「一生独身の男って、色々ずるい!」なんて言う人いますよね。
結婚している既婚者ほど、きっとそう思うんじゃないでしょうか。
でも、それ隣の芝生は青く見えるだけかもしれませんよね。
確かに、独身者の生活と既婚している人の結婚生活では、生きている世界がまるで違うのは事実です。
両者共にメリットやデメリットがあるからこそ、「ずるい!」なんて嫉妬するかのような感情が溢れてくることがあるんです。
そこで今回は、そんな一生独身男はずるいと言われる隠れた理由について解説していきたいと思います。
一生独身男はずるいと言われる隠れた理由
それでは、実際になぜ一生独身でいる男ほどずるいと言われてしまうのか?
これは、既婚(結婚)している人と独身の人との環境の違いからくることが考えられます。
自由な自分の時間がある
既婚者と独身している男では、自由に使える自分の時間に差があります。
きっと、結婚してしまうと家族やパートナーとの時間が増えるために、一人になれる時間がなくなってしまいますよね。
子供なんてできたら、自分の時間よりも子供のために時間を作らなければいけなくなります。
この自分の時間がなくなってしまうことに不満を持っている既婚者は多いんです。
そのため、既婚者ほど一生独身でいる男を見たとき、いつでも自由に時間を使える環境があることにずるく見えてしまうのかもしれません。
自由に使えるお金がある
独身だったら稼いだお金は、すべて自分のために使うことだってできますよね。
でも、既婚者ほどパートナーや子供のためにお金を稼がなければいけません。
そのため、既婚の人ほどお給料や家庭環境によっては、自分のために使えるお金がまったく残らないなんてこともあるんです。
そんな汗水たらして稼いだお金を自分のために使えない既婚者からしたら、一生独身の男みたいな自由にお金を使える環境はずるく見えてしまうのも仕方ないんです。
リスクのない生活を送りやすい
守るべきものが自分だけってのが、独身ならではの特徴でもあります。
結婚すれば、愛するパートナーや子供など、自分以外にも守らなければならない人が増えます。
守らなければいけない人が多い分、無茶なことはできない、リスクのあることはできない。
そんな消極的になってしまいやすい環境になってしまいます。
だから、独身でいる人よりも既婚で結婚している人のほうが、ちょっとでもリスクがあると挑戦したことややりたいことができなくなってしまうこともあるんですよね。
そのため、なんでも挑戦しやすいやりたいことができるリスクの少ない生活を送れる独身の人はずるいと思ってしまう人もいるんです。
世間体を気にしすぎる必要がない
独身のころより、結婚してからのほうが世間体を気にするようになった人も多いでしょう。
女性なら子供ができると仕事以外にもママ友との関係があったり、男性ならどんな夫であるべきなのかやたらと気にするようになったりなど。
こうした結婚したことによって、世間体を必要以上に気にしなければいけない環境に変わってしまうことで自分らしく過ごせなくなってしまう人も多いんです。
だから、そんな世間体を必要以上に気にしなくてもいい独身でいる人のほうが気楽でずるいと思ってしまう人もいるのでしょう。
将来に様々な選択肢が作れる
結婚したことによって、どうしても人生での縛りが増えてしまった人は多いはずです。
将来にやりたいこと叶えたい夢や目標があっても、大切なパートナーや家族がいることを考えると諦めなければいけないこともあるでしょう。
しかしながら、独身の人にはそうした縛りがありません。
将来に何をするにしても、すべての責任を負うのは自分だけだからです。
そのため、結婚したことで将来への選択肢が狭まってしまった人からしたら、将来に様々な選択肢が作れる独身の人をずるく見えてしまうこともいるんです。
【独身男VS既婚者】両者の環境のメリットやデメリット
正直、独身者も既婚者も、どちらにもメリットやデメリットがあります。
この両者の良いところと悪いところ、実は簡単に表すことができます。
独身者の環境 | 既婚者の環境 |
□メリット お金と時間の自由 ■デメリット 独りが寂しい 将来が不安になりやすい | □メリット パートナーや家族のいる安心感 ■デメリット お金も時間も家族と共有または優先しなければならない |
この通り、独身者と既婚者がお互いに隣の芝生は青いと感じる理由として、大きく関わってくるキーワードは自由と安心感です。
お互い自分の環境に、自由と安心を求めているんですよね。
よくありがちなのは、独身者は自由があるが安心がなく、既婚者は安心があるのに自由がない。
誰もが、そんな環境になりやすいとされています。
もちろん、例外もあるでしょうけどね。
よく既婚者が独身者に向けて、「独身はずるい!」なんて言うのは、まさにこの自分の環境にない自由を欲しがるためです。
独身男ほど好き好んで結婚していないとは限らない
独身の人ほど、一度は結婚している既婚者から、「独身のほうが自由だし、ずるいよなぁ…。」なんて言われたことありませんか?
