「人生の軸ってなんだろう…。」
そう考える人もいるでしょう。
うーん。
難しい、奥が深い話ですよね。
人それぞれで考えも違くなるようなテーマでしょうし。
今回は、自分が思う人生の軸について語っていこうかなと思います。
人生の軸は、自分軸と他人軸に分かれる
人生の軸には、自分と他人の二つに分かれると思うんですよね。
どういうことかと言うと、人生を過ごす上で、自分がいて他人という人間がいますよね。
人生というのは、こうした人間が作り上げられているんだと感じる訳です。
そうなると、人生の軸は、この人が対象になるんではないかという結論に至る。
そこで人を大きく分けると、自分と他人ですよね。
人生の軸として分けるなら、自分軸と他人軸という風に捉えることができるんです。
この自分軸と他人軸ってなんぞやとの話ですが、
- 自分軸:自分を優先して生きていく人生
- 他人軸:自分よりも他人を優先していく人生
この違いです。
あなたは、どちらの人生で生きていますか?
人生の軸を他人軸にすると不満が増えていく理由
あなたは、自分軸で生きていますか?
それとも、他人軸で生きていますか?
もしも、他人軸で生きているなら、生活の中で不満に思うことが多くありませんか?
なぜ、他人軸で生きすぎると人生に不満が増えていくのかご紹介していきます。
人に必要以上に気を遣いやすい
よく、「人のために」なんて言葉を聞きますよね。
とくにこの日本は、人のためにの意思が強い国な気がします。
確かに、人のために頑張ることや、人のためになることをすることは良いことです。
助け合いがないと生きていけないこともありますしね。
でもこうした考えがあるから、人に気を遣うことが多くなるんです。
これって、いつしか自分の考えはなくなります。
なんでも、相手を優先して考えて生きていくことになるので、自分の意思を貫き通すことが減っていくんですよね。
自分の好きなことが言えないできない人生なんて、不満でしかないですよね。
自分を犠牲にしてまで他人を守ろうとする
自分を犠牲にしてまで人のために頑張る必要は、本来ないんですよね。
どうしても、この人のためにの精神が強い人ほど、他人軸で生きすぎている。
結果、自分をないがしろにしてしまいやすいんです。
自分よりも相手のことを考えてばかりいると、トラブルに巻き込まれることも増える。
相手を守り自分が犠牲になるような場面も増えてしまうでしょう。
よく、仕事とかで助けを求められると断れない人いますよね。
まさにこれです。
自分の仕事も終わっていないのに、他人のために他人の仕事を助けてしまう。
そうすると、自分の仕事は終わらない、仕事に追われて家に帰れない、焦ってミスも多くなる。
これって、なんのメリットもないし、ただの不満でしかないですよね。
こうした出来事が、他人軸になってしまうと起きやすくなるんです。
与えることのが多いので見返りがないとイライラしやすくなる
人のために頑張っていても、自分に良いことがなかったり、見返りがないとイライラしたりすることありませんか?
「なんで自分はこんなに頑張ってるのに、あなたは頑張ってくれないの?」なんて不満を持ってしまうことも増えてきませんか?
こうした人のために頑張り過ぎる他人軸の人生は、いつの間にかそれ相応の見返りを相手に求めるようになってしまいやすいんです。
人のために頑張れば頑張るほど、相手に何かを要求してしまうようになる。
でも、人間誰しもが相手の気持ちを考えることはできませんよね。
だから、相手のためを思って何かをしても、お礼もないこともありますし、何の感謝の気持ちもないこともあるんです。
これは、相手に不満を持っても仕方ありません。
相手からしたら、自分が勝手に相手のためにしてきたことになっているんですから。
そもそも本来、人のために頑張るって見返りなんて求めないもんですよね。
だって、自分が相手のために何かしてあげたいと思ったからするのだから。
だからこそ、自分を優先する自分軸も大事なんです。
極端に自分が犠牲になるほど人のためにが強い他人軸で生きていると、こうした相手に不満を持ちやすい人生になってしまうかもしれませんよ。
幸せな人生を送る人の軸は、だいたい自分軸に向いている
だいたい人生楽しそうにしている人のほとんどは、自分軸で生きているんですよね。
自分を優先した人生を過ごしている。
これどういうことかと言うと、
- 自分の意思を貫く
- 自分の気持ちを大切にする
こういうことです。
要するに、我慢をしない、自分の好きなことやりたいことをする、周りに左右されない人生を送るってことです。
これほど、自由な人生になれたら幸せですよね。
でも、こんなこと言っても現実的に難しいと思う人もいるでしょう。
その難しいと思う原因が、他人軸で生きているからなんです。
相手のことを考えてばかりいたら、自分のしたいようにできないことも多くなるに決まっています。
これが、自分軸と他人軸の人で最も違うところなんです。
どんな理由があれ、自分がどうしてもしたいことやりたいことを優先できる人が、自分軸の人生なんです。
自分の気持ちのまま生きていられるから、人生に幸福感が芽生えやすくなる。
不満の少ない生活になりやすくなるんですよ。
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自分軸と言っても、自分勝手に生きろと言っている訳ではない
よく自分の好きなように自分軸で生きろと言うと、自分勝手になれとか、ワガママになれとか言う人もいますが…。
そういうことじゃありません。
自分軸の生き方をしていても、何かを我慢してでも人のために生きなければならないこともありますよ。
それは、同じです。
ただね。
どうしても自分の意思を尊重したいときだってありますよね。
どうしても自分の気持ちを大切にしたい場面に直面したときに、相手よりもまずは自分を優先できるかどうかなんです。
そしてね。
自分のことを優先できるような人生だから、心に余裕が生まれる。
この余裕が、人のためにも生きようと思える場面を増やしてくれるエネルギー源になっているんです。
心の余裕があるときに芽生える人のために生きる原動力には、見返りなんてないんですよ。
心からあなたのために何かしてあげたいと思うことができるようになる。
これが、自分軸の人にある心の余裕です。
なので、もしも今の人生に不満ばかりを思う場面が多いなら、自分を犠牲にしてまで他人軸になりすぎていないか考えてみましょう。
そして、少しでもこれからは自分のことも尊重できるような自分軸の生き方も取り入れてみてください。
それだけでも、今とこれからの人生にも幸せに感じる場面が増えていくと思いますよ。
この記事が、少しでも自分の人生の軸について考え直すきっかけになれば嬉しいです。
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