人生なんて生きていれば、一度や二度ぐらい絶望的な状況に追われることってありますよね?
まさに、自分はありましたよ。
10の頃の自分は、20代になっても普通に会社に入って働いて平凡な日々を送っているんだろうなぐらいに思っていたんですよね。
でも、実際はまったく思っていた人生とは違った破天荒な日々を送りました。
そこで今回は、人生絶望的だった20代のことを振り返りながら、ある3つの覚悟が状況を変えてくれたことまでを話していきたいと思います。
人生絶望するような20代を送っていました
自分の中での20代の人生は、挑戦と絶望の繰り返しだったと思います。
20代中盤になった頃、ある一人の存在との出会いをきっかけに人生がガラリと変わっていきました。
その人からは、「人生は一度キリだ!やりたいことをやって後悔しない人生を生きろ!」って言われたんですよね。
今思えば、めちゃくちゃありきたりな言葉でもありますが…。
その人自身やりたいことをやっている人生を送っていて、いつも羨ましく見えていたんですよね。
そんな言葉を真に受けた自分が取った行動は、働いていた会社を辞めて夢だった自分のお店(ボディサロン)を開いたことでした。
まさに、その場のノリってやつでしたね。
もちろんですが、人生そんなに甘くありません。
最初は、お店なんて開いてもお客さんが来るわけもなく赤字続きでしたね。
毎月の維持費や生活費の支払いに追われていました。
もうね、ものすごいスピードで貯金はなくなっていくので恐怖でしかなかったです。
こうした大きな挑戦をしたことによって、嫌でも出てくる絶望感…。
でも、絶望な環境ではありましたが…。
追い込まれたことによって、この最悪な環境を変えるには自分の行動次第だと気づきました。
絶望から脱出するために行った3つの覚悟
当時の絶望的だった環境をどうにかして抜け出したいと考えた自分がやったことはですね。
3つの覚悟を持つことでした。
失敗する覚悟を持つ
当時の自分は、失敗を恐れているときほど行動が消極的になっていました。
いつも失敗することにビビッていて、本来しなければいけない行動とは真逆のことをすることも増えていたんですよね。
だから、自分の思い描いていた環境からはどんどん遠のいていたんです。
自分の場合は、お店の経営を失敗(廃業)することが怖くて、下手に大きな挑戦はできないと消極的になっている部分が多くあったんです。
今思えば、この消極的な行動こそが、廃業コースまっしぐらになりかけていた原因の一つだったんですけどね。
今を変えずに失敗を恐れたまま行動するのか、今を変えるための覚悟を持って行動するのかどうか、ここで自分との戦いになるんです。
失敗してもいい覚悟ができたときほど、行動も積極的になります。
結果、大きな利益が返ってくることも増えたんです。
絶望的な環境を変えたければ、失敗するリスクも承知の上で覚悟を持って行動することが重要だと身を持って感じましたね。
損する覚悟を持つ
人生も経営もどんな場面にも言えることですが、損する覚悟ってのは必要と感じました。
わざわざ損するように生きていけって意味ではないですが、自分が成し遂げたいものがあるときほど、成功と同時に何か損する可能性もあることが多いってことです。
例えば、経営者なら事業を成功させるためには、宣伝広告費を出したほうが集客もしやすく売り上げも上がりますよね?