自分は、よく結婚している友達から言われたことがあります。
でも、こうした独身はずるいよななんて言われても、どことなく嫌味にも聞こえてくるんですよね。
だって、独身の誰もが好き好んで結婚しない生活を送っているわけじゃありませんしね。
もちろん、なんだかんだ独身生活も気楽でいいと思うことも多いですが…。
結婚したい相手が出てきたら、結婚生活や新婚生活も送ってみたいし憧れだってあります。
独身生活を送っている人の中には、結婚したくても相手がいない、単に出会いがないこともある。
焦って失敗したくもないから、今は独身でいることを選択しているだけの人もいるかもしれない。
結婚したくてもできない諦めモードの独身勢からしたら、「結婚している人のほうがずるい!」なんて思ってしまうこともあるんです。
何が言いたいかというと隣の芝生は青く見えるってことです。
結局は、ないものねだりってやつなんです。
ずるいと言っている既婚者ほど独身生活には戻れない
偏見でもありますが、「独身は良いよな…。ずるいよな…。」なんて言ってくる既婚者ほど…。
なんだかんだで、本当は独りにはなれないタイプの人が多いイメージがあります。
だって、「独身のほうがいい!ずるい!」なんて本気で言うなら、離婚して自由になればいいだけでしょと思うわけです。
でも、そんなことを言っても、
「子供がいるから…。」
「バツイチになりたくないから…。」
「パートナーの心を傷つけることになるから…。」
「金銭面的に難しいから…。」
「手続きがめんどうだから…。」
こうした理由を並べては、独りになることを決断できない人がほとんどのはず。
そうなんです。
結局は、ないものねだりで一生独身でいる男の環境をずるいと言っているだけの人が多いってこと。
本気で独りになる決意や覚悟は持てない人が多いんです。
もちろん、人それぞれで結婚生活が思っていたものと違ったりすることもあるでしょう。
不満や後悔から、独身でいる人の環境が羨ましく見えて嫉妬してしまうこともあるのも仕方ない。
でも、重要なのって、独身生活と結婚生活どちらの世界もずるくはないってこと。
もしも、嫉妬や妬みから、「独身はずるい!」なんて言ってしまっている人がいるなら、環境を変えるには今を変えようとする覚悟を持つしかないんです。
ずるいのは一生独身男ではなく自分自身である
ずるいのは、実は一生独身でいる男よりも自分自身だった。
めちゃくちゃ真理を付いたような言葉ですよね。
結局、結婚したこと、今ではずるくも見える自由な独身生活をやめたのは自分で決めたことでもありますよね。
そして、そんな結婚して、「やっぱり独身でいるときのほうがよかったな…。」なんて不満や後悔を作り上げてしまったのも、自分自身に問題があったりすることもあるわけです。
もちろん、パートナー側に問題があって、結婚生活が楽しめなくなってしまっている人もいるでしょうけどね。
ただ、問題なのは、自分自身が今の環境から抜け出すために勇気を振り絞って行動できるかが重要になってくるってこと。
何か理由を付けて、今の環境から抜け出さないことを選んでしまっているなら、それは自分自身の決断できない行動できない弱さが邪魔をしているだけ。
一生独身男はずるいと不満や嫉妬してても、何も自分の環境は変わらない。
言いたくなる気持ちは分かりますが…。
大事なのは、隣の芝生は青く見える環境から抜け出すこと。
自分が自由になれる選択をすることです。
「ずるいのは自分だった…。自分が変わればいいだけだった…。」と気づける人ほど、実はいつだって独身のようなずるいと思っていた生活に戻ることはできるんです。
ここだけは、忘れないようにしておきましょう。
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一生独身でいる男の末路は惨めなのか?それとも幸せなのか?
