学校や仕事など、人間関係を築いていく中で相性が悪い人って必ず出てきますよね。
中には、「どうにか嫌いな人のことを無関心になれる方法ないかな…。」なんて思うこともあるでしょう。
そりゃあ、そうですよね。
いちいち毛嫌いしている人のことを意識してたら、ストレスだって溜まるし頭も狂いそうになりますからね。
そこで今回は、そんな嫌いな人を無関心になる方法だけでなく傷ついた心やストレスを癒える方法までご紹介していきます。
- そもそもなぜ人を嫌いになるのか
- 嫌いな人を無関心になる方法30選!どの場面でも使えるスルースキルの秘訣
- 簡単に判断しない
- 勝手な思い込みをしない
- 相手を理解する
- 受け入れる精神を持つ
- 自分から攻撃はしない
- ときには逃げてしまおう
- 第三者に助けてもらう
- 相手を人間に思わない
- 嫌いな人よりも嫌いな人を見つける
- 自分のことだけを考える
- 心の中で言いたいことを言う
- 正解を求めない
- 相手に期待しない
- 会う時間を減らす
- 話す機会を減らす
- 嫌なことよりも楽しくなることを増やす
- あえてゲーム感覚で環境を楽しむ
- 悪いところよりも良いところに意識を傾ける
- 自己暗示する
- 自分に自信を付ける
- 自分の都合良い環境は手に入らないと悟る
- 目の前のことだけに集中
- 考えるだけ無駄精神でいる
- 考える暇もないほど忙しい日々を作る
- 心の中で、まっいっかと唱える
- 自分の成長に繋がる試練だと思う
- とことん嫌われてみる嫌ってみる
- 自分からいなくなる
- メンタルを強化する
- 自分の気持ちに気づいてみる
- 嫌いな人ほど関心してしまっている証拠に気づく
- 嫌いな人ほど自分と似ているところがある真実
- 嫌いな人を無視してても無関心には繋がらない
- 傷ついてきた心を癒やす方法!科学的に効果があるストレス解消法も伝授
- まとめ
そもそもなぜ人を嫌いになるのか
@niftyニュースの統計では、以下のグラフのように世の中の7割8割近くの人が苦手な人や嫌いな人がいると答えているそうです。
引用:@niftyニュース
でも、なぜ人は人付き合いの中で好きな人と嫌いな人に分かれるのか?
このことについて、あなたは深く考えたことはありますか?
これ実は、自分にとって都合良い人かどうかで相手を好きか嫌いか判断する人が多い傾向があるんですね。
きっと、あなたの今嫌いな人のほとんどは自分にとって都合の悪いことをしてくる人じゃないですか?
自分が不快に感じるようなことをしてくる人だったりね。
人間は、楽しくないこと、ムカつくことなどマイナスな感情になることを嫌う生き物なんです。
例えばですが、嫌いな上司の特徴ランキングでは以下のような統計結果があるのでご覧ください。
引用:PRTIMES
この表を見ても一目瞭然でしょうが、人は自分のマイナスな感情を引き出してくるような人のことを嫌いになるんです。
要するに、自分の楽しい人生を邪魔しようとしてくる相手はすべて敵として認定しようとする傾向があるんですね。
これは、自分の楽しい人生を守るための自己防衛であって人間の本能なのかもしれません。
嫌いな人を無関心になる方法30選!どの場面でも使えるスルースキルの秘訣
それでは、メインでもある実践的な話に移りましょう。
嫌いな人を無関心になる方法を30選を用意しました!
人それぞれで合う合わないもあると思います。
あくまでも、参考の一つ程度に見てみてください。
簡単に判断しない
相手を好きか嫌いかだけで判断するようなことは辞めましょう。
これ大事です。
ちょっとしたことで、相手のことをすぐに嫌いな人として認定しようとする人っていますよね。
一回怒られただけで、「この人は嫌い…。」なんてなってしまう人もいるでしょう。
でも、そんなすぐに人のことを好き嫌いで判断する生き方は、まず人間関係は上手くいきません。
理不尽なことが続いたり、精神的苦痛があるような言動をされているなら話は別ですけどね…。
まずは、冷静に相手のことを見てみたら、「そこまで気にするほど嫌いな人じゃなかった!」なんてこともあるかもしれませんよ。
勝手な思い込みをしない
嫌いな人から不快になるようなことをされたとしても、本当に相手は故意的にしてきたことなのか考えたことはありますか?
