セラピストの業界って、身体を壊して辞めてしまう人って結構いるんです。
「忙しいから?」なんて思う人もいるでしょうが、意外に違かったりします。
今回は、整体サロン院長(セラピスト)としても現場を経験したことがある私が、セラピストの現場での悩みやすいことなどを暴露していきます。
セラピストが身体を壊す要因!リアルな現場での悩みを暴露
リアルなセラピストの現場では、一体何が起きているのか?
どんな悩みを抱えやすく、身体を壊してしまいやすいのかをご紹介していきます。
態度の悪いお客さんの対応に疲れる
こういった業界は、お店にもよりますが基本お客さんを選べません。
とりあえず予約や来院してくれた人は、誰でもウエルカムのところが多い。
よっぽどのことがない限りは、全員お客さんは神様として受け入れるんですね。
しかしながら、中にはめんどくさいお客さんもいるのも現実なんです。
もちろん、一番多いのはクレーム。
クレームの内容は、サロン側やセラピスト側に問題がある場合もありますけど、理不尽なことでいちゃもん付けてくるお客さんもいるんですよね。
そういったお客さんの対応をしていると、「はぁ~。辞めたいなぁ~。」なんてストレスを感じてしまう人も多いんです。
あまりクレームが多いような店舗に就職すると、精神的に病んでしまいやすく身体を壊してしまう人もいるんです。
施術によって身体を痛める
どんな施術をしていくかは、お店によっても学んできた技術によっても変わります。
でも、セラピストの施術って中腰になることが多く立ちっぱなしなことが多いんですね。
施術によっては、体力も使うため疲れやすいんですよね。
疲労が抜けず、次の日にまで疲れが残ってしまうこともあります。
この疲労が溜まったまま頑張り続けていると、指、腕、腰などを壊し痛めてしまい仕事を辞めてしまう人も多いんです。
ベテランとの実力差に劣等感を感じる
セラピストの世界は、実力社会でもあります。
やっぱり、接客、人体の勉強、施術のスキルを熱心に磨けていける人ほど指名も入ります。
何より努力やセンスなどでも、周りとの実力に差が出やすい世界です。
中途半端な気持ちでやっていると、すぐに周りに置いていかれます。
上を目指せば目指すほど凄い人がいるので、その大きな実力差に劣等感を感じてしまう人も多いんですよね。
まさに、自分もそうでしたし…。
今でも研究会などに参加すると、上に立っている人たちの実力の違いに圧倒されショックを受けることもあります。
あんまり周りとの差を気にし過ぎると、精神的に追い込まれ身体を壊す人も多い。
自分のペースを忘れないことも大切なんです。
将来の不安が出てくる
正直、今のリラクゼーション業界だけの話ではありませんが…。
このセラピストの世界でもあるエステ、整体、治療業界などは、年々と激戦状態が激しくなっています。
年々とライバル店が増え続けている。
売り上げが落ち潰れてしまうお店も増えているのが現実なんです。
そのため、雇われの身のセラピストも、お店を経営するセラピストも安定という言葉がなくなりました。
どれだけ今が安定していても、いつ不景気になるか分からない時代なんです。
そのため、先を見据えている人ほど、このセラピストという業界に不安を覚えている人もいます。
まさに、私も整体サロンを経営していますが、いつもどことなく不景気にならないか不安ですw
将来性が分からない業界だからこそ、不安な日々を送っている人も多い。
中には、精神的にしんどくなり身体を壊してしまう人もいるんです。
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セラピストを続けていくために必要なマインド
結論、セラピストを身体を壊さずに続けていくために必要なマインドは、一つです!
やりがいを見つけ楽しむことに没頭することだと、私は現場にいて実感しました。
「セラピストが、楽しくて楽しくて仕方ない!」
こうした、今後もセラピストを続けていきたい気持ちが強くなる環境にいるほど、これからの思考も言動も変わってきます。
セラピストとして楽しく過ごせていれば、この楽しい環境を守るため、ストレスや体調管理の重要性に気づくようになります。
そうなれば、自ら対策を考えたり前向きに勉強する機会なども増えるでしょう。
前向きに取り組める環境は、セラピストとしての成長にも繋がりますので一石二鳥です!
目標や夢なんてのもできれば、更にセラピストのやりがいと楽しさを感じるようになりますよ。
とはいえ、気持ちが追い付かずに、どうしても身体を壊してしまうような人もいます。
そんなときは、決して無理する必要もないですよ。
ゆっくり休養を取ること。
次にどうすれば身体を壊さずにしていけるか、その都度自分のペースで考えていきましょう。
まとめ
このように、セラピストというのは結構大変な業界でもあります。
どうしても頑張り過ぎてしまう人や、考え過ぎてしまうような人ほど、身体を壊してしまう人も多い世界なんです。
しかしながら、本来セラピストの仕事はとてもやりがいのある楽しい仕事です。
熱意をもっている限りは、絶対に上手くいくような業界でもあります。
まずは、自分がやりがいを感じて楽しめる環境を目指して行動すると良いかもしれませんね。
この記事が、これからセラピストになりたいと考えてる人、実際に現場にでて苦しんでいる人に、今を変えるきっかけになれば幸いです。