ファスティングをしていると、中には下痢になってしまう人っていますよね。
「何か原因はあるのか?もしかして、酵素ドリンクがあってないの?」なんて不安になる方もいると思います。
あなたの不安な下痢症状は、もしかするとファスティングが、「順調の証拠?」かもしれませんよ。
今回は、ファスティング中に起こる下痢症状についてまとめてみました。
ファスティング中の下痢は腸内環境が変わる前触れ
ファスティング中の下痢の原因は、「順調な証拠?」なんて言いましたが、決して絶対ではありません。
しかし、食事を抜いて断食することで、体内のデトックス効果が高まり、腸内環境が綺麗になることで、下痢として、体の反応が出る人もいるようです。
いわゆる好転反応の1つということです。
ファスティング中は、下痢を訴える方もいれば、頭痛やめまい、眠気、だるさなど…
他にも、様々な身体症状を訴える人も多いんですよね。
そもそもファスティングは、食べ物を制限し、酵素ドリンクや水分のみで過ごすため、便秘または、下痢になってしまうのは、よくある話なんです。
【ポイント】 まずは、下痢以外に体調が悪いところがなければ、様子を見ることも大切です。 |
あまりに、腹痛やその他症状がひどく辛くなる場合は、無理せず中断し、専門家に相談しましょう。
好転反応や対処法についてはコチラ↓。

ファスティングでは、こんなことで下痢になることも?
中には、好転反応ではなく下記のような理由で、下痢を起こしてしまう人もいます。
1日の酵素ドリンクやお水の摂取量が多すぎる
単純な話です。
ファスティング中は、水分摂取は命にも関わることなので、きちんと適切な量を摂取して飲むことは大切です。
しかし、必要以上に過剰に飲んでしまうのは、よくありません。
ファスティング中は、1日の水分摂取量は、個人差で変わりますが、酵素ドリンクや水合わせて、2~2.5ℓが良いと言われています。
正しくルールに沿って摂取していきましょう。
1回摂取量が多い
1日の摂取量を守っていても、1回に飲む摂取量が多すぎても胃腸には負担がかかります。
がぶがぶ極端に多い水分を一回で飲むのは、下痢の原因になってしまうでしょう。
しっかり、回数や時間を決めて適切な量を飲むように、気を付けていきましょう。
また、飲んでいるお水が冷たすぎたりする人は、少しでも負担をやわらげる意味も込めて、常温や白湯に変えてもいいかもしれません。
酵素ドリンクの成分によるもの
これは体質だったり、使っている酵素ドリンクの商品によって変わってきます。
市販の酵素ドリンクに中には食物繊維や合成甘味料を加えている場合がとても多く、人によっては下痢を引き起こすことがあります
市販で販売されている酵素ドリンクには、添加物のような体に負担のかかる成分が入っていることがあります。
➀人工甘味料(スクラロース・エリスリトールなど)
人工甘味料の中で、酵素ドリンクでよく見かけるのがスクラロースです。またエリスリトールという血糖値を上げにくい甘味料もときどき見かけます。どちらも摂り過ぎでお腹がゆるくなる場合があります。
➁食物繊維(ポリデキストロース・デキストリンなど)
食物繊維の中で酵素ドリンクに多くみられるのがポリデキストロースとデキストリン。たとえばポリデキストロースはトウモロコシから作られた水溶性食物繊維ですし、デキストリンサプリでもよく使われる国が認めた安全な成分です。
水溶性食物繊維は血糖値の上昇を緩やかにしたリ、便通を整える効果がありますが、人によっては下痢を引き起こします。厚生労働省が定めたポリデキストロースの1日の摂取目安量は7~8g、この量を超えないように気をつけたいですね。
③マグネシウム
ファスティング協会のカラ酵素がそうなのですが、マグネシウムが添加されています。マグネシウムはすべての酵素反応に必要で、協会会長の山田豊文先生はマグネシウムの必要性を強く訴えています。人によっては下痢をするので注意が必要です。
市販で酵素ドリンクを購入する際は、ラベルなどの成分をしっかり確認してみましょう。
ファスティングでは、体の毒素や老廃物をデトックスするために、胃の中をからっぽにします。
そんな体の栄養を吸収しやすい状態のときに、酵素ドリンクに添加物が含まれてしまっていては、元も子もないですよね。
使用する酵素ドリンクは、無添加のもの、栄養価の高いものを慎重に選びましょう。
ファスティングで使用されることが多いのは、「優光泉」です。
ファスティングに、どの酵素ドリンクを使用すればいいか、わからない方は、優光泉をオススメしますが、個人で好みがあると思います。
購入前に、「優光泉(ゆうこうせん)のメリット・デメリット」を読んでおくと、失敗するのを最小限に抑えられると思います。
まとめ
ファスティングをするにつれて、断食する期間にもよりますが、何かしらの身体症状が出る人がほとんどです。
無理は絶対に良くないですが、様子を見ることも大切です。
あまりにも調子が悪い時は、無理せず中断し、専門家に相談することを心がけましょう。
この好転反応が怖い方や、断食になれていない方は、初心者向けの「食べるファスティング」や中級者向けの、「12時間ファスティング」から始めることをオススメします。
コメント