もしかしたら、自分の勝手な思い込みや勘違いがあって相手を悪者にしていることもあるかもしれませんよ。
これ以外にも多いんです。
「私の勘違いだった…。」なんて人を自分はたくさん見てきました。
相手も、「まさか傷つくことをしていたなんて…。」と悪気ないこともあるかもしれません。
一度、自分の思い込みや勘違いから相手のことを嫌いになっていないか見直してみましょう。
相手を理解する
嫌いな人のことを無関心になる方法の中でも、心の底から相手のことを理解しようとすることはめちゃくちゃ大切なことです。
なぜ、自分に嫌いになるようなことをしてくるのか相手の気持ちを考えてみましょう。
もしかしたら、何か深い理由があるのかもしれません。
もちろん、理由があれば人を不快にさせていいのかというと違いますけどね。
でも、相手がどんな理由があって自分に嫌なことをしてくるのかを知るだけでも、相手のことを許すことができるようになることもあります。
この相手を理解して許すことができるようになったときほど、相手のことなんてどうでもよくなることもあるんです。
受け入れる精神を持つ
世の中には、色々な人がいます。
良い人もいれば嫌な人もいます。
この現実をしっかり受け止める精神も大切です。
どうしようもできないこと、自分には合わない人も存在することは仕方ないことなんです。
こうした避けられない現実を受け止めることができたとき、相手のことが気にならなくなることもよくあります。
現実を受け止めることは、嫌いな人のことを無関心になるには理にかなっている方法なんです。
自分から攻撃はしない
嫌いな人から不快なことをされたら、仕返ししたくなることもありますよね。
でも、そんなことしてたら、いつまで経っても相手のことを意識してしまうことになるし忘れることなんてできません。
まずは、どんなに嫌なことをされても攻撃(仕返し)しないことです。
余計に状況が悪化してしまうこともありますからね。
相手のことを気にしないように無関心になりたいなら、何事も相手にしない方法を取ることも大切なんです。
ときには逃げてしまおう
ときには、嫌いな人がいない環境から逃げてしまうこともおすすめです。
職場で嫌いな人がいるなら転職してしまえばいいってことです。
相手のことを忘れてしまうぐらい無関心になるには、こうして相手のいない環境を作ってしまうのが手っ取り早い方法なんです。
あとは、時間が解決してくれます。
第三者に助けてもらう
一人でどうしようもできないときは、第三者に入ってもらい助けてもらう方法も取りましょう。
嫌いな人と関わらないように間に入ってもらったり、サポートしてもらうこともできるでしょう。
少しでも環境が変われば、相手のことなんて無関心になるほどどうでもよくなるかもしれませんよ。
相手を人間に思わない
よく人前に出るような緊張する場面では、「自分以外の人は野菜だと思え!」なんて緊張を和らげる方法ありますよね。
でも、確かに人間の思い込みやイメージ力って凄いんです。
本当に嫌いな相手のことを人間と思わなければ、マジで気にならなくなる人もいます。
嫌いな人よりも嫌いな人を見つける
自分の嫌いな人よりも、もっと嫌いな人を見つけてみましょう。
想像するだけでもOKです。
「世の中には、もっとヤバい奴がいる!」なんて思えるようになれば、目の前にいる嫌いな人のことを気にならなくなることもあるでしょう。
意外にも、人間って単純なところもあります。
上には上がいることを知ると今まで嫌だった人のことがマシに見えてしまうこともあるんです。
自分のことだけを考える
他人のことばかり考えるより、自分のことだけを考えるようにシフトしましょう。
だって、他人のことばかり考えるときほど自分に余裕がなくなりますからね。
自分に余裕ない環境なのに、他人のことを考えているから疲れるし嫌にもなるんです。
もう、嫌いな人のために時間をかけて考えるのは辞めてしまいましょう。
自分にシフトした人生を送れるときほど、周りのことなんて無関心になることはよくあります。
心の中で言いたいことを言う
嫌いな人に言いたいことを言えたらスッキリしますよね。
でも、上司のような立場が上の人だと言いずらいことも多く困っている人もいますよね。
それなら、心の中だけでも嫌いな人に言いたいことを言ってやりましょう。
これだけでも、心はスッキリすることは多いです。
正解を求めない
なんでも正解を求めた人生になっていませんか?
