セラピストの業界に入ると、指名が多い人と少ない人に分かれます。
それだけ、実力社会なんです。
お客さんに選ばれない環境は、「自分は必要とされない存在…。」と身を持って感じます。
そんな誰からも指名されない地獄とも言える環境。
今すぐにでも抜け出したいセラピストも多いはずです。
今回は、お客からの指名が多いセラピストの3つのタイプと、お客に選ばれるためのコツを暴露していきます。
セラピストで指名が多い3つのタイプとは
指名が入るセラピストと言っても、実は3つのタイプに分かれます。
このタイプどれにも当てはまらない人ほど、お客さんから選ばれないセラピストの特徴なんです。
それでは、指名が多いセラピストの3つのタイプとは何なのか解説していきます。
愛着型セラピスト
まずは、愛着型セラピスト。
これは、お客さんから愛されやすいセラピストのことを指します。
例えば、お客さんから、
- 自分の子供や孫のように可愛がられる。
- 差し入れやお土産をいっぱもらう。
- 癒される存在とされている。
こんなセラピストいませんか?
これって、愛されタイプのセラピストなんです。
こうしたセラピストは、お客さんの母性本能をくすぐるので、指名されやすいんですね。
どこか可愛げがあるセラピストは、お客さんの心をグッと掴みやすいんです。
覚えておきましょう。
ちなみに自分も、この愛着型セラピストです。
自分のお店にいるたくさんのお客さんから愛されながら仕事しています。
尊敬型セラピスト
指名が入る定番とも言えるタイプは、尊敬型セラピストです。
このタイプは、簡単に言うと実力と知識を兼ね備えた信頼できるセラピストですかね。
お客さんも、下手くそなセラピストに施術されるよりも、実力も知識も豊富なセラピストに施術されたいんですよね。
そしてね。
そんな信頼できるセラピストほど、安心感があり、尊敬できるような存在にもなるんです。
圧倒的な実力と知識を兼ね備えた尊敬型セラピストほど、その技術を求め指名が多く入りやすいんです。
容姿型セラピスト
はい。
実は、美男美女のセラピストほど指名も入りやすいこともあります。
認めたくないですが、顔立ちなどの容姿が良いセラピストのほうが指名って入りやすいんです。
どれだけ、経験も実力がなくてもです。
人間って単純なんです。
お客さんも、そんな人間なんです。
女性のお客さんなら、イケメンの男性セラピストに施術してほしい。
男性のお客さんなら、キレイな女性セラピストに施術してほしい。
そんなもんなんです。
もちろん、お客さん全員が容姿を見て選んでいるわけではありませんよ。
あくまでも、お客さんの中には、容姿を重視してセラピストを指名するような人もいるってことです。
生まれたときに与えられたもの一つで、こうも恩恵があるのかと考えると…。
きっと、妬んだり恨みたくもなりますよね。
でも、これも現実なんです。
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最も人気あるセラピストに目指すなら愛着型を目指せ
それでは、指名が多いセラピストを目指すなら、どのタイプが良いのか?
これは、個人的には愛着型セラピストです。
指名されるために、愛着型セラピストを目指すべき理由で大きいのは、誰でも努力次第でなれるタイプだからです。
もしも、尊敬型セラピストや容姿型セラピストを目指せと言ったところで、どれだけ頑張ってもなれない人もいますよね。
だって、実力や知識を付けるにも時間がかかりますし…。
容姿だって変えろと言われても無理な話ですよね。
そうなんです。
だから、自分も愛着型セラピストを目指し、お客さんからも人気のセラピストになれました。
指名が多い愛着型セラピストになるコツ
それでは、誰でも目指せる指名が多くなる愛着型セラピストになるコツを解説していきます。
人気セラピストになるための参考の一つにしてみましょう。
いつも笑顔
お客さんから愛着ある人間に見られるコツとしては、いつでも笑顔で居ることが大切です。
やっぱりムスッとした顔や無表情の人よりも、いつも笑顔の人のほうが愛着ありますよね。
笑顔は、人を安心させます。
指名が多いセラピストを目指すなら、まずは指名したくなるような笑顔が多い安心感あるセラピストになりましょう。
お客さんの前で、笑顔になる時間が多くなればなるほど、きっと愛されキャラになると思いますよ。
話すよりも聴き役に徹する
お客さんと会話するときは、とにかく聴き役に徹しよう。
たくさん話を聴いてくれる、話を聴き出してくれるセラピストほど、可愛がられます。
ストレスない会話をさせてくれるセラピストほど、お客さんもまた指名したくなるんです。
お客さんの言葉はなんでも肯定する
セラピストは、お客さんとの会話する機会も多いでしょう。
その中でも指名が多い愛着型のセラピストは、お客さんの言葉をすべて肯定します。
お客さんの発言を否定することなくすべて受け入れる。
だから、お客さんも気分が良くなり、セラピストに対して愛着が湧くんです。
敬語とタメ口を使い分ける
いくらサービス業とは言っても、あまりかしこまり過ぎるセラピストほど指名が入りません。
ある程度のお客さんとの近い距離感を作ることは、人気セラピストになるためには大切なんです。
お客さんとの距離感を縮めるためにもってこいのコツは、敬語とタメ口を使い分けることです。
自分の経験上ですが、お客さんとは敬語だけで関わるよりも、柔らかい口調のタメ口を入れながら話すほうが印象が上がります。
例えば、
- うんうん。
- そうだよね。
- 大丈夫だよー。
- えーー!
- そうなの?
こんな感じの柔らかいタメ口は、お客さんを不快にさせることなく距離が縮まります。
サービス業でタメ口なんて、ご法度と考えるセラピストもいるでしょうが…。
正直、そんなセラピストは頭が固すぎる。
こうした不快にさせないタメ口を敬語と混ぜて話すほうが、セラピストとお客さんの関係も深くなりやすいんです。
もしも、普段からお客さんとの関りの中で会話が堅苦しい人は、この不快にならないタメ口をさりげなく混ぜて話してみましょう。
ほどよい距離感が近い関係は、お互いにも愛着も湧きやすい関係なんです。
これから、少しでも指名が増えるように、こうしたコツを使ってみたりして愛着型の愛されセラピストを目指してみましょう。
セラピストとして成長するために、いつまでも上を目指せ
ここまで、お客さんに指名されたいなら、愛着型の愛されセラピストを目指せと言いました。
もちろん、少しの行動を意識するだけで指名は増えるし、お客さんからも愛されます。
でも、セラピストとして少しでも成長できるように、日々学ぶ精神は忘れないことも大事です。
現状に満足することなく、いつまでもセラピストとして上を目指して過ごしましょう。
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まとめ
このように、セラピストで指名が多いのには3つのタイプに分かれるんです。
その中でも、誰もが目指せるタイプは、愛着型セラピストです。
お客さんの母性本能をくすぐるようなセラピストを目指しましょう。
きっと、誰からも愛されるような指名が多いセラピストになるかもしれませんよ。
指名されない環境から指名される環境へ変えたいなら、今回ご紹介した愛着型セラピストになるコツを参考の一つにしてみてください。
また、指名が入るようになっても現状に満足せずに、いつも上を目指しセラピストとしての成長を考えて行動しましょう。
この記事が、少しでも環境を変えるきっかけになれば嬉しいです。