「退職ギリギリまで、辞めたいことを言わないでもいいかな…。」
いやぁ、気持ち分かりますよ。
「まだあとでいいや…。」なんて言ってると、あっという間に時間が過ぎてしまうもんですよね。
なんか言い出しずらい。
謎の緊張感がある。
言い出し方が見つからない。
そんなこともあるでしょう。
仕事を辞めるだけなのに、退職するギリギリまで悩んでいる人は多いもんです。
退職ギリギリまで辞めると言い出せない人の理由
たった仕事を辞めると言うだけなのに、なぜこんなにも言い出せないのか…。
これは、何かしらの理由や心理が働いているからです。
人手不足で言いずらい
これ多いですよね。
人手不足なほど忙しい職場ほど、自分が辞めたら仕事が回らなくなると思い込みが強くなる。
そうなると、辞めるに辞めずらいですよね。
周りに迷惑をかけるかもしれない罪悪感もあり、辞めるを言い出しずらくなる人は多いんです。
人間関係が原因だと言いずらい
上司や先輩が嫌い、同期に嫌味な人がいるなど。
人間関係によるトラブルが原因だと、何か言い出しずらいですよね。
辞める理由を正直に言っても、ある意味チクるみたいだしなんか嫌だ。
これ以上のトラブルが大きくなるのは御免だ。
こんな風に考えてしまって、辞めたいことを言えない人もいるんじゃないでしょうか。
お金が原因だと言いずらい
給料が少ないから、もっと給料が良いところに職を探したいと考えている人なら、職場に言いずらいに決まってますよね。
辞める理由が、「ここは給料が少ないので…。」なんて言ったら…。
「何様だ!バカにしているのか!」なんて言われてしまうかもしれないしね。
辞める理由がまとまっていない
結局のところ、フワフワした気持ちで、「人は良いし給料も良いけど、なんとなく仕事変えたい…。」なんて思っている人もいますよね。
気分や環境の変化などをきっかけに仕事を辞めようとしている人ほど、なんて言って辞めようかまとまらないもんです。
罪悪感があって言いにくい
なんでも最終的に言い出しずらい理由には、罪悪感という感情が引き金になりやすいです。
自分の事情で仕事を辞めることを申し訳ないと思ってしまう人は多いんですよね。
こうした罪悪感を普段から感じやすい人ほど、仕事を辞めるのも言い出しずらくなったり、行動に移せなくなってしまう傾向があります。
退職ギリギリに言うのは危険!返って状況が悪くなりやすい理由
仕事を辞めることについては、状況や理由によっては退職ギリギリになるのは仕方ないことです。
でも、前もって言える環境にあったのにも関わらずギリギリに言ってしまえば、何かしらのトラブルになってしまうこともあるため危険です。
場合によっては賠償責任になる
退職ギリギリに言うことで、何かしら職場(会社)に大きな損害(損益)を得るようなこともあるかもしれません。
運が悪いと、職場から訴えられて賠償責任を取ることになってしまうかもしれません。
もちろん、そんなことは滅多にはないでしょうけどね。
ただし、仕事によっては可能性はゼロではないってことだけは知っておきましょう。
なるべく、退職するときは前もって1ヵ月~3か月前には言うべき暗黙のルールがありますよね。
理由によっては、そんな前もって言えない環境の人もいるでしょうけど。
それでも、仕事を辞めることを伝えるなら、一日でも早いに越したことはないってことです。
前もって言わないと職場(会社)が困る
まぁ、これは職場の都合でもありますが…。
もしも、少しでも迷惑をかけずにスッキリ仕事を辞めたいと思っているなら、一日でも早く伝えておくことで、相手(職場)も次の準備ができます。
時間があれば、求人を出して新しい人材の確保などもできますよね。
上手く自分の仕事を引き継いでから、職場に迷惑をかけずに辞めることも可能です。
普通に大人として怒られる
仕事を辞めるときに伝える担当の上司によっては、普通に怒られる可能性があります。
例えば、
「なんでもっと早く言えなかったの?」
「大人として、前もって言うのが当たり前でしょ?」
「どれだけ迷惑になることか分かってる?」
なんて言われてしまうかもしれません。
まぁ当然ですが、急な理由で辞めざる終えないときは怒られないことのが多いでしょう。
でも、どんな理由であれ退職ギリギリまで伝えてこない事柄については、印象が悪くなってしまうのは避けられません。
仕事を辞めた後も職場との関係が気まずくなりたくない場合は、一日でも早く辞めることを伝えられるほうが良いでしょうね。
自分のことより相手のことばかり考えるから言い出せない
退職ギリギリまで辞めることを言い出せない人って、普段から自分のことより相手のことばかり考えて生きていませんか?