何が正解で何が不正解なんて考えていれば、人間関係に対しても正解を求めてしまいます。
嫌いな人がいるってことは、相手に不正解な部分があると判断したからですよね。
しかしながら、本来なら世の中に正解なんてありませんよね。
どんな人だったとしても、ダメな人(不正解)って基本ないんです。
あくまでも、自分の中の物差しで相手を嫌いな存在に見立てているだけのこともあります。
だから、人生も人間関係にも正解なんてないと思うことです。
そう考えられるようになるだけでも、相手を受け入れることができることもあれば、どうでもよくなることもあるでしょう。
相手に期待しない
相手のことを嫌いになる原因には、相手に何か期待している部分があったからじゃないですか?
人は、自分の期待とは違った言動をされるときほど相手にガッカリして嫌いになります。
でも、なんでも自分の期待通りに人は動いてくれませんよね。
相手の期待通りに動けるかと言ったら、自分だってできないことはありますよね?
そうなんです。
相手に期待しても、自分の期待通りのことが返ってくるとは限らないんです。
この相手に自分の期待を押し付けることを辞めたときほど、相手の言動なんてどうでもよくなるほど無関心になっていきます。
会う時間を減らす
単純に、嫌な人とは会う時間を減らしてしまうことです。
人間って不思議ですが、会わない時間が増えると記憶は薄れていきます。
時間の経過と共に、どんな相手も無関心になったかのように忘れていく存在になります。
話す機会を減らす
会う時間を減らすことができない環境にいる人は、まずは話す機会から減らしてみましょう。
嫌いな人と話す機会を一回でも減らせただけでも、日々のストレスはまったく違います。
少しずつでも関わる機会を減らしていくことで、自分の意識から相手は消えていき無関心になっていくでしょう。
嫌なことよりも楽しくなることを増やす
嫌いな人のことばかり考えているから、意識しちゃうんです。
無関心になるほど相手の存在がどうでもよくなりたいなら楽しいことを増やしましょう。
好きなことや楽しいことに夢中になれる環境ほど、嫌いな人のことなんて忘れてしまいます。
嫌な人のことを考えない時間を多く作るだけでも、少しずつ気にならない存在になっていきます。
あえてゲーム感覚で環境を楽しむ
どうしても、嫌いな人のことを深く考えすぎてしまう人は多い。
それなら、ゲーム感覚で今の人間関係や環境を良くしていくためにはどうすればいいか考えてみるのもありでしょう。
自分の行動次第では、相手がどんな反応するのか推理してみたりするのも面白いです。
自分のプレイ次第で、相手の反応や環境がどう変わってくのかゲーム感覚で楽しんでみましょう。
悪いところよりも良いところに意識を傾ける
なんでも相手の悪いところばかり見ていたら、相手のことを嫌いになるのも当たり前です。
相手の良いところもないか客観的に見て考えてみましょう。
「意外に良いところもあるじゃん!」なんて思えることも増えたら、嫌いな人のことを許せる場面も出てくるかもしれませんよ。
自己暗示する
「自分には、嫌いな人なんていない!」
そんな風に、自己暗示をしてみましょう。
相手のことを無関心になりたいなら、その思いが強まるような自己暗示をしてみることです。
人間の思い込みというのは、ときに奇跡を起こすこともあります。
思いが強まるときほど、自己暗示することによって嫌いな人のことが無関心になることもあるかもしれませんよ。
自分に自信を付ける
自分に自信がないときほど、余裕がなくなります。
人間関係の中でも、相手の些細な言葉で傷つくことや気にしてしまうことも増えてしまいます。
自分に自信さえあれば、周りがなんて言ってこようが何も気にしなくなるもんです。
自分が最強と思えるほどの自信を付ければ、どんな相手に何をされようがどうでもいい存在として流せるようになるでしょう。
自分の都合良い環境は手に入らないと悟る
なんでも、出会っていく人々全員が自分の都合良い存在になるとは限りません。
誰かしらは、嫌な人や苦手な人も出てくるはずです。
これって、運命みたいなもんなんです。
だから、自分の都合良い人生にならないこともあると悟りましょう。
避けられない運命があることを悟ることで、「今目の前にいる嫌いな人がいるのも当たり前のことなんだ!」と納得できるようになるときもくるでしょう。
目の前のことだけに集中
目の前のことだけに集中することで、周りが気にならなくなることもあります。
職場に嫌な人がいるなら、自分の仕事だけに集中すること。
どんなときにでも、自分の世界に入ることで周りに意識がいかない無関心になれる環境を作ればいいんです。
考えるだけ無駄精神でいる
もうね。
嫌な人のことを考えていても、相手が良い人に変わっていくわけではありません。
正直なところ考えるだけ無駄ってことです。
これは、事実です。
「考えるだけ無駄だな…。時間の無駄だな…。」
こういった考えるだけ無駄精神でいられるようになったとき、嫌いな人のことなんてどうでもよくなるほど無関心になっていきます。
考える暇もないほど忙しい日々を作る
プライベートは充実できていますか?
