「いっつも怒られているような人間が、自分よりも先に出世しただと?」
「なんでお前なんだよ!自分もこんなに頑張ってるのに、理不尽じゃないか…。」
そんな風に思ってしまう人もいるでしょう。
でも、実はそんなことはありません。
この世の中、怒られない=完璧な人間=出世に結びつくとは限らないからです。
怒られやすい人ほど出世していく心理
いつも怒られているような人間だったくせに、なぜか出世する人っていますよね。
これには、それなりな理由があったりするんです。
ここからは、怒られやすい人ほど出世していく心理をご紹介していきます。
怒られやすい人ほど期待されている証
怒られやすいということは、それだけ見込みがあるとも受け取れます。
「こいつには、もっとこうなってほしい!」なんて想いがあるから、上司も何度も怒っているのかもしれませんよね。
そもそも、期待も何もしていない人間には、怒るどころか呆れてしまう人のが多いでしょうし。
そう何度も怒ってまで、期待していない人間にエネルギーを使ったりなんてしません。
もちろん、完璧すぎて怒るに怒れないような人もいるでしょうけどね。
挑戦することが増えれば怒られることも増える
いつも怒られているような人は、色々と自ら考えて行動するタイプじゃないですか?
人間って、人からの評価をよく気にします。
そのため、失敗するかもしれないような挑戦はしない傾向があるんですよね。
でも、出世していくようなタイプは違います。
何事にも前向きに取り組み、なんにでも挑戦していく強い意志を持っています。
なんでも、できるできないで判断しないため、失敗してもあまり気にしません。
失敗して怒られることが増えても、また成功するまで挑戦し続けていけば良いと考えている人も多いんです。
こうしてなんでも挑戦している人ほど、失敗してしまうことも多くなるため怒られやすいんです。
しかしながら、失敗して怒られてるとは言えど、挑戦していく意志というのは人から評価されやすいことなんですよね。
人から評価されやすいだけでなく、色々と挑戦する人ほど大きな成果に繋がるチャンスも多いために、出世もしやすいんです。
失敗しないために何事にも挑戦せずに怒られない選択をする人よりも、失敗してでも何事にも挑戦する人のほうが出世してもおかしくないってことです。
その都度、指摘され怒られるから成長していく
なんでも指摘されたり、怒られないと気づけないことってあります。
それに、毎回頭ごなしに怒られているとは限りませんよね。
怒られていると同時に、何かしらの指摘やアドバイスをもらっているかもしれません。
実際に上司のような実績ある者から、指摘やアドバイスがもらえる環境は貴重なことです。
怒られる機会が多いということは、それだけ学べることや気づけることも多いってこと。
誰よりも、成長しやすい環境にいるということなんです。
だから、怒られていることが多くても出世してしまう人もいるんです。
コミュニケーションが増える
なんでも怒られること自体が悪いこととは限りません。
実は、こうした怒ってもらえる環境というのは、上司と話す機会や触れ合う機会も増えるということです。
人間と言うのは、不思議な生き物です。
例え、怒る怒られる関係性であっても、仕事を交えた会話が増えれば増えるほど、お互いの信頼関係も近づくこともあります。
結果として、怒られることが多い=上司からの意識や認識が強い存在になるんです。
だから、いつしか期待される存在に変わり、出世まで上り詰めることもあるのかもしれません。
理不尽ではない!怒られない=完璧=出世とは限らない真実
みなさん出世する人は、こんな特徴がある人だと思っていませんか?
- 仕事のミスをしない
- 頭が良い
- 効率が良く動ける
- 褒められることが多い
こんな人ほど、評価され出世することもあるでしょう。
でもね。
世の中、すべてがすべて仕事ができる完璧な人だけが評価されるとは限らないんです。
もちろん、仕事ができるということも大事ですが…。
「こいつに仕事を任せて良いのか!」という人間性の中身による信用も大切だったりします。
いくら仕事ができても、人間性に問題があったりしたら信用はできませんよね。
意外に仕事ができる人材よりも、
- 仕事への粘り強さ
- メンタルの強さ
- 周りへの配慮
- この人に付いていきたいと思わせるような人柄
このような、人間性を見て、上に立たせるべき存在かどうか評価する人もいるんです。
要するに、仕事もできて、人間性も高いなら最強ってことですね。
要するに、仕事ができなくて怒られてばかりいるような存在の人でも、人間性が評価されるような存在であれば出世することもあるってことです。
それぐらい中身って大事ってことです。
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出世したいなら上司に可愛がられる存在になること
もちろん、仕事ができるようになることも大切です。
でも、人間性を磨くことも出世には大切と話しました。
しかしながら、もっと大切なことがあります。
それは、実際に上に立っている上司から可愛がられる存在になることです。
可愛がられると言っても、子供のように可愛がられろって意味ではありません。
要するに、上司にとって自分が一番の身近な存在になれってことです。
しかも、方法も簡単ですよ。
上司とコミュニケーションを取る機会を増やすだけです。
先ほども言いましたが、怒られるようなことでも相手と話す機会が増えるほど、お互いの信頼関係を築くきっかけになります。
なので、
- 休憩のときに、プライベートのことでも話しかけてみる。
- 仕事のことでも、なんでも分からないことは聞いてみる。
- ホウレンソウ(報連相)を徹底する。
こんな些細なことでも良いんです。
とにかく上司と話す機会を増やすこと。
これだけでも、相手にとって自分が身近な存在として認識するようになります。
こうした関り方が、上司からも可愛がられるきっかけになり、期待や信用にも繋がります。
出世への道も開きやすくなるってことです。
まとめ
このように、ミスをしない仕事ができる人間だけが出世するとは限らないんです。
怒られやすいようなミスが多い人間でも、人間性ができていたり、怒られるたびに成長していれば、出世することだってありえます。
結局は、仕事へのやる気、上に立たせる者として信用できる存在なのかどうかで、出世するかしないかは決まるんです。
もしも、仕事を頑張っているのに評価されずに出世しないことに悩んでいるなら…。
まずは、上司とのコミュニケーションを取る機会を増やしましょう。
そして、自分の存在をアピールすること。
可愛がられるような身近な存在になれれば、いつでも出世の機会もあるかもしれませんよ。
この記事が、少しでも仕事をする上で役に立てば嬉しいです。
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