れることができるようになったら、より心の強い人間であるために行動していくだけです。
その中でも、大事なことは様々な経験と学びを得ることです。
人生での経験や学びは、自分を成長させてくれて自信が付きやすく心も強くしてくれますからね。
そのため、何事にも恐れずにやりたいことや新しいことに挑戦していきましょう。
失敗なんて恐れなくてもいい、色々なことに挑戦しては経験して学びましょう。
その経験や学びは、必ず心に大きな刺激や影響を与えます。
心が強くきっかけも作ってくれるでしょう。
否定よりも肯定しようとしてみること
物事や人のことを否定する人もいますが…。
否定することよりも、理解して肯定することも心を強くするためには大切です。
自分にとっては違うと思うことや相性が合わないこともあるとは思います。
だからといって、否定する必要はないんですよね。
人と話が合わないときも否定するのではなく、「そんな考え方もあるのか…。」なんて受け入れてみましょう。
否定するだけでは、何も学べることもありません。
自分の主張だけが正しいと思い込んでしまうこともあります。
心を強くなりたいなら、色々な視野や考えを持つことも大事なんです。
そのため、生活の中で否定したくなったときは、まずは受け入れてみることも大切にしてみましょう。
結果、色々な視点や考えから物事を見るようになるので、心の強さにも繋がるはずですよ。
許せる心を持つこと
人を許せることって、心の強い人にしかできないこともあります。
人を恨み続けていても、何も環境は変わらないことも多く、自分自身も辛くなるだけですからね。
もちろん、人によっては絶対に許せないことをされた人もいるかもしれませんけどね。
でも、心を強くなりたいなら、大事なのは相手を許すことで自分への縛りをなくすことです。
辛く苦しんでいる自分を解放してあげるために、人を許すことが必要になってくる場面もあることは忘れないようにしておきましょう。
まとめ
このように、誰だって心が強くなりたいと感じる場面もあるでしょうが…。
心の弱い自分をダメだと思ってしまうこと自体が強くなれない理由だったりもするんですよね。
どんな自分でも否定しないことや受け入れることが、本当の意味で心の強さを手に入れるきっかけになることもある。
色々と努力しているのに、なかなか心が強くなれない人は今回ご紹介した心が強くなりたいと思ったときに心得ることも参考の一つにしてみてください。
この記事が、少しでも誰かの役立つ情報になっていれば嬉しいです。