嫌いな人を考えてしまうときほど、プライベートが暇しているときではありませんか?
そんなのもったいない。
せっかくの人生をそんな嫌いな人のために時間を使うのはもったいないんです。
いっそのこと、誰のことも考えないぐらい忙しい日々を作ってしまいましょう。
プライベートが充実できているときほど、人間関係で悩むことも減っていくと言います。
これは、ストレスをしっかりプライベートで発散できているために、前向きな気持ちを持って過ごせるようになるからなんです。
心の中で、まっいっかと唱える
どれだけ相手のことが嫌いでも、もうどうしようもないんです。
こちらがなんて言おうが、相手は何も変わってはくれない。
それなら、「まっ、もういっか…。」と諦めてしまうこともありです。
諦めが肝心と言うセリフもありますが、まさにそんなことも世の中にはたくさんあります。
解決しない悩みに対して諦めが付いたとき、心はスッと軽くなることもあるんです。
本当の意味で、これが嫌いな人のことを無関心になる瞬間かもしれませんね。
自分の成長に繋がる試練だと思う
人生の中で起きる出来事のほとんどには意味があると言われています。
もちろん、目の前にいる嫌いな人が現れることもです。
もしかしたら、嫌いな人ほど自分を成長させるために現れた試練かもしれないってこと。
きっと、嫌いな人からでも学べることはあります。
どんな相手でも、どう対応して関わっていくべきか考えるだけでも自分の成長に繋がることもありますからね。
嫌いな人ほど、自分が成長できるチャンスと思うと相手を見る目も変わるかもしれませんよ。
とことん嫌われてみる嫌ってみる
相手から、一度とことん嫌われてみること嫌ってみることもありです。
思いっきりぶつかり、思いっきり言い合ってみたりね。
もちろん、これはリスクあることでもあります。
メンタルが弱い人や勇気が出ない人にとってはおすすめもしません。
しかしながら、とことんお互いがお互いを嫌いになるまで全力でぶつかってみたら、もうどうでもいい存在にまで変わっていくこともあるんです。
すべてを出し尽くした上でお互いが嫌いになるってことは、もうそれは吹っ切れているということでもありますしね。
しかしながら、これは相手がどういう人間かで結果も変わるので判断には気をつけましょう。
自分からいなくなる
もう、どうにもならないときは嫌いな人から自分が身を引くことも大事です。
もしも、職場にいる人なら転職してしまう、友達なら縁を切るなど。
無理して一緒に居続けても、ろくなこともないし自分のためにもなりません。
そんな嫌いな人のために、自分の人生を無駄にする必要もないです。
新しい環境に飛び込むことで自分の新しい人生を始めていくことは、嫌な人のことを忘れられる無関心になれる方法でしょう。
メンタルを強化する
なんでも人間関係に対する悩みを持ってしまうのは、メンタル面が弱いからってこともありますよね。
悩まないことが正解ってわけではありませんが、それなりにどんな人が現れても屈しない精神を付けることも大事です。
趣味程度でも、空手や格闘技などのメンタルが強くなると言われている武道など挑戦してみるのも良いかもしれませんね。
滝行なんかも良いかも。
メンタルが強い人ほど、周りの言動に振り回されることはなくなります。
自分の気持ちに気づいてみる
自分がなんで相手のことを嫌いになるのか考えたことありますか?
