身体の内側から綺麗にする話題の断食ダイエット。
断食する日数や期間は、自身の目標に合わせて決めて、正しく行わなければなりません。
無理な断食する期間を設定してしまえば、体調を崩してしまったり、失敗に繋がってしまいます。
例え、無理して成功してもリバウンドしては本末転倒です。
今回は、断食する日数について、どの程度の期間するのが妥当なのか詳しく解説します。
断食する日数や期間はどうやって決めるのが妥当?
断食には、本来、「準備食・断食・回復食」の3つのステージを過ごしてもらうのが、一般的なやり方です。
この中の大事な断食する期間は、食事から断ち胃腸や内臓をしっかり休ませることで、さまざまな健康に嬉しい効果が得られると言われています。
ダイエット目的で断食をしようと思っている方は、期間が長いほうが減量の効果も大きいのは事実。
だからと言って、慣れない人がいきなり長期的な断食するのも危険です!
目標に合わせた断食する日数・期間の目安 |
➀断食期間1〜2日 身体を休ませ、デトックスをする目的だけ/初心者向け
➁断食期間3〜4日 デトックス目的・脂肪も燃焼させたい方/中級者向け
③断食期間5日 デトックス目的・脂肪燃焼を最大限に出したい/上級者向け |
上級者向けのよう5日間何も食べないとなれば、かなり痩せそうですが辛そうですよね。
実際5日間の断食を体験したことある私から言わせてもらえれば、めちゃくちゃしんどいです。
セラピストがオススメする【断食する日数や期間】
断食本来の目的って、ダイエットというよりは、「食事を抜いて胃腸を休ませることで、体内の毒素や老廃物をデトックスして健康的な体を作る健康法」です。
食事などの固形物による栄養が摂れなくなるので、十分に注意が必要にもなります。
断食する日数が長ければ長く設定する人ほど、当然その分注意が必要になる部分も多くなります。
一人で行うとなると結構大変なんですよね。
【ポイント】 私が個人的に推奨する断食期間は、初心者さんで1日~3日です。 |
もちろん年齢や性別などでも変わるでしょうが、セラピスト兼カウンセラーとして、私が思う断食を苦しまずに行うには、最初は短期間から行うことがオススメです。
それ以上の期間の断食日数となると、大きな効果も期待は出来るかもしれませんが、素人判断で気軽に行うのには、危険が伴うこともあることを認識しておきましょう。
実際に、長期間の断食期間を行うと、血糖値が下がるので、後半は食べていないのに不思議とお腹が空かなくなります。
その状態になると、「もっと行けるんじゃないか?」なんて、感覚が麻痺してしまう人もいます。
無理してやってしまい拒食の原因になってしまうこともあります。
そういった初心者さんの失敗や背景も考えた上、いきなりの長い断食期間は良いとは言えないのです。
食べない代わりに、酵素ドリンクが必須です。
ファスティングやプチ断食ダイエットは、少なからず一定期間食事からの栄養を摂れなくなるので、唯一の体の栄養を助けるのが、酵素ドリンクになります。
この酵素ドリンクを使用しない断食は、危険ですのでオススメしません。
水のみで断食を行ってしまうと、急な体の栄養不足による体調不良のきっかけを招いたり、頭痛や吐き気などの好転反応などの症状を悪化することにも繋がります。
酵素ドリンクは、そのような断食を安全に行うために必ず必須になるアイテムなんです。
とはいえ、酵素ドリンクも添加物が入っているものや、高カロリーなものもあります。
品質の悪い酵素ドリンクの使用は、返って体に負担をかけてしまうので、栄養価の高い品質の良いものを選ぶようにしましょう。
断食で使用されることが多い酵素ドリンクは、優光泉となります。
ひとつの参考にしてみてください。
断食施設と日常生活から考える断食日数
「どうしても長い日数で、たくさん痩せたい!」のような気持ちが強い方は、実は断食を専門とした人が一緒にサポートしてくれる断食施設というものもあります。
調べてみますと、以下のようなものがありました。
断食を一緒にサポートしてくれる宿泊施設 |
