接客業はブラック企業が多いとか言われている時代ですよね。
中には、メンタルがやられて病む人も多い業界とも言われています。
でも、なぜこんなにも悪いイメージが付いてしまっているのか気になりますよね。
そんな自分も、今まで接客業ばかりしてきました。
もちろん、心が病むほど嫌なこともたくさん経験してきています。
そこで今回は、接客業で病む場面のあるある話や、落ち込まず前向きに働いていくための生き方について解説していきます。
接客業は病む業界と言われる偏見と風潮
世間の接客業のイメージって悪いことが多いですよね。
「ブラック企業が多そう…。仕事忙しそう…。毎日残業になりそう…。病みそう…。」なんてマイナスなイメージを持っている人も多いと思います。
もちろん、これは仕事や職場にもよるでしょうけどね。
楽しく仕事をしている人もいるのも事実ですしね。
全部が全部悪い業界でもないでしょう。
こうした悪いイメージが付いてるのは、ニュースやドキュメンタリーなどで接客業のブラックな部分やトラブルなどを取り上げることも多いからですかね?
でも事実、自分も人と関わる仕事をしていて病みそうになることはあります。
身近な人にも、「接客業は本当病むよね…。」なんて言っている人も多く見かけます。
あくまでも、接客業は病む業界という偏見や風潮は、人や環境によって本当か嘘かは変わるってことなんでしょうね。
それではなぜ、こうして接客業は病む人が多いのかについても解説していきましょうか。
接客業で病む場面あるある
接客業で病む場面って、みんな似たり寄ったりしますよね。
その中でも、よく接客業ならではの病む場面のあるあるシーンをご紹介していきます。
「分かるー!」なんて共感できる部分がないかチェックしてみてください。
大抵の職場は人手不足
接客業のほとんどが、職場の人手不足に悩まされているイメージありませんか?
いつも人手が足りてないから、仕事が激務になりやすいのが病みやすいポイントです。
まさに、あるあるですよね。
正直、人手を埋めるためにスタッフ一人一人の仕事量が増えるのは病みたくもなります。
シフト制のことが多く予定が立てずらい
接客業と言える仕事のほとんどは、決まった休みがなかったりしますよね。
そのため、必然的にシフト制になりやすい。
そうなると勤務時間や休みが固定されないので、予定が立てづらいんですよね。
友達や恋人と会えるタイミングを作るのが難しくなるのも、接客業あるあるでしょう。
誰とも会えるタイミングがなく孤立してしまう人もいるため、病んでしまう人もいるんですよね。
売上のノルマがありプレッシャーが半端ない
仕事にもよるでしょうが、アパレルや販売系の接客業などはノルマとかありますよね。
このノルマのことを考えるとプレッシャーになってしまう人もいるんですよね。
ノルマを達成できず結果を出せないときほど、落ち込んでしまい病む人も多いんです。
スタッフに心の余裕がない
今までも話しましたが…。
接客業ほど、人手不足だったり、シフト制による予定の立てづらさだったり、ノルマによるプレッシャーだったりと不満要素が多くなりやすい職場です。
そのため、働いているスタッフに心の余裕がないことも多いんですよね。
仕事中、いつもイライラしている人とか見かけることもありませんか?