何か言われて傷ついたからですか?
何かしら理由があったはずです。
人を嫌いになるとき、そのときの自分がどんな気持ちだったか気づくことって大切なんです。
例えば、何か嫌なことを言われたときほど、
- 人として大切にされなかったことが悲しかった。
- 自分を認めてくれなかったことが寂しかった。
こうした何かしらの感情があったんじゃないでしょうか?
こういった自分の気持ち(本音)に気づいてあげることが大切です。
「自分は人から大切にしてもらいたいんだな…。自分は人から認められたいんだな…。」なんて新しい発見があるかもしれない。
こうした自分の心にある本音を知れたとき、今後どう人と関わればいいか、どう生きていくべきか考えるきっかけにもなります。
そんなことを考えるようになると、自分の気持ちを気づかせてくれた嫌いな人に感謝することもあるかもしれませんよ。
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嫌いな人ほど関心してしまっている証拠に気づく
ここまで、嫌いな人を無関心になる方法を数々ご紹介してきましたが…。
人のことを無関心になるために必要なこととして知っておいてほしいことがあります。
それは、嫌いな人のことを無関心になりたいと思っているときほど意識しまっているときと気づくことです。
要するに、それだけ自分の中で忘れられない存在であり気になる存在になってしまっている。
だから、無関心になろうとするほど嫌いな人のことを意識し忘れられず苦しんでしまうんです。
自分にとって嫌いな人として受け入れている以上は、それだけ自分の心の中では意識している存在だということを理解しておきましょう。
この根本的なことに気づけているかいないかで、これから嫌いな人のことを心の底から無関心になれるかどうかも変わってきてしまいます。
ここを理解できなければ、今後嫌いな人のことを無関心でいられる自分になることは難しい話なんです。
嫌いな人ほど自分と似ているところがある真実
全員とは言いませんが…。
自分にとって嫌いな人ほど自分に似ているところがあると言います。
でも、「そんなことない!」なんて言いたくなる人もいるでしょうし、「一緒にしないで!」なんて言いたくなる人もいるはずですよね。
でも、人って自分のことを棚に上げることもあります。
そして、自分のダメな部分が似ている人ほど相手のことを嫌いになりやすいこともある。
これは、相手のことを合わせ鏡のように見てしまって、自分自身の嫌でダメなところを見せつけられているような気持ちになってしまうからなんですよね。
誰だって、自分のダメなところを実感したくないし認めたくないですよね。
だから、自分のダメなところが似ている人ほど嫌いな人にして否定しようするんです。
恋人や夫婦の喧嘩もそうじゃないですか。
「お前が〇〇だからいけないんだろ!」
「あなただって、〇〇だからいけないんじゃない!」
こんな喧嘩よくありますよね。
これも、
- お互いに自分の意見を押し付け合っている。
- お互いに自分は正しいと思っている。
- お互いに相手を責めている。
などなど。
どっちが良い悪いとかの話は別として、お互いに同じことをしていることは変わらない似た者同士だから喧嘩も終わらないんです。
お互い似ているから、お互いに折れない。
人ってのは、ときに自分のことを棚に上げては相手を否定し嫌いな存在に仕立て上げることがあることを覚えておきましょう。
嫌いな人を無視してても無関心には繋がらない
嫌いな人のことを無関心になれたら、それだけ気楽なことはないですよね。
でも、よく無関心になる方法の一つとして相手を無視すればいいと思っている人もいますよね。
いやいやいやいや、それは違います。
無関心というのは、相手を意識すらもしていないってことです。
無視というのは、意図的な行為です。
相手のことを意識してしまっている行動でもあるんですよね。
この違いは大きくて、相手のことを意識している以上は無視していてもストレスになります。
心の中では、嫌いな存在として生き続けてしまうからです。
無視することが無関心に繋がる方法ではないということは、まずは知っておきましょう。
よく無視し続けているにも関わらず、心が苦しくなっていく人もいますからね。
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傷ついてきた心を癒やす方法!科学的に効果があるストレス解消法も伝授
嫌いな人を無関心になるために、今回ご紹介した方法を取り組もうとする人もいるでしょう。
しかし、今まで嫌いな人からされてきた言動で負った心の傷やストレスだってありますよね。
そんな心の中の傷やストレスが癒えていないままで次に進もうとしても、何をしても上手くいきません。
