「何もかもがうまくいかない」と思えるときは、スランプであるかどうかを確認することが大切です。
原因がスランプかどうかで、対処法や考え方が変わってくるからです。
この記事を通して、「何もかもがうまくいかない」を一緒に打開していきましょう。
何もかもうまくいかない…。そんなときは頑張りが報われにくい!
何事もうまくいかないときって、気が滅入ってしまいますよね。
そして、そんなときにいくら頑張ってても、うまくいかないものです。
また、やる気もなかなか出ません。
しかし、悲観することはありません。
きちんと、対処をしてゆけば、打開できます。
某野球選手はスランプに陥ると練習を休む
私の知人の野球選手は、打撃スランプに陥ると練習を休むそうです。
そんな選手は、「打撃スランプ状態=体が間違ったフォーム」になっていることが多く、そんな状態で練習を重ねていても、間違ったフォームを覚え込んでしまいますよね。
だからこそ、「打撃スランプに陥ったときは、あえて練習をしないんだ…」と言っていました。
打撃スランプに陥った野球選手は、そこから抜け出そうと、一生懸命に練習するイメージを私たちは抱きますよね。
しかし、打撃スランプ状態を覚え込まないために、あえて練習を休むという考え方もあるわけです。
何もかもうまくいかないときも、休むことが大切?
今あなたが、何もかもうまくいかない原因が、スランプであるとしましょう。
例えば、今まで出来ていた仕事がうまく進まない場合、それは、仕事スランプだと考えることができます。
おそらく、仕事スランプに陥った場合、仕事の進め方が間違っていることが多いはずです。
そんな中で、さらに頑張って仕事をしても、進め方が間違っているわけですから、うまくいくことはありません。
反対に、間違った進め方で仕事を重ねると、その進め方を体が思え込んでしまうかもしれませんね。
やはり、仕事スランプに陥ってしまったのなら、「うまく仕事が進んでいた頃」を思い出すまで、休むことが大切だと言えるでしょう。
とは言え、仕事なんて簡単に休めない
仕事スランプに陥った場合、仕事を休むことが大切だと先述しました。
とは言え仕事を休むことなど、簡単にできることではありません。
しかし、「仕事の手を抜く」ということなら、比較的簡単にできますよね。
例えば、残業をせずに帰る・簡単な仕事から片づけてゆくなど、工夫次第で仕事の手を抜くことはできるでしょう。
また特定の仕事が、うまくいかないこともありますよね。
例えば、「グラフ作りの仕事をするときは気力が湧かない」といった具合にです。
このようなときは、「グラフ作りの仕事は今日はやらない」といった感じに、その特定の仕事から離れてみてください。
案外、1日程度過ぎただけでも、スランプが回復することがあります。
つまり、「今日はグラフ作りの仕事をする気力が湧かないが、明日は湧いてくる」なんてことが、ざらにあるのです。
だからこそ、仕事には行くにしても、仕事の手を抜く・スランプ原因となっている特定の仕事から離れるといった勇気を持つことが大切なのです。
他のスランプも「休む」が基本
ここまで、仕事スランプを例に、「仕事スランプに陥ったときは休むべき」と提案してゆきました。
しかし、この記事のタイトルは、「何もかもうまくいかない…」です。
きっと、この記事を読んでいる人の多くは、「仕事も含めて人生の多くがうまくいかない…」と悩んでいるんですよね。
たとえ、仕事以外のスランプに陥ってしまったとしても、「休む」ということが大切になります。
人間関係・家事・趣味など、スランプに陥りやすい原因は多くあります。
やはり、このようなスランプに陥ったのなら、基本的には休むことが大切なのです。
例えば、「友達とすぐ喧嘩になるのなら、距離を取ってみる」ことや、「料理のやる気が出ないのなら外食する」といった具合に、スランプに陥ったら休んでみてください。
このように、うまくいかないことを休むことで、徐々にやる気が出てくるものです。
結果として、「何もかもがうまくいかない」という状況から、逃れることができるかもしれませんよ。
休めないスランプに陥ったら
当然、育児など、どうしても休めないスランプなんてものもあります。
例えば、「うまくいかないから」と育児放棄をしてしまったら、子どもは生きていくことができません。
休めないスランプに陥ってしまったときは、「手を抜ける部分を抜く」という勇気を持ってみてはどうでしょう。
確かに、育児を全て休むことはできません。
しかし、例えば実母に頼れば、育児の手を抜くことは可能です。
このように、手を抜くことができれば、いずれスランプから打開できるものなのです。
うまくいかない時期はいつまで続く?
うまくいかない原因がスランプである場合、いずれにしもいつかは、うまくいかない時期は終わります。
特に、得意なことがうまくいかないのなら、早い段階で終わる傾向にありますよ。
一方で、うまくいかない原因がスランプ以外の場合、永遠に続くかもしれません。
スランプはいずれ解決する
うまくいかない原因がスランプであるのなら、それはいずれ解決します。
つまり、今はうまくいかなくても、またうまくいく時期が来るということです。
では、原因がスランプであるかは、どのように見極めるのでしょうか。
今まで出来ていたことがうまくいかない場合、その原因はスランプである可能性が高いです。
何もかもがうまくいかないときは、頭の中が混乱しがちです。
しかし、うまくいっていないことが、「今までできていたこと」である場合は、スランプが原因の可能性が高いので、安心してください。
得意なことがスランプになったのなら、解決期は早い傾向に
得意なことである場合、そのやり方は体に染み渡っています。
そのため、得意なことがスランプになった場合は、解決期が早くなる傾向にあります。
例えば、大得意な仕事に就いていたのにも関わらず、それがスランプになってしまったとします。
この場合、仕事のやり方は体に染み渡っているため、スランプの解決は早い傾向にあるということです。
ただし、ずっとうまくいかないこともある
うまくいかない原因がスランプでない場合は、それがずっとうまくいかないことがあります。
例えば、努力不足が原因でうまくいかない場合、努力をしない限り、物事がうまくいくことはありません。
「うまくいかない原因がスランプ=いずれうまくいく」や「うまくいかない原因が努力不足など=ずっとうまくいかない」なんてこともあるわけです。
このように、うまくいかない原因がスランプか否かで、それが今後どうなるかが変わってきます。
だからこそ、先述したように、「今うまくいっていないこと」を箇条書きにして、それぞれの対処法を考えていきたいのです。
何もかもうまくいかない原因がスランプでない場合は…?