それでは、自分の気持ちを伝えることができなくても当然なんです。
例えば、
- 〇〇さんは、子供がまだ小さいから、自分が辞めたら定時に帰れなくなってしまうんじゃないか。
- 〇〇さんは、いつも自分のこと気に入ってくれていたから、辞めたら悲しむんじゃないか。
- 〇〇さんは、昔っぽい人だから、中途半端な理由で辞めたら怒るんじゃないか。
こんな風に、いつでも自分よりも他の人のことを考えて生きてしまう。
これじゃあ、仕事を辞めるなんて言い出しにくいに決まっています。
そしてね、こんな生き方していると、自分の人生なんてなくなってしまうんですよ。
人のために生きる人生になってしまいます。
人のためにって良い言葉にも感じますが、自分を犠牲にしてまでするものでもないんですよ。
「自分は、どうしてもこうしたい!」
そんな感情が出たときに、誰に何を言われようが自分の意思を貫くことも、人生を色鮮やかなにしていくには大切なんです。
なんでも周りの人のことを考えてから自分の人生をどうするか考えていたら、何も自分のしたいことができなくなってしまいます。
なので、今回の退職ギリギリまで言い出せない自分の状況もよく考えてみてください。
きっと、誰か自分以外の人のことを考えていて言い出せないんじゃないですか。
- 自分が辞めたら、あの人が…。
- 自分が辞めたら、誰かが…。
なんて考えていませんか。
大丈夫です。
自分の気持ちにも、少し意識を傾けてみましょう。
それが、自分が楽になっていく方法です。
自分の気持ちを優先できるようになれば、仕事を辞めるなんて言うだけのことスムーズにできるようになるはずです。
意外に自分が思っている以上に、周りも了承してくれるかもしれませんよ。
本当に言い出せないときは、退職代行でおさらばする
退職ギリギリまで言い出せないタイプは、最後に勇気を振り絞って言えるのならいいですが…。
中には、最後の最後まで言い出せずに精神的に追い込まれてしまう人もいます。
そんな状況のまま過ごしていたら、体調崩してしまうかもしれませんよね。
そうならないためにも、どうしても退職ギリギリになっても仕事を辞めることを言い出せない人は、退職代行を頼みましょう。
自分の代わりに退職手続きしてくれるため、メンタルが弱くて言い出せない人にとっては救世主になってくれます。
もちろん、こうしたサービスに抵抗感ある人もいるでしょう。
お金もかかりますしね。
でも、そんなに思っているよりも大した金額でもないです。
また、こういった退職代行を利用する人も増えてきているのが現実です。
今では、当たり前になってきているんですよね。
それぐらい自分と同じように仕事を辞めることを言い出せない人って多いってことです。
まずは、自分の心と身体を守ることが大事なんです。
仕事を辞めることを言い出せずに、無理してても良いことなんてありません。
ただただ悩んでいたって、現状だって変わらない。
それなら、いっそのこと人に頼って代わりに退職の手続きをしてもらうほうが気楽です。
「退職代行なんて利用したら気まずくなる!」なんて人もいるでしょうが、それも問題ありません。
退職代行を利用すれば、すべて業者がやってくれます。
利用した瞬間から、職場と直接自分が関わることもないでしょう。
まぁ、これはもしものときの最後の手段として頭の片隅にも覚えておきましょう。
そのほうが、気が楽になるかもしれませんしね。
こちらの記事も読み合わせるとおすすめ

まとめ
このように、退職ギリギリまで辞めることを言わないのは、理由によっては仕方ないですが、場合によってはトラブルになることもあります。
少しでも勇気を出せば言えそうなら、一日でも早く仕事を辞めることを伝えられるほうがお互いにも気まずくならないで済むでしょう。
もしも、相手のことを考えてばかりいて言い出しにくくなっている人は、もう少し自分の気持ちを優先した考えや生き方にシフトすると良いかもしれません。
自分を優先した生き方ができれば、人生ももう少し気楽に過ごせることも増えます。
また、今回のような退職ギリギリまで言い出せないなんてこともなくなるでしょう。
もしも、どうしても仕事を辞めることを言い出せずに精神的に追い込まれている人は、退職代行も考えておきましょう。
これも勇気のいる行動でしょうけど、退職代行でも利用できれば、それはそれで自分のためになる行動です。
まずは、自分の心と身体を守るような行動を優先してみましょう。
この記事が、少しでも状況を変える参考になれば嬉しいです。