今回は、そんな少しでも心に負った傷やストレスを解消するための方法もご紹介していきます。
中には、科学的にも効果があると言われているストレス解消法もあります。
あくまでも、参考の一つにしてみてください。
瞑想と深呼吸(マインドフルネス)
瞑想による深呼吸は、自分もストレスが溜まったときや頭の中を整理したいときにやっています。
スッと力が抜けて落ち着いた気持ちになるので、ストレスが抜けていくような感じがします。
そんな瞑想も、誰でも今すぐにできることなのでおすすめです。
こんな瞑想による研究結果もあるようです。
(図#1)
マインドフルネスの効果を実感した方(※1)に、具体的にどのような効果をどの程度実感したか10段階評価してもらった結果、65.1%の方が「心の平穏」を、62.5%の方が「ストレスの軽減・解消」を、57.1%の方が「不安・怒り・恐怖などに対する感情調整力の向上」を実感したという結果になりました。また、ほぼ全ての回答者が特定の効果だけを実感するのではなく、複数の効果を実感していました。
引用:PRTIMES
軽めのウオーキングをする
ウオーキングは、軽めでもすることは健康的なメリットがあると言われています。
ある調査では、以下のような研究結果もあるそうです。
1日4400歩を歩く人は、あまり歩かない人(1日2700歩以下)の人に比べて、その後4年間の死亡率が低いことがわかった。
参考:JAMANETWORK
単純に、家にずっと引きこもっているよりも少しでも歩くと気分も違いますよね。
良い運動にもなるし、景色の良いところを歩くだけでも気分は晴れますよね。
歩けば汗もかくし身体の巡りも促されるでしょう。
健康的なことをすることで、免疫力が上がることもあればストレス耐性も付きます。
最初は、自分が気持ちよく過ごせる程度のウオーキングから始めてみましょう。
リラクゼーションで心と身体のメンテナンス
これは、心と身体のリフレッシュですね。
身体が重いまま疲労を溜め込んでいれば、心までどんよりしてくるに決まってますよね。
それなら、身体が軽くなれば気持ちだって上がることもあるんです。
下手に安いリラクゼーションに行くよりも、有名な安心できる技術を持っているセラピストなどを探して受けてみましょう。
きっと、心や身体に溜まったストレスも抜けるかもしれませんよ。
鍼灸なんかも、自律神経にアプローチできると言われているものとしては有名です。
心の傷によって負担のかかった自律神経を整えるのも良いかもしれませんよ。
自然なところに行く(森林浴)
自然なところに行くと、なんだか心が洗われるような気持ちになりますよね。
今まで受けてきた嫌いな人からのストレスが吹っ飛ぶこともあるでしょう。
個人的には、軽井沢や那須高原の自然と森林が一番リラックスするので好きです。
こうした森林浴は、副交感神経を高め心を落ち着かせる効果があるとも言われています。
また脳の前頭前野の活動が鎮静化して、リラックス効果が得られた研究結果もあるようです。
参考:森林セラピーソサエティ
今までの人間関係によって悩み心に大きく溜まったストレスをリセットするために、どこか自然な場所や森林浴に行ってみるのもおすすめです。
青空を眺める
青色は、色彩学では神経を落ち着かせる色とも言われているそうです。
「色彩心理」の専門家である武蔵野美術大学造形学部教授の千々岩英彰氏は、青を中心とした寒色系は沈静させると述べているそうです。
確かに、晴れた青空を見ていると心が落ち着きますよね。
心に傷があるときほど、神経を落ち着かせる色でもある青色の青空の色を見てみましょう。
太陽を浴びる
太陽の日を浴びることは、昔から健康に良いと言われていますよね。
日光浴の効能も、ビタミンDの活性や体内時計を整える効果があるとされていて睡眠や血圧や体温を整えてくれるともされています。
参考:DHC
心や身体に癒しを与えるなら、正しい休息できる環境を作ることも大切です。
日光浴をして睡眠の質を上げることも、ストレス解消には最適かもしれませんね。
キスとハグをする
キスとハグをすると、脳内からβエンドルフィンやオキシトシンの物質の分泌を促すと言われています。
キスとハグによって起きる脳内分泌と効果 |
βエンドルフィン:幸せホルモンや脳内麻薬とも言われ、高揚感や幸福感を上げてくれると言われています。 オキシトシン:心を落ち着かせるリラックス効果があると言われているんです。 |
参考:Domani
好きな人や大事な人と触れ合う安心感ほど、心を癒すものはないですよね。
是非、家族やパートナーがいる人は、毎日の日課としてキスとハグをしてみましょう。
ろうそくの火を眺める
色彩心理学では、オレンジや赤色は元気の出る色と言われています。
また、ろうそくに灯された炎の揺れには、f分の1ゆらぎと言うリズムがあるのをご存知ですか?
