お局のせいで退職する人は、世の中にはたくさんいるでしょう。
それだけ、心身共に限界が迎えるほど追い込まれてしまうことがあったんでしょうね。
しかしながら、お局はやりたい放題のまま、何も悪くない人が退職していく光景はなんだかありえない話ですよね。
そこで今回は、お局のせいで退職する人が続出する理由についてや、仕事を辞める前にできる最善の行動を解説していこうと思います。
お局のせいで退職する人が続出する理由
お局のせいで退職する人が続出する理由をご紹介していきます。
ほとんどの人は、以下のような理由から仕事を辞めることを決断していくと考えられるでしょう。
一日でも早く苦痛から解放されるため
正直、お局によっても仕掛けてくる嫌がらせ行為は違うでしょうが…。
主に精神的苦痛を浴びせてくることが多いと言いますよね。
こうした精神的苦痛を受け続けていくと、
- 過労で倒れる。
- 抑うつ状態になる。
- ネガティブ思考になる。
このようなリスクも伴うことなので注意が必要ですよね。
そんな最悪な環境になりたくない思いから、お局からの嫌味ったらしい言葉や嫌がらせによる苦痛から一日でも早く解放されたくなる人も多いんです。
その手段の一つとして、ほとんどの人は退職という選択を考えるようになるんでしょうね。
でも、これは自分の身を守るための行動なので悪いことではないのかもしれません。
これは、自分が精神的に潰れてしまわないように、退職を決意することでお局から離れることを優先した結果なんでしょう。
逃げる以外に選択肢がないと判断するため
よくお局をどうにかしたい、お局に変わってほしいと思ってしまう人もいるでしょう。
しかしながら、お局というのは謎に芯が強く人の話を聞こうとはしません。
お局に何を言っても変わらない、いや変わろうとしないってのが正しいですかね。
そのため、あらゆる対策や関わり方を試してみても、お局との関係が良くならなかったとき、逃げる以外に選択肢がないと判断する人は多いんです。
そう。
これは、人は変えられないことを実感したときなんでしょうね。
こうしたお局を変えようとしたけど変わらないと判断したとき、逃げること以外に方法はないと実感し退職を決意する人も多いんです。
誰も相談に乗ってくれない環境のため
こうした職場での人間関係の問題って、お局だけと限りませんよね。
誰にだって、人間関係を築く上で合う合わないはあると思います。
しかしながら、こういった人間関係でトラブルや悩みが出てきたときに、誰か相談できる相手がいるかどうかで環境って変わります。
もしも、職場にお局とのトラブルや悩みを相談できる人がいなかったとき、解決策が見つからずに退職にまで追い込まれてしまう人は多いでしょうね。
心身共に限界で判断能力が欠けていくため
どうしても、日々お局からの精神的な攻撃に耐えられなくなってくれば、心身共に限界を迎えようとしていきますよね。
人間ってのは、あまりに精神的に追い込まれてしまうことで判断能力が欠けてしまうこともあるんです。
そのため、精神的に落ちてしまえば、もともとお局が悪かったはずのことでも自分に非があるのではないかと思い込んでしまう人もいるんですよね。
そんなお局からの精神的苦痛を伴う攻撃や自分責めが加算されることで、さらに追い込まれてしまう。
こうした環境から冷静な判断ができなくなることで、強制的に退職という形を取ってしまう人もいるのでしょう。
言い争いによって状況が悪化していくだけと想定するため
人間関係が悪くても、言い争いをしていてもろくなことがない。
それでも、自分勝手なお局と言い争いを続けて立ち向かっていく人はいるでしょう。
正論を述べることも悪いことではありませんが、お局は自分が正しいと思い込んでいることがあるので言い争いをしても意味がないことも多いです。
なんなら、お局の怒りを上げてしまうことで余計に状況が悪化してしまうことだってあります。
そんなお局とは言い争いしていても、何も意味がないと悟った人、このまま言い合っていても悲惨な状況を生むだけだと実感した人ほど、身を引くかのように退職する人もいるんです。
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【お局と自分】本来退職するべきはどっちなのか
お局のせいで退職してしまう人は多いでしょうが…。
よくよく考えると、本来退職するべきはどっちなのかって話ですよね。
普通に考えたら、人を嫌な気持ちにさせることが多いお局に問題があると言えますよね。
なら、そんなお局に追い込まれてしまった側が退職しなければいけないのはおかしな話なんです。
とはいえ、お局から逃げずに無理に戦い続けていても、心身共に疲弊してしまって体調を崩してしまう人もいるでしょう。
とにかく大事なのは、退職する側は悪くなくお局のほうが悪いということは勘違いしてはいけないってことなんです。
退職する決断はちょっと待って!お局に対する最善の行動
今現在、お局と戦い続けていて心身共に限界を迎えようとしている人や退職を考えている人は、ちょっと待ってください。
ここからは、環境を変えるかもしれないお局に対する最善の行動をご紹介していきます。
状況を変えるきっかけとして、一つの参考にしてみてください。
上司や上層部に相談
お局からの嫌がらせや精神的苦痛を受けている場合は、すぐに上司や上層部に相談しましょう。
会社からすれば、なるべく被害や問題を大きくしたくない気持ちがあるはずです。
そのため、問題を起こす社員に対しては、しかるべき対処をしてくれるかもしれません。
もしかしたら、お局と関わらないような環境を作ってくれるかもしれませんよ。
中には、部署を移動されてくれた例や、上司や上層部から本人に指摘が入ることでおとなしくなるお局もいるみたいですしね。
今の仕事場が好きで辞めたくないなら、まずは権力ある上司や上層部に相談してみましょう。
総合労働センターに相談
もしも、上司や上層部に相談しても相手にしてもらえなかったとき、総合労働センターに相談するのも手です。
誰でも、職場でのパワハラやモラハラなどの相談を受けることができます。
状況に応じて、第三者解決機関による介入が必要かどうか判断してくれることもあるでしょう。
また、こうしたプロに話を聞いてもらうことで、心が楽になることもあります。
お局との関係のこと、自分の日々の気持ちを伝えてみましょう。
一人で悩んで退職を決断してしまうぐらいなら、今後のためにもプロに相談することで正しい解決策を学ぶことが自分のためにもなると思いますよ。
法的な処置も考える
正直、お局にされてきた内容によっては、法的処置を取る必要性も考えておきましょう。
あまりにも、誹謗中傷がひどかったり、心に深い傷を負うようなことばかりされてきたなら訴えることもできるかもしれません。
どちらが悪いのか白黒はっきりさせることも、自分のためにも大事かもしれませんよ。
弁護士は慎重に選んで、無料相談もしてくれるところもあるので話を聞いてもらってみましょう。
まとめ
このように、お局のせいで退職する人は多いと思います。
しかしながら、どっちが悪いかと言えば、人を退職に追い込むようなことをするお局ですよね。
本来なら、何も悪いことをしていない人が退職していくのはおかしな話なんです。
もしも、今現在もお局によって精神的苦痛を与えられて退職しようか悩んでいる人は、今回ご紹介したお局に対する最善の行動も参考の一つにしてください。
この記事が、悪い環境が少しでも良い方向に変化するきっかけになれば嬉しいです。