「いつも私はひとり…」
「誰も私のことなんて見ていない…」
「誰からも愛されない…」
なんて暗い気持ちになって、一人で苦しんでいませんか?
でもその誰からも愛されないというのは、証拠はあるんでしょうか。
誰からも愛されない原因
実際にどんな人が、誰からも愛されない環境になってしまうのか?
求めているばかりで与えていない
愛されていないと感じる前に、自分が愛するような行動をしているのか?
これお互いに愛情を求めあってしまっていることで、愛情を注いでもらえないこともあります。
愛は、一方的に求めてしまっては相手も冷めてしまいますからね。
過去の経験からのトラウマ
過去に嫌われた経験がある、浮気されたことがる、捨てられた経験がある、褒めてもらえない経験があるなどありませんでしたか?
このような経験がトラウマとなっていて、常に愛されている証拠がなければ安心できない状態にいる人は多く、愛情が足りないと感じてしまいやすいのです。
自分は愛されてはいけない存在と思い込んでいる
誰からも愛されないというよりも、心のどこかで自分は愛されてはいけない存在と思っていませんか?
もしも自分の求めていた愛情、実際に愛されたとき、あなたは素直にその愛情を受け取れますか?
もしかして、「足りない、そんなんじゃ満足できない」みたいに素直に受け取ることが出来ず、拒否してしまっている人もいますよね。
このようなパターンは、自分は愛されてはいけないと思い込んでいる部分があるからかもしれません。
これも過去の経験からが多く、何か自分は愛されてはいけないと勘違いしてしまうような出来事があった人に多い傾向があります。
誰からも愛されない本当の原因は、愛情の価値観の違い?
すべての人に自分を愛してもらおうなんてのは難しいかもしれませんが、少なからずあなたのことを見ていて愛してくれている人もいるはずです。
でも中には、「私は本当に誰からも愛されていない。周りに助けてくれる人や優しい人もいない」なんて言う人もいますよね。
それって、もしかしたらあなたが周りの愛情に気づいていないだけかもしれませんよ。
愛情の価値観というのは、人それぞれで違います。
優しさや心配など、言葉や行動によるわかりやすい愛情表現をしてくれる人もいれば、「何もしなくても、言わなくても、ただ一緒にいるだけで愛情だよね」なんて考えの人もいます。
自分が求めている愛情の価値観と、相手の愛情の価値観が違ければ、「愛されていない」とすれ違いが起こるのも仕方ないことなのです。
もしかしたら、「あなたが求めている愛情の価値観が違うだけで、相手の愛情を見逃している可能性もある」ってことです。
愛されていないと思う時は、相手の愛情の価値観を聞いてみる
実際に確認してみない以上は、相手の価値観を知ることは難しいです。
聞いてみなければ、「自分のことをどう考えているか?」なんてのは基本わかりません。
もしかしたら、自分の思い込みで愛されていないと勘違いしているだけかもしれないので、直接相手に聞いてみることをオススメします。
実際に私がカウンセリングをしてきた人の半数は、直接聞いてみたら、「自分の勘違いだった…」なんて人も多くいました。
それぐらい自分の思っている愛情の価値観や表現方法は、人とは違うことも多いんです。

愛されることも大切だけど愛する気持ちのがもっと大事!
どうしても、愛されたい気持ちが強くて、自分から愛することを減ってしまうことってありますよね。
でも実は、愛されるのを待つよりも自分から愛せる人を増やしていくことの方が、結果的にたくさんの人に愛されるようになるコツです。
愛するというのには、たくさんの形があります。
優しさ、ときには厳しさなど、「どんな愛情を伝えれば、相手は喜んでくれるのか?」悩む人もいるでしょうが、そんなの考えなくていいです。
大事なのは、「あなたがどうしたのか?どうしてあげたいのか?」が大切です。
相手の笑顔を見たいなら、「今のあなたならどうする?」を考えること。
自分の意志を尊重して、愛情を注いでいけばいいのです。
しかし中には、自分の愛情を受け取ってくれないことだって当然あります。
でもそれは、あなたのせいではありません。
これこそ愛情の価値観の違いです。
本当の愛情とは、【お互いが認めあえるもの】だと私は思っています。
相手に合わせて愛情を注ぐことも悪いことではありませんが、最初は自分の中にある愛情表現を大切にしていくことが大切だと思いますよ。

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