また、自分のことで精一杯な人も多く、お互いに助け合いなんて考える余裕もないことだってあるでしょう。
そうなると、人間関係も上手くいかないことも増えてきます。
接客業ほど、こうした心の余裕のなさから人間関係でのトラブルが増えやすく病んでしまう人もいます。
もちろん、職場によっても変わりますけどね。
暗黙のブラックなルールがある
仕事場によっても、暗黙なブラックなルールってありますよね。
スタッフ全員がおかしいルールだと不信感を抱いていても、誰一人として文句を言い出せるような雰囲気ではない空気が漂っていることもあるでしょう。
接客業なら、
- ちょっとした勤務時間の延長は、サービス残業としてカウントされる。
- 希望休と言いながら、まったく希望通りに休みをくれない。
- まったく仕事をしていない上司がいるけど、誰も文句を言えない。
などなど。
こうした昔から職場にある暗黙なルールに、不満や我慢が溜まっている人もいますよね。
中には、こうした理不尽なことにメンタルがやられて病んでしまう人もいるんです。
めんどくさいお客さんへの対応がしんどい
接客業の中でも、職種によってお客さんも様々ですよね。
ショッピングセンターなどで働いている人なんて、色々なお客さんと出会う機会も多いでしょう。
しかしながら、その分めんどくさいお客さんと出会ってしまう機会も多いんです。
例えば、
- 態度が悪い
- クレーマー体質
- やたらと話が長い
などなど。
あるあるですよね。
しかしながら、接客業はお客さんを神様として見なければなりません。
めんどくさいお客さんでもあっても、神対応しないといけないんです。
こうしためんどくさいお客さんへの対応に疲れて病んでしまう人もいるんです。
落ち込まず前向きに働いていくための生き方
接客業関係なくですが、誰だって仕事で落ち込んでしまうことはありますよね。
あまり深く考えすぎると、病んでしまうこともあるわけです。
しかしながら、どんな環境下でも病むことなく働いていけるような人もいます。
そんな落ち込まず前向きに働いていくための生き方についてご紹介していこうと思います。
相手に期待しない
人間関係での悩みや不満が多く病みやすい人は、もう相手に期待しないことを心がけてみましょう。
人間は、どうしても自分の思い描いた理想を求めて、相手に何かを期待してしまいます。
その理想や期待とは違った反応が返ってきたときに、相手に不満を覚えるんです。
でも、自分の思い通りにならないこと、自分の思い通りに相手は変わってくれないことを納得しなければなりません。
いつまでも、相手に何か期待していても、きっと自分の思い通りには動いてくれないことも多いです。
基本的には、人に期待しないことを心がけるだけでも、ふっと気持ちは軽くなります。
もしも、人間関係での悩みや不満が多い人は、人に期待しないを意識してみましょう。
自分優先に生きる
きっと仕事の中で不満や我慢が多く病みやすいなら、それは他人を優先して生きているからじゃないでしょうか。
自分のことよりも、他人を優先していたら、ストレスになるに決まっていますよね。
どれだけ他人のために頑張っても、自分を犠牲にしてまで頑張っていれば病むのは当たり前です。
少しでも良いので、自分を優先した生き方も意識してみましょう。
やりたくないことはやらないようにしてみたり、言いたいことを言ってみたりね。
「自分はこうしたい!」なんて自分の気持ちを意識して生きてみましょう。
それだけでも、随分と仕事での悩みや不満は減るかもしれませんよ。
人に助けを求める
仕事や人間関係に悩んでいても、一人で抱え込んだりしていませんか?
人に助けを求めるのは申し訳ないと思って、一人でなんでも頑張ろうとしていませんか?
そんな環境では病むに決まっています。
もっと人に頼ればいい、もっと人に助けてもらいましょう。
一人でなんでも抱えて頑張ろうとするから、不安も我慢も増えて病んでしまうんです。
それならいっそ、誰かに思い切って助けを求めてみたら安心する環境に変わるかもしれませんよ。
転職して環境を変える
どれだけ自分が変わろうとしても、職場の悪い環境が変わらないこともあります。
それなら転職して環境を変えてしまったほうが、自分のためになります。
世の中には、接客業だけでなく仕事なんて腐るほどあります。
世間から接客業は病みやすい業界と言われていても、あくまでもそれは職場によります。
接客業でも場所によっては、伸び伸びできるような職場もあるはずです。
今の病みやすい職場に居続けるよりも、自分の心や身体のためにも新しい環境に飛び込んでみるほうが良いこともあるかもしれません。
悪い環境から抜け出すためにも、自分に合った職場を探すことも考えてみましょう。
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まとめ
このように、接客業は病む人が多い件については、仕事や職場によっても変わるでしょうね。
しかしながら、人と関わることが多い以上は、どうしても不満や我慢やトラブルも起きやすいこともあるでしょう。
そんな問題に出くわしたときに、自分がどういう対処や対策をして行動できるかでも病む確率は変わります。
もしも、今の接客業の仕事をしていて病みそうになっている人は、今回ご紹介した落ち込まず前向きに働いていくための生き方も参考の一つにしてみてください。
この記事が、少しでも誰かの役に立つことがあれば嬉しいです。