このf分の1ゆらぎの炎を見つめることは、脳波に良い影響を与えてリラックス効果があるとされるα波を出すとも言われています。
参考:TOKYOGAS
ろうそくの揺れた炎を見つめているだけでOKなので、誰でも気軽にできるストレス解消としておすすめになるでしょう。
読書を6分間だけする
少しの時間の読書がストレスを軽減するという研究結果があるようです。
イギリスサセックス大学の研究チームによれば、6分間の読書は現代人のストレスの68%を軽減させる効果があるとのこと。 しかも、静かな場所であればあるほどその効果は高いそうです。
引用:PRTIMES
好きな環境や場所で読書してみて、少しでも普段から嫌いな人から受けているストレスを解消してみましょう。
オシャレなテラスのあるカフェや自然な緑のある公園で読書するのも良いかもしれませんね。
湧き出てくる感情は出し切る
泣くことには、副交感神経が優位になる効果があると言われていたり…。
笑うことには、快感物質(エンドルフィン)の分泌を促す効果があると言われています。
何が言いたいかってことは、喜怒哀楽などの感情は溜め込むよりも出し切っていくほうが心や身体のストレスも解消しやすいってことです。
無理して何事も我慢しようとするのではなく、感情は出し切るようにしていきましょう。
動物と触れ合う
動物と触れ合う時間を増やすことで、心が安らぎ感情が穏やかになることや行動の意欲が湧き出ることもあるそうです。
動物を飼うことが難しい人は、動物園に行くだけでも癒し効果があるそうですよ。
動物園で数時間過ごすだけでも効果があるというデータがあります。これは、動物園に到着した直後と、動物園で2~3時間過ごした後に調査したもので、血圧、唾液中のストレスホルモンは低くなっており、気分尺度は上昇したというものです。
引用:協会けんぽ健康サポート
部屋の掃除・物を減らす
身の周りにある物を整理して片づけたりすることで、無駄な視覚的情報を減らせることで脳が活性化しやすくなるとも言われています。
確かに、物がごちゃごちゃした部屋を大掃除したときほど、謎の開放感や気持ちがスッキリしますよね。
嫌いな人からのストレスによって心や身体に負担がかかっている人ほど、家の中をスッキリさせることで一日のストレス量を減らすことができるかもしれませんよ。
新しいことに挑戦する
人間は、誰でもマンネリ化しやすい生き物です。
毎日同じような日々を送っていたり、新しいことに挑戦することに億劫になってしまう人も多いでしょう。
でも、悩みやすい人ほど、マンネリ化した生活をしていることが多く脳が生き生きしていません。
新しいことに挑戦することは、脳の神経ネットワークは増えるとも言われています。
参考:保険指導リソースガイド
今まで、嫌いな人などの人間関係に悩まされて溜まったストレスを癒すためにも、何事にも新しいことに挑戦する精神を持ち脳を活性化させていきましょう。
まとめ
このように、生きていれば自分にとって嫌いな人って出てきますよね。
考えていてもストレスになるだけだし、無関心になる方法がないか考える人もいるでしょう。
そんなときは、今回ご紹介した嫌いな人を無関心になる方法を参考にしてみてください。
また、嫌いな人から受けてきた心に負った傷やストレスも癒していくことも大切です。
こちらも、今回お教えしたストレス解消法も参考にしてみてくださいね。
この記事をきっかけに、人間関係においての考えや環境が変わるきっかけになれば嬉しいです。