「自己啓発で学べることなんて、薄っぺらいことばかりでしょ…」
そんな風に言う人たちも多いですよね。
しかし、何も知らずに自己啓発アンチとして批判しているだけの人もいるでしょうが…。
自己啓発本を読んでいた時期のある私自身も、薄っぺらいと思う部分がなかったと言えば嘘になります。
自己啓発が薄っぺらいと言われる真実
なぜ〝自己啓発は薄っぺらい〟なんて言われることが多いのか?
実際に、自己啓発本をよく読んでいた私が思う部分をご紹介していこうと思います。
みんな同じようなことしか言わない〝結論がどれも同じ〟
これは、自己啓発の本をたくさん読んできた私だからこそ言えることでもあります。
私自身は、自己啓発で学べることすべてが薄っぺらいとは思っていません。
でも、どの本を読んでも、どんなセミナーに出ても、聞き慣れた見慣れた同じような言葉ばかり目目立ちます。
自己啓発を学べば学ぶほど、「みんな同じようなことしか言ってないなぁ…」なんて感じることも多いんです。
現実的でないことが多い
自己啓発セミナーや本などで伝えていることって、言っていることは分かるのですが、どこか現実的ではないことも多いんですよね。
理屈は分かるけど、「簡単に言ってくれるなぁ」なんてことがよくあるんですw
多分、自己啓発を学んだことがある人は誰でも一度は感じたことがあるのではないでしょうか。
行動に移すほどの熱が湧かない
結局のところ、自己啓発を学んだところで行動に移せない人のが多いのが現実です。
自己啓発を学んだだけで、知った気・出来た気になっている人って多いんですよね。
理屈は理解できても、実際に行動に移す覚悟がでるほど現実的じゃない内容も多いからなんです。
人生が変わる人も少ない
自己啓発を学んで実践したことで、人生が良い方向に進む人もいます。
でも当然、逆も多いんです。
人はそれぞれで、育ってきた環境も学んできた環境も違います。
当然、自己啓発で学んだことをどう活かすかは人それぞれで違うため結果も変わります。
なんなら先ほども話しましたが、そもそも行動に移せるまでに至る人が少ないのです。
こういった自己啓発を学んでいる人は、口ばっかり達者になり、何も現実が変わらない人も多い印象なんです。
このような口だけの人が多いのも、自己啓発の内容が薄っぺらいというイメージが湧きやすい理由になっているような気がします。
なぜ、自己啓発にハマるひとが多いのか!注意することは?
そもそも自己啓発を取り組む人って、どれぐらいいるのか?
リクルートワークス研究所さんの内容によると、以下のようなグラフがあります。
自己啓発している人の割合(就業者、職種別)
引用:リクルートワークス研究所
色々な業種の方から、今では一般の人まで自己啓発に取り組む人って多いんですよね。
本来は自己啓発って、自己成長・能力開発のような目的が多いと思います。
でも今は、仕事なんて関係なく人生のため、生活のため、自分を知るためなどを目的に自己啓発に励む人も多いんです。
しかし、「自己啓発で学べることなんて薄っぺらい!」なんて言っている人が多い中、なぜこんなにも取り組む人・ハマっていく人が多いのか?
理由は、簡単です。
人生生きていると、楽しいことばかりの人もいれば、苦しいことばかりな人、うまくいかないことばかりの人もいますよね?
今の生活や人生に不満を持っている人や、自分に自信がない人ほど、自己啓発系の本を読み始めると感銘を受けてハマってしまう人も多い気がします。
自己啓発には、今を肯定するような考え方、ポジティブ思考の理論が多く存在します。
今までのネガティブな考えで生活をしていた人にとっては、この理論は新鮮であり、自信にも繋がり、救いの言葉にもなるんです。
まさに、私もそうでしたし…。
そんな希望・やる気も湧きやすいのも、自己啓発にハマる人が多い理由でもあります。
もちろん、人生が変わる人、救われる人がいるってことは良いことです。
だから私は、自己啓発自体を否定はしませんし、そこまで薄っぺらいとも思いません。
実際に学べることもたくさんありました。
ただハマり過ぎることで、周りが見えなくなる人も多いのも問題なんです。
中には、自己啓発で学んで自分に自信が付いてしまうことで、良かれと思って他人に自分の価値観を押し付けてしまう人も多いんですよね。
この辺は、自己啓発を学べば学ぶほど気を付けなければならない場面かなと感じます。
まとめ
このように、自己啓発の内容は薄っぺらいと言われるのには、きちんと理由はあります。
とはいえ、好きで学ぶことは個人の自由です。
気を付けなければならないのは、自分の学んで得た価値観を他人に押し付けてしまうこと!
これも、自己啓発の印象が悪くなりやすい理由でもあり、薄っぺらいなんて言われてしまうような理由の一つにもなってしまうのです。
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