一生独身でいる男なんて聞けば、「将来は孤独の人生が待ってそう…。」なんて惨めなイメージを持つ人もいるでしょう。
もちろん、そんなことになってしまう人もいるかもしれませんが…。
でも、実はそんなこともないってこともあります。
生涯一人で生きていくことになっても、「幸せ!」なんて言える人も多いんですよ。
独身にも、以下2つのパターンに分かれます。
- 結婚しなくても、周りに人が集まる人
- 一人の空間や時間を好み続ける人
1.の結婚しなくても周りに人が集まる人は、人との関わりを大切にしていきます。
そのため、生涯独身貴族だったとしても、周りには定期的に人と会う機会が多いこともある。
一生独身だったとしても、たくさんの人と充実した思い出を作れるような人生を過ごせるタイプでもあるんです。
こういうタイプは、周りから独身なのに自由な人生を送っていて楽しそうに見えるため、羨ましがられやすい人なんです。
打って変わって、2.の一人の空間や時間を好み続ける人です。
いわゆる自分らしくマイペースに生きていくタイプです。
周りに左右されず、自分の人生を自由に生き抜くタイプでもありますね。
世の中的には、こちらの一人を好む独身タイプのほうが、周りからは孤独で惨めに見られやすく勘違されやすい傾向があります。
でも、実は周りからは、いつも一人で惨めな人生に見えていたとしても、本人からしたら幸せで充実していることも多いです。
とはいえ、自分の意思で独身を選んでいる人なら幸せに生きられるタイプってことです。
もちろん、自分の求めていた意思とは反して独身になってしまってるなら話は別です。
中には、孤独との戦いを続けて悲惨な末路を辿ってしまう人生の人もいるでしょう。
独身既婚関係なく人生を楽しむ3つの生き方
独身とか既婚とか関係なく人生を楽しむ生き方ってのはあります。
もしも、今の環境に不満があるなら、以下3つの生き方を意識してみましょう。
自分優先に考える生き方
きっと、自由がほしいと思っている人や人生に不満が多い人ほど、自分よりも他人を優先して生きているんじゃないでしょうか。
自分を優先できていないなら、自分の人生は楽しめないのは当然です。
不満が出てくるのも、自由がなくなるのも当たり前なんです。
そのため、少しでも自分ファーストに生きられるようになるだけでも、人生は良い方向へと好転していきます。
自分のやりたいことはやる、我慢することをやめる。
たったこれだけを意識して生きてみるだけでも、自分の中での不満は減っていきやすく自由な環境も増えていくかもしれませんよ。
もちろん、環境によってそれができないから困っている人もいるでしょうけどね…。
でも、できない理由を並べるよりも、できるためにはどうしたらいいか考えて行動することを大切にしましょう。
行動しない限りは、人生も今の環境も変わりませんからね。
周りに影響されない生き方
なんでもかんでも、周りの言葉に影響されて生きている人もいますよね。
要するに、社会のルールや世間体に縛られていたりするタイプの人です。
人生に不満や自由を感じない人ほど、こうした社会のルールや世間体を気にしすぎて自分らしく生きられていない傾向があります。
そんな人は、周りの言葉がすべて正しいと思うのはやめてみることがおすすめです。
社会のルールや世間体なんてものは、一旦捨ててみて自分の生きる道を見直してみましょう。
そうした縛りのない世界で生きられるようになったとき、人生への不満もなくなることや自由を感じることも増えていくはずですよ。
人と比べるのをやめる生き方
人と比べることが多い人ほど、自分のことを責めるようになってしまいやすく委縮して生きるようにもなってしまいます。
それでは、自分の人生を全うできなくなってしまいますよね。
これは、独身でも既婚でも関係なくよくあることです。
人と比べることをやめたとき、人は心身共に悩みなどから解放されやすくなります。
また、自分のことを責めることもなくなって、人のことも責めることがなくなる。
人と比べない生き方になるだけで、今の環境が平和になることもあるんです。
そして、今まで感じていた不満もなくなりやすく自由を感じることも増えていくでしょう。
まとめ
このように、一生独身でいる男ほどずるいと感じる既婚者はいますよね。
しかし、それは、ないものねだりや隣の芝生が青く見えるだけのことが多いんです。
永遠に独身貴族で生き抜こうが、既婚者として生涯を終えようが、どちらにもメリットとデメリットがある。
大切なのは、自分にとって、どちらの生き方が合うかが重要なんです。
どうしても、自由を好むならフリー(独り身)になる決断をするしかないこともあるでしょう。
一人になるのは嫌だし離婚はしたくないなら、結婚していく中で自分の理想の環境になるように行動をするしかない。
人の環境を羨ましがっていて、文句を言っているだけでは現実は変わりません。
自分の求める環境を手に入れるには、今を変える覚悟を持つことが大事なんです。
もしも、少しでも今の環境を変えたいと思ったときは、今回ご紹介した独身既婚関係なく人生を楽しむ3つの生き方を参考の一つにしてみてください。
少しでも、この記事が理想の環境を手に入れるきっかけになれば嬉しいです。