でも、ほとんどの人は、必ず集客できるとは保証がない広告にお金を出せないんです。
これは、損する覚悟がないからなんですね。
とはいえ、宣伝しなかったら宣伝広告費を節約はできるかもしれないけど、誰も自分のお店を知ってもらえないし売上も上がらない。
結果的に、絶望的な環境が変わることなく廃業まっしぐらってわけです。
ここで、「損するかもしれないけど、成功するためには通らなければならない道だ!」なんて覚悟を決めて宣伝広告費をバンっと出せる人ほど、絶望な環境からも抜け出せるタイプなんです。
そんな悪い環境を変えるための決断をしていく中で、何か損するかもしれない場面で出くわしたときには、成功したときのリターンが大きく価値があることなら覚悟を持って挑みましょう。
これは、お店をしていて身を持って感じたことでもあります。
やりたいことをやる覚悟を持つ
絶望的な環境になる人ほど、自分のやりたいことをやっていないことがあります。
もちろん、理由あってやりたいことができないことだってあると思いますが…。
でも、この自分の本当にやりたいことをするために、いかに覚悟を持って行動に移していけるかが、今の絶望的な環境を変えるきっかけになるんですよね。
結局のところ、自分たちが求める理想郷は自分が楽しく過ごせることでもありますよね。
自分が楽しくできない生活=絶望的な生活とも言えるからです。
お店をしているときにも思いましたが、経営ばかりに意識が傾いているときほど本当にやりたいことから遠のいてしまうことも多かったです。
結果、やりたいことができていないときってのは、経営も不安定になりやすく仕事までつまらなく感じることも多くなっていくんですよね。
だから、やっぱり自分のやりたいことをやるスタイルは忘れずにしなければいけない。
そうしないと、なんのために今を生きているのか分からなくなりますからね。
なんなら、自分はやりたいようにやっているときほど、お店の経営も安定していたし楽しく仕事もできるようになったんです。
何かやりたいことができない理由があるのかもしれませんが、絶望的な環境を変えたいなら覚悟を決めてやりたいことをやることにだけ集中してみましょう。
こちらの記事も読み合わせるとおすすめ

3つの覚悟による行動で環境が変わったこと
このように、20代のときは絶望的な人生を送っていました。
もちろん、もっと壮絶な人生を送っている人もいるでしょうけどね。
でも、
- 失敗する覚悟
- 損する覚悟
- やりたいことをやる覚悟
この3つの覚悟を持つようになってからは、本当に絶望的な環境は変わっていったんですよね。
具体的には、失敗や損してもいいから、自分のお店を知ってもらうためになけなしの貯金を広告宣伝費にぶっ込みました。
そしたら、なんとホームページのアクセスが増えていって、少しずつお店にお客さんが集客できるようになったんですよね。
結果、固定のお客さんも付いてきて売上も上がっていくようになったんです。
これは、失敗する覚悟、損する覚悟を持つようになった結果です。
また同時に、自分がお店をしていて楽しくなる環境も意識して動くようにしていました。
自分も落ち着くような内装に変えていったり、相性が合うお客さんだけが集まるような仕組みを作ったりしていました。
なるべく自分のやりたいようにやれる環境を作る覚悟をして続けていったんです。
そしたら、お客さんも楽しい人ばかり集まるようになったり、仕事へのモチベーションも上がって新しいことに挑戦するようにもなったりして、どんどん売上も上がっていきました。
今では、お店の経営も落ち着いていて、仕事も楽しくできて過ごせています。
あの絶望的だった20代の頃の環境と比べれば、信じられないぐらい状況や環境が良い方向に変えることができてビックリです。
きっと、自分のような人生絶望的な20代を送っている人の中には、この3つの覚悟ができていないことで環境を悪化している人もいると思うんですよね。
もしも、絶望な環境に陥ってしまって、前へ進めなくなっているとき、悪い方向に進んでしまうときは、この3つの覚悟を意識してみましょう。
何か良い方向に環境を変えるきっかけになるかもしれませんよ。
まとめ
自分にとっては、人生絶望的な20代を送ってきましたが、原因は色々と覚悟がなかっただけなんですよね。
最初から色々な覚悟を持っていれば、あそこまで絶望的な環境になることもなかったかもしれないし、もっと早く悪い環境から抜け出せたかもしれません。
当然、自分よりも壮絶な人生を送っている20代もいるでしょうが、悪い環境を一日でも抜け出したい人は、今回ご紹介した3つの覚悟も参考の一つにしてみてください。
この記事をきっかけに、今の絶望的な環境から抜け出せるきっかけになれば嬉しいです。