私もセラピストの世界に入って長いですが、「仕事しんどいなぁ…。」と思う場面はたくさんありました。
この業種って、専門職の中でも珍しいっちゃ珍しいじゃないですか?
だからね。
他の業種にはない悩みがあったりもするんです。
セラピストならではの悩みってのがあるんですよ。
セラピストの仕事が最もしんどいと感じるとき
私含め身の周りのセラピストでも、仕事がしんどいと感じるときに多い場面は以下3つでした。
給料が少ない
セラピストの世界って、給料が低いんですよね。
私が知っている範囲だと、雇われセラピストなら手取り15万~店長レベルで28万円ぐらいが相場ですかね。
もちろん、地域や就職先によって金額は変わります。
一言だけ言えるのは、給料事情は良くない傾向があるのは確かです。
知識や技術も必要で、勉強もしながら頑張って仕事しているのに…。
なのに、給料が少ないとか割に合わないですよね。
この努力に対しての給料が見合わないことが不満で、セラピストの仕事がしんどくなってしまう人は多いんです。
リアルな話ですよねぇ。
実力社会に付いていけない
雇われのセラピストは、指名力や口コミなどで実力を見られます。
サロン経営であれば、売上でお店の実力が見られます。
セラピストの世界は、こうした実力が数字に表れやすい業界なんです。
そのため、周りとの差を感じやすい。
結果に繋がらないセラピストほど劣等感を感じやすく、仕事がしんどくなります。
真面目な人ほど落ち込むことが多く、体調崩したり仕事を辞めてしまう人もいるのが現実なんです。
将来性が感じられない
先ほどセラピストの世界は、給料が安い傾向があると話しました。
当然、収入が低い=将来性にも不安を感じやすい業種になりやすいんですね。
自分のお店を開くなどして成功すれば、収入もいくらでも増やせるチャンスはあります。
でも、現実的に開業したって成功する人なんて一握りです。
どうしても、将来を考えれば考えるほど、セラピストの仕事に不安を感じることは多い。
こうした将来の不安から、精神的にしんどくなりやすい仕事でもあるでしょう。
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セラピストを続けるためのモチベーションの保ち方
このセラピストの世界に居続けるには、メンタル面でのコントロールが最重要課題になります。
これは、どんな仕事でも同じでしょうけどね。
やりがいを見つけること
とにかく仕事をしんどいと感じたときほど、「セラピストになぜなったのか?」を振り返ると良いかもしれません。
初心に帰るっていうのと同じですね。
仕事が忙しくて余裕がないときほど、セラピストをしているではなく、仕事をしているという気持ちで頑張っちゃう人が多いんです。
それでは、モチベーションも上がりずらいですよね。
もう一度ここで、なぜセラピストになったのかを思い出してみましょう。
また一番良いのは、実際にセラピストをしている中でのやりがいを見つけることも大切です。
例えば、
- お客さんの笑顔を見れたときなのか?
- お客さんと楽しく会話しているときなのか?
セラピストという仕事の魅力を感じる場面は、人それぞれで違うでしょう。
このやりがいを意識して探して感じることを増やしていくこと。
そうすれば、いつの間にかセラピストの仕事が心から楽しくなっていくはずです。
きっと、しんどいと思うことも減ってきますよ。
自分のことを見つめ知ること
先ほども言いましたが、どうしてもセラピストの世界は実力社会ということもあります。
指名をもらえないだけで自分に自信をなくしてしまう。
仕事が嫌になってきてしまう人もいるでしょう。
しかし、成長と言うのは時間が解決してくれることが多いです。
諦めずに続けていけば、ある程度のラインまでは嫌でも成長していきます。
トップセラピストと言われるレベルにまで行きたいのであれば、もちろん努力も必要ですけどね。
まずは、自分に自信を付けるには、自分のことを知ることが大切です。
他人と自分を比べてばかりいては、劣等感ばかり感じてしんどいだけ。
それでは、前へ進めずに成長もしません。
自信を付けて成長するためには、他の人にはなくて自分にはあるものを探してみることが大切なんです。
自分の強みというものですね。
自分だからこそ持っている良さを見つけて磨いていくこと。
それができれば、必ず自分らしい素敵なセラピストになれます。
そして、そんな自分を頼ろうとたくさんのお客さんが定着してくるはずです。
周りと自分を比べてしまう人が多い気持ちも分かります。
でも、みんな似たようなセラピストしかいなかったら、つまらないじゃないですか。
自分は自分らしいセラピストを目指してみてください。
そのためには、自分のことをよく見て知ろうとすることを大切にしてみてくださいね。
まとめ
このように、セラピストならではの悩みや仕事がしんどいと思ってしまう場面は多いんです。
でも、それでもなお続けていきたいぐらいやりがいある仕事でもあります。
あまり深く考えすぎて、セラピストを辞めてしまう人が増えるのは悲しいもんです。
この記事が、少しでも仕事に対するモチベーションを上げるために役立てば幸いです。