「はぁ…。嫌いな上司を消す方法ないかなぁ…。」なんてサイコパスな考えをしている人もいるでしょう。
まぁ、気持ちは分かります。
職場には、必ず腹立つような嫌な上司が一人や二人いますよね。
平和に仕事ができる環境を望むにあたって、嫌な人は上司であろうが目の前からいなくなってほしい気持ちも出てきてしまうのは仕方ないでしょう。
そこで今回は、嫌いな上司を消す方法をご紹介していきます。
嫌いな上司を消す方法を知りたい人がたくさんいる現実
この世の中には、上司のことが消したいぐらい嫌いで憎んでいる人は多いと言います。
自分自身も、会社員のころは嫌いな上司は何人かいました。
ある調査では、職場に嫌いな上司がいる人は73%にもなるという結果もあるそうです。
参考:PRTIMES
要するに、それだけ上司と良好な関係を築けず悩んでいる部下や後輩は多いってことですね。
そんな嫌いな上司なんていないほうが仕事がもっと楽しくなると思ってしまう人がいるのも仕方ないことなのかもしれませんね。
とはいえ、復讐心を持って上司を消したいと思ってしまうことはよくありません。
何事も冷静に状況を判断して行動することが、自分のためにも上司のためにもなりますからね。
嫌いな上司を消す方法!正しい対処で反省させる環境作りのコツ
さすがに、「嫌いな上司を消す方法を教えます!」なんて言ったら聞こえが悪いですよね。
そもそも、そんな怖い方法はありません。
ここからは、なるべく嫌いな上司に対して行うべき正当な方法(対処)をご紹介していきます。
消すなんて怖いこと考えず、嫌いな上司が反省するような行動をしていくことが重要です。
嫌なことはハッキリ伝える
内容によっても変わりますが、上司から嫌なことをされているならハッキリと嫌なことは本人(上司)に伝えることも大切です。
これは、上司も嫌な思いをさせるつもりや怒らせるつもりなんてなかった場合もあるためです。
ハッキリ言われたことで、自分がしてきた悪いことに気付くタイプもいるんです。
もしも、我慢の限界が来ていて、「今日こそは言ってやる!」なんて気持ちがある人なら本音を上司にぶつけてみましょう。
話し合いで問題が解決することもあるかもしれませんからね。
万が一、本音をぶつけたことをきっかけに、逆切れされるなど問題が起きた場合は上層部に相談しましょう。
パワハラやモラハラなら会社の上層部に相談しよう
嫌いな上司からパワハラやモラハラやセクハラなど、ハラスメントを受けている場合は会社の上層部に相談しましょう。
ハラスメント系は、社会的にもダメな行為ですからね。
会社の上層部に相談したら、それなりな処罰や解雇もあるかもしれません。
これは、正当な対処と言える嫌いな上司の消し方とも言えます。
万が一解雇されなくても、恐らく二度と自分には嫌なことはしてこれないでしょう。
精神的苦痛を与えてくる内容なら訴える
上司を嫌いな理由が精神的苦痛を与え続けられてきたなどあるなら、法的な処置も考える必要もあるでしょう。
嫌いな上司を消す方法として、まずは本人に法を通して反省してもらうのもありでしょう。
法的な手段をするとなれば、色々と手続きなど時間やお金がかかることもありますけどね…。
正直めんどくさいかもしれませんが、状況によっては自分のために向き合わなければいけない対処の一つとして覚えておきましょう。
同じ思いをしている同僚を集め抗議する
もしも、上司に嫌なことされている人が自分以外にもいるなら、仲間を集めて抗議しましょう。
これは、嫌いな上司が自分のしてきたことを反省してもらうのに、とても効果的な行動です。
みんな一緒なら怖くもないでしょうからね。
できれば、嫌いな上司に触接言いにいくのではなく、会社の上層部に抗議しにいくのが安全です。
人数を集めていくほうが、事の大きさに上層部も気づきやすく、すぐに指導や対処してくれるでしょうからね。
労働局に相談
あまりに上司の言動に問題があり、職場の上層部に相談しても対応してもらえないなら、労働局に相談するのも一つの手です。
労働局は、仕事に関する問題やトラブルに対して相談に乗ってくれる場所です。
ある意味、仕事をしている者を助けてくれる場所でもあります。
相談内容や証拠などあれば、労働局が会社に指導勧告や調査が入るなどして、環境が変わるようサポートしてくれます。
さすがに労働局が動けば会社側も動かざるをえないなので、嫌いな上司に対する指導もしてくれるでしょう。
いくら嫌いな上司でも正当な判断で戦うことが大事
このように、嫌いな上司を消したいと思うほど憎んでいるなら、正当な判断をして戦うようにしましょう。
決して、自分が不利になるような戦いをすることは避けるべきです。
やるならとことん、嫌いな上司には反省してもらえるような環境を作るのがコツです。
もしも、報復や復讐のような形だったり、相手に精神的な苦痛をするようなことをしてしまえば、逆に訴えられたときに自分も不利ですからね。
また、それでは嫌いな上司と同じような人間になってしまいます。
どちらが正しいかハッキリさせたいときは、冷静な判断を忘れないようにしましょう。
嫌いな上司のことを理解することも大切
なんでも嫌いな上司をどうにかしてやろうと恨み憎むのではなく、ときには相手の気持ちを理解しようとすることも大切です。
嫌いな上司は、
なぜ嫌われるような不快なことをしてくるのか?