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これを見ると慣れていない方は、平均して3日くらいまでの断食期間が、無理なく行える妥当な期間と考えても良いのではないでしょうか。
それ以上ファスティング期間が長い仙人級の施設ももちろんあります。
上級者向け断食施設 |
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ここまでくると、もう仙人の修行なんじゃないかと思いますが。(笑)
ただし、しっかりとした専門的な管理や調整あってのこと。
「静養院断食療養所」の断食は、「食べない・考えない・動かない」という断食方法です。
また「信貴山断食道場」の断食中は、体力を使うため入浴は1日おきとなっています。
パート・仕事や家事など、日常生活を送りながらの断食とは、全く異なりますよね。
やはり長期になればなるほど、考え方や知識量も圧倒的に違ってきます。
専門のもと行うことが健康的な体を手に入れる第一歩です。
日常生活に差し障りのない日数を行うのであれば、1日~長くても3日ほどと考えておきましょう。
「アイウエルネス」へ問い合わせてみると、「30日間宿泊し、断食を行う方もいる」と教えていただきました。
ものすごい忍耐力で、驚きますね。
おそらく、日常とは違った環境で断食を行い、心も身体も研ぎ澄まされるのでしょう。
本当に徹底したい方は、きちんとした施設で行なった方がいいですね。
脂肪が燃焼する断食期間
アメリカ・アラバマ大学バーミンガム校の調査では、断食の期間が長いほど、脂肪燃焼効果がアップすると発表されています。
絶食から12時間経過するまではグリコーゲンを燃焼させており、12時間後からは脂肪を燃やし始める 参考:マイナビニュース |
何も食べないファスティング期間は、燃やす栄養素がないため【脂肪を燃焼させる】=【痩せる】となるんですね。
アラバマ大学の教授は、こう語っているそうです。
最初は食事を摂る時間の間隔を一日9時間、徐々に減らし最終的には6時間にするとよいと。
呼び方はさまざまですが、今流行りのプチ断食(12時間、18時間食事を抜く)やり方と似てますね。
とはいえ、食べられる時間が6時間となると、結構生活的にはハードですね。
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完全に断食するものと違って食事がとれるので、
「完全な断食は辛い」 「でももう少し痩せる方法で頑張りたい」 |
という方には、このようなプチ断食から始めるのもいいかもしれませんね。
豆知識:食べない歴史と長期間行うのは危険な理由
ちなみに、イスラム教の「ラマダン」の時期に行う「1ヶ月断食」は、自身と向き合い欲を捨て信仰心を清めるために行われる断食をご存知でしょうか。
ラマダンの断食は、「日の出から日没まで」食べ物も水分も摂ってはいけない期間を1ヶ月続けます。
日の出から日没と言うと、午前6時〜午後5時くらいまでですね。
起きている時間食べれないというかなり辛い断食です。
おまけに、イスラム教徒(ムスリム)は各国に存在します。
日照時間は、アイスランドでは22時間、スウェーデンは20時間、チリでは9時間…。
国によって、かなりの差があるんです。
このような水分を摂らない断食は、命に危険さえ及ぼす可能性があります。
日本人には向かなので、私たちは断食期間中は水分をきちんと摂りましょう。
いくら脂肪燃焼されると言っても、断食期間をむやみに引き延ばすのは危険です。
中には、やりすぎは寿命が縮まるなんて話も聞きますよね。
ほどほどに、ストイックになりすぎず適度に頑張らない程度に頑張るのが断食のコツです!
慣れない始めは、日数の少ない断食に設定しましょう。
または、ちょっと食事を摂らないのは怖いなって方は半日断食ダイエットから始めるのもいいかもしれません。
日頃、暴飲暴食をしている方なら、それだけでも2〜3kg減量できるかもしれませんよ。

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