うまくいかない原因がスランプでない場合は、どう対処していけばいいのでしょうか。
ここからは、私が実践している、「うまくいかない原因がスランプ以外の場合の対処法」について、紹介をしていきます。
努力する
特に、得意分野がうまくいかない場合は、努力することで、解決することができるかもしれません。
例えば、得意分野の資格合格を目指しているものの、何度も何度も不合格になっているとします。
この場合、当たり前でしょうが、今よりも努力すれば、更に資格合格を見込むことができるでしょう。
また、テキストを変えてみる・専門家に教わるなど、角度を変えた努力をしてみることでも、やはり資格合格を見込むことができます。
ぜひ、うまくいかないものの、その原因が努力不足であると感じられる場合は、もう少しだけ頑張ってみてください。
諦める
特に、自分に合っていないことが原因で、うまくいかない場合は、「諦める」という選択が賢明である場合があります。
例えば、営業の仕事が、うまくいかないとしましょう。
そして、自分の性格は内気で、会話が苦手であるとします。
この場合、営業の仕事がうまくいかない原因は、「自分の性格が合っていないから」と考えることができます。
自分の性格が合っていないわけですから、「諦める」という選択が賢いでしょう。
やはり、内気・会話が苦手という性格は、なかなか変わりませんからね。
従って、営業の仕事が、今後うまくいく可能性は低いでしょう。
だからこそ、営業の仕事は諦めて、自分に合っている仕事を見つけるという選択が賢いのです。
相談する
例えば、将来の不安が原因で、胸が苦しいとしましょう。
この場合は、誰かに相談をしてみてはどうでしょうか。
やはり、誰かに相談をすることで、的確なアドバイスをもらえるかもしれません。
的確なアドバイスをもらえれば、将来の不安が和らいで、胸の苦しさが軽くなるかも知れませんよね。
このように、誰かに相談することで、うまくいかないが解決することもあるのです。
人それぞれ、価値観が違うものです。
だからこそ、人に相談することで、「こんな考えもあるんだ」と発見できることもあるのです。
ぜひ、周りの色々な人に、相談してみてください。

「何もかもうまくいかない」の対処法のまとめ
ここまでの長文のお付き合い、ありがとうございました。
最後に、「何もかもがうまくいかない」と思えるときの対処法を、まとめさせていただきますね。
「うまくいっていないこと」を箇条書きにする
何もかもがうまくいかない場合、まずは「うまくいっていないこと」を確認することが大切です。
そのためにも、ノートなどに、「うまくいっていないこと」を箇条書きにしてください。
箇条書きにすることで、「うまくいっていないこと」を確認することができます。
やはり、「うまくいっていないこと」を確認することは、頭を整理する上で重要なことですよ。
原因がスランプか否かを考える
「うまくいっていないこと」を箇条書きにしたら、それぞれの原因がスランプか否かを考えてみてください。
例えば、「電話応対」が、うまくいかないことだとします。
今までは問題なく、「電話応対」ができていたとしましょう。
この場合、今までできていた電話応対がうまくいかなくなるわけですから、原因はスランプだと考えるべきですね。
一方で、例えば、「エクセル表計算」が、「うまくいっていないこと」だとします。
この、「エクセルの表計算」は最近始めた業務だったとしましょうか。
この場合、最近始めたエクセルの表計算がうまくいかないので、原因はスランプ以外の実力不足が考えられるのです。
原因がスランプの場合は、いずれ解決することを理解する
「うまくいっていないこと」の原因がスランプである場合、それはいずれまた波が来て解決します。
つまり、スランプに陥った場合は、時間が解決してくれるわけです。
スランプに陥っている時期は、「一時的に体が間違った動作をしている時期」と考えるのが良いでしょう。
そんなスランプの時期に無理に克服しようと、一生懸命に努力をしてしまうと、返って間違った動作を覚え込んでしまいます。
従って、スランプに陥った場合は、間違った動作を忘れるためにも、休むことが大切なのです。
どうしても、休むことができない場合は、時間が解決してくれることを理解して、頑張りすぎないことが大切ですよ。
原因がスランプ以外の場合は、努力する・諦める・相談する
「うまくいっていないこと」の原因が、スランプ以外の場合は、「努力する」「諦める」「相談する」の3つの対処法のどれかを試してみるといいでしょう。
例えば、先述したように、始めたばかりの「エクセル表計算」が、「うまくいっていないこと」だとします。
この場合、エクセル表計算に関する勉強を努力すれば、「うまくいかない」を解決できるかもしれません。
ただ、エクセル表計算が、自分の頭には難しすぎるような苦手分野だったとします。
この場合は、諦めるという選択を取ることで、「うまくいかない」から逃れることができますよね。
もちろん、「エクセル表計算がどうしてもできません」と、上司に相談することだってできるはずです。
このように、「うまくいっていないこと」の原因がスランプ以外だった場合は、努力する・諦める・相談するのどれかを行うことで、解決するものなのです。
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