なぜいつもイライラしているのか?
など。
もしかしたら、嫌いな上司の言動を理解してみようとしたら、何か深い理由や発見があるかもしれません。
もちろん、理由があったら何してもいいわけではありませんけどね。
しかしながら、どんなに嫌いな相手だったとしても、人の気持ちを理解することやその人の背景を知ることは、人生においても重要なこと(身に付けるべきスキル)でもあります。
上司関係なくですが、自分にとって嫌いな人のことを理解しようとしてみると意外な理由(背景)が隠れていることも多いんです。
そして、その内容によっては相手のことを許せてしまうこともあるんです。
例えば、「そんな過去があったのか…。それなら仕方ないか…。」なんてね。
人間関係において、相手を理解して平和的に納得できることが増えれば、それに越したことはないですよね。
中には、相手のことを理解した上で関わっていくほうが、お互いに自然と関わり方も変わっていくので良い関係性が築けるようになることもあります。
なんにしろ、なんでもかんでも嫌いな上司(相手)のことをどうにかしてやろうと復讐的な気持ちでいるより、同時に相手のことを知ろうとすることも大切にしてみましょう。
その上で、どう対処すべきかを考えることが自分の最善の答えを導き出すことにも繋がりますからね。
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いつかは逆の立場になるかもしれない!嫌われる上司になりやすい人の特徴
この記事を読んでいる人も含め、世の中には消したいと思うほど上司のことを毛嫌いしている人はたくさんいます。
それだけ上司という存在(立場)は、周りから不快な人間として思われやすい環境にいるんです。
とはいえ、今上司を憎む人も、いつかは自分自身が上司という立場になるかもしれません。
そのため、油断していれば、今度は自分が嫌われる上司になってしまう可能性だってあるんです。
要は、人のことを憎む前に、自分自身の言動にも今後気を付けなければならないということです。
ここからは、いつか自分自身が嫌いな上司として恨まれるような環境にならないためにも、以下のような嫌われやすい上司の特徴(言動)はしないよう気を付けて過ごしましょう。
一言が多い
一言多い上司ほど嫌われます。
余計な一言は、言われた相手にとってはトラウマになることもあれば、恨みを買うような言葉になることもあります。
無意識に余計な一言をつぶやいてしまう人も多いので気を付けましょう。
なるべく会話は、必要最低限のことで済ませるとおすすめです。
理不尽なことで怒る
上司という立場になれば、色々なプレッシャーや忙しさから部下(後輩)に八つ当たりをしてしまう人もいるでしょう。
相手からしたら、理不尽なことで怒られるのには納得いかない人も多いでしょう。
そのため、本当に嫌な上司として認定されやすいです。
自分自身の問題で他人に当たるのはやめて、余裕を持つことや部下や後輩を大切にすることが良い上司になるためには重要です。
話を聞かない
上司になれば、部下や後輩よりも偉い存在と思い込みが強くなってしまう人もいます。
そのため、部下や後輩の言葉に耳を傾けようとしない人もいるでしょう。
自分のほうが経験や立場も上なことを理由に、部下や後輩の言葉や意見を尊重できなくなってしまう。
しかし、これでは部下や後輩のモチベーションも上がらず、人の話を聞かない自分勝手な上司に嫌悪感を抱くでしょう。
嫌われやすい上司の特徴まっしぐらなので気を付けましょう。
言い方がキツイ
上司は、部下や後輩を教育する立場でもありますが、指導するときに言い方がキツくなってしまう人もいます。
厳しくするのも愛情とも言いますが、人によっては嫌な人もいるんです。
大事なことは、厳しい言葉や強い口調で指導することではなく、部下や後輩が成長していけるような関わり方です。
ついつい熱くなると言い方がキツくなる人は、部下や後輩からもうざがられることもあるので気を付けましょう。
偉そう
いくら上司でも、同じ人間であるところだけは対等でいなければいけません。
そのため、上司だからというだけで偉そうにするのは違うんです。
ある程度の上下関係があるのは当たり前ですが、部下や後輩を見下すような態度をする人は問題です。
自然とお互いの立場から上下関係が激しく見えるような関りをしている人ほど、部下や後輩からは嫌われます。
清潔感がない
性格が悪い以前より、清潔感ない上司も周りからは毛嫌いされます。
いつも体臭がする、髪の毛はボサボサ、服もシワクチャだったら、誰も近づきたくないですよね。
周りを気にかけるぐらいの必要最低限の清潔感は気にしてほしいと思う部下や後輩は多いです。
部下や後輩は、上司だからという理由だけで言いたいことも言えず我慢していることもあります。
毎日こうした不快感を感じさせられるような上司ほど、部下や後輩から嫌われます。
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まとめ
このように、嫌いな上司を消す方法なんて物騒な考えは捨てましょう。
正当な方法を考えた上で、相手に反省してもらえるよう対処することでお互いのためになります。
もしも、いざとなると行動に移すことができなかったり、戦う勇気や覚悟が出ないときは、相手のことを知ることや理解してみることから始めてみましょう。
相手を知ることは、自分の怒りの感情を抑えるため(冷静になる)には大切なことでもありますからね。
この記事が、少しでも環境を変えるきっかけになれば嬉しいです。