世の中には、自己啓発という人生や生活の中で役立つような知識や言葉があります。
この自己啓発で学ぶ知識や言葉をきっかけに、人生・生活・生き方が良い方向に向かう人もいれば、ハマり過ぎて悪い方向に行く人もいます。
今回は、自己啓発が好きな人たちが、よく口にする言葉や生き方、ハマりすぎに注意するべき理由などをご紹介していきます。
自己啓発系の言葉のほとんどは〝ポジティブ〟で成り立っている
自己啓発に励んでいるような人たちの口から発せられる言葉は、ほとんどがポジティブです。
ポジティブになることって、とても素晴らしいことですよね。
でも自己啓発系の人が口にするポジティブすぎる言葉って、なんだか嘘くさく感じるときというか…人間味がないときがあるんですよね。
私もフリーランスで働いているので、自己啓発のような思考も経営のためには重要なので勉強はたくさんしてきました。
でも自己啓発にハマり過ぎている人たちと関わったりすると、どことなく違和感を感じることが多く、あまり好きになれないところもありました。
自己啓発にハマる人が言葉にしがちなセリフ
自己啓発系の人たちと関わってみたり、勉強してみたりすると分かりますが、本当に同じような言葉ばかり言います。
ありのまま
自己啓発の人って、〝ありのまま〟って言葉がマジで好きです。
特に、自己啓発好きの女性に多い。
「ありのままの自分で生きる」みたいな人生を目指している人って多いんです。
認める
自分の良いところだけでなくダメな自分も認める。
こんなような言葉を、よく自己啓発好きの人たちは言います。
認めることで、心を楽にするという意味合いで使う方が多いようです。
受け入れる
すべての事柄を受け入れる。
このような思考が、次に進むための成長に繋がると思っている人が多い傾向にあります。
確かに、何か解決しないようなことにつまづき悩んでいるときこそ大事なことだったりします。
素直・正直・本音
素直に生きる、正直に生きる、本音で生きる。
このような生き方を大切にしている方が多い傾向があります。
自由
自己啓発系の方は、とにかく自由を求めます。
社会に対して縛られていることに強い抵抗をもっている人も多いからです。
まぁ自分もフリーランスになったのは、どこか自由になりたかったのもあるからですw
愛される
自己啓発好きな人たちは、この〝愛される〟って言葉もよく使いますね。
自分は愛される存在。
こんなような自分の存在価値を上げるような思考を強めることが、自分の生きるモチベーションを上げるきっかけを作るという考えの人が多いようです。
自己啓発にハマりすぎは注意しなければならない理由
このような言葉を口にするような自己啓発系の人たちは多いですが、ハマり過ぎるとそれはそれで良いこともなかったりします。
周りが見えなくなる
自己啓発にハマり過ぎると、周りが見えなくなりがちです。
周りが見えなくなるというよりも、周りを見たくなくなるが正解かもしれない。
いつの間にか自分の考えを否定するような人を、全員敵と見なすようになる人も多く完全に抜け出せなくなります。
現実が見えなくなり、逃げ癖がつく
あまり過剰に自己啓発を信じすぎると、自己啓発=正解のような思考になってしまう人も多い。
現実的な考え方ができなくなる人も多く、逃げ癖がついて根本の悩みが解決されない人も多いのも事実です。
自分を騙し騙し過ごすようになることもあるので、ハマりすぎるのも限度があります。
騙されやすくなる
これが、一番怖いです。
自己啓発自体は、人生にとっても良い思考や知識として役立つのは確かです。
でも良いものだからこそ、これを利用してお金儲けを考える人も多いのが現実です。
まぁビジネスやお金を稼ぐって、そういうことでもあるのですが…。
しかしどうも、自己啓発系でお金を稼いでいる人たちのやり方は好きになれないことも多いんですよね。
ここ最近では、「〇〇の生まれ変わり」のような本当かどうかも分からないスピリチュアル系の人も増えて大金を稼いでいる人も多くいます。
もちろんファンは何も疑いもなく、幸せを求めるために怪しい人たちの高額なセミナーに参加したり、グッズを購入してしまったりする人も多いのです。
信じこんでいる人たちは、自己啓発でも良く使われる言葉で、「自分が良ければ良い、自分を信じる」なんて思考を植え付けられていることも多く…。
今後も高額なセミナーやグッズを買い続けていても、何も危機感を感じません。
このループから抜け出せなくなっているような状況の人が、世の中には年々増えているんです。
当然、本当に良いものを提供している人もいます。
でも、もちろん詐欺まがいなことをしている人も多いことを忘れてはいけません。
しっかり客観的に物事も考えて判断できるように、自己啓発にハマり過ぎないように気を付けましょう。
自己啓発すべてが悪いわけではない!正しく学ぼう
正直なところ、自己啓発自体は悪いことではありません。
むしろ学べば良い方向に考えが切り替わることのが多いです。
しかし重要なのは、今の現実から逃げるための材料として自己啓発を使えば使うほど、悪い方向に進みやすいことが多いということです。
当たり前のような言葉を言っているだけの自己啓発系の発信者(インフルエンサー)などに、のめりこみすぎるのは危険です。
高額なセミナー・商材・グッズ・オンラインサロンなど、定期的にお金を搾取され続けてしまう人も多く、たくさんの方が被害にあっているのも現実です。
自己啓発セミナーで得た収入を過少に申告し、計約5600万円を脱税したとして、大津地検は9日までに、所得税法違反の罪で大津市の自称メンタルトレーナーの男(46)を在宅起訴した。2日付。
起訴状などによると、2016~18年、セミナーの開催などで約2億1100万円の収入を得たにもかかわらず、無申告か一部のみの申告で所得税約5600万円を免れた、としている。大阪国税局が6月、同法違反の疑いで大津地検に告発していた。
引用:京都新聞
このように、自己啓発系で稼いでいる人たちの中には、良い人もいれば悪い人もいます。
成長のため、自分自身の生きている中で必要だと判断したときに、自己啓発の知識を使うのが最適です。
あまりハマり過ぎて、判断能力が欠けないように気を付けて学んでいきましょう。
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