仕事を頑張ろうという気持ちはあっても、やる気をなくす職場ってありますよね。
頑張りたいのに頑張れない環境ってのは、複雑な気持ちになる。
そんな気分が乗らない居心地の悪い職場に居続けるべきなのか悩む人もいますよね。
今回は、そんなやる気をなくす職場あるあるについてだけでなく、悪い環境を変えるとっておきの対処法までをご紹介していきます。
人がやる気をなくすときの心理状態とは
そもそも、人がやる気をなくすときの心理状態って気になりますよね。
一番多いのは、自分が不満や不快に感じることが起きたときです。
自分の思っていたことと違った現実が起きたときほど、人は不満や不快を感じます。
この気持ちが不安定になると、やる気をなくすんです。
やる気をなくす職場あるある
それでは、実際にやる気をなくす職場あるあるをご紹介していきます。
「分かるー!」なんて共感できる部分がないかチェックしてみましょう。
誰からも褒められない
頑張っても頑張っても誰からも褒められない職場って、やる気なくしますよね。
もちろん、褒められるために仕事しているわけじゃないですけどね。
でも、本音を言うと頑張った分褒められたほうが、もっと頑張れますよね。
なんだかんだ人間は、褒められる職場ほどやる気は出るもんなんです。
無駄な作業が多い
仕事をしていく中で、職場によっては効率悪い作業しているところってありますよね。
「もっとこうすればいいのに…。」なんて思う場面もあるでしょう。
でも、もしも立場上言いずらい立ち位置にいる人ほど、何も言えないですよね。
または、「昔からこのやり方でやってきたから!」なんて言われてしまうこともある。
無駄な作業をやらされているときほど、仕事へのやる気やモチベーションは下がるもんなんです。
挨拶がない
挨拶がない職場ってありますよね。
挨拶しても返事がなかったり、声が小さくて聞き取れなかったり…。
なんか挨拶もろくにできない職場って、テンション下がる人もいるでしょう。
仕事とは直接に関係ないかもしれませんが、こうした当たり前のことができない職場はやる気が出なくなるもんなんです。
ピリピリしている人が多い
やたらと仕事への不満があるのか、心に余裕がないからか知りませんが、ピリピリしている職場ってありますよね。
話しかけても態度が悪かったりすると、こっちまでイラってしてしまう。
中には、八つ当たりしてくる人もいますよね。
こんなピリピリした環境の中では、どうしても仕事へのやる気もなくなりますし集中もできないもんです。
残業が多い
残業するほどコスパが良くなかったりしますよね。
自宅に帰るのは遅くなるし、自分の時間はなくなるし、次の日まで疲れが残ったり…。
何一つ良いことがない。
こういった残業をきっかけに、仕事だけでなくプライベートでも悪い影響があるとやる気なくしますよね。
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上司が無能
自分の上司が無能だったりすると、仕事が嫌になりますよね。
いくら自分がやる気満々でも、上に立つ者がしっかりしていなければ、この人に付いていこうとは思えなくなる。
上司が尊敬できる存在でない場合ほど、仕事へのやる気もなくなるんです。
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人任せな人が多い
なんでもかんでも人任せな人いますよね。
自分さえ良ければいいというか、自分が楽するために仕事を任せようとしてくる。
こんな人任せな人が多い職場ほど、自分が損するだけです。
仕事量が圧倒的に自分のが多いのに、同じ給料をもらっていると思うとやる気もなくします。
職場が汚い
あまり職場の環境が汚いと、やる気も出ませんよね。
デスクはぐちゃぐちゃ、資料もぐちゃぐちゃ、床も汚いなど。
見ているだけで職場がゴチャゴチャしてたり、周りが汚かったりすると、そんな環境の中で仕事を頑張ろうと思えなくなるのも仕方ないもんなんです。
仕事量に対して給料が見合っていない
めちゃくちゃ仕事は忙しいのに、それに見合った給料がもらえていない人はたくさんいますよね。
こんな状況じゃ、仕事頑張ろうとは思えないもんです。
やっぱり、仕事を頑張った分だけ給料も増えるシステムがない職場ほど、やる気はなくなります。
やる気をなくす職場に居続けるべきか
そんなやる気をなくすような職場に居続けるべきか悩みますよね。
実際、自分にとってメリットがあるとは思えないですよね。
この辞めて転職するべきかどうかについては、判断は難しいもんです。
ここで、やる気をなくす職場に居続けるべきかどうかの判断は、
- 自分にとってメリットがどれだけあるか
- 悪い環境を変えられる部分がないか
この2つを中心に考えると良いかと思います。
やっぱりやる気をなくす職場とはいえ、我慢してでも仕事を続けたい理由があるかどうかは重要です。
仕事する上で、少なからず不満や我慢が出てくるのは仕方ないことですしね。
もしも、職場への不満を我慢してでも続けたいほどのメリットがあるかどうかで、辞めるかどうか決めるのが良いでしょう。
また、やる気が出ない悪い環境を変えられる場面がないか考えてみるのも大切です。
自分の考え方だったり、自分の行動次第で環境が良い方向に変わるのであれば、辞めるのももったいないもんです。
我慢してでも続けるメリットもない、何しても環境も変わらないようであれば、やる気をなくす職場からは離れたほうが良いかもしれませんね。
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職場の悪い環境を良い環境に変えるとっておきの対処法
やる気を出させてくれない職場でも、極力は辞めたくないですよね。
転職するのも大きな決断ですし、年齢によってはリスクもあるでしょうし…。
そこで、職場の悪い環境を良い環境に変える方法があれば良いですよね。
そんなとき、やる気をなくす悪い環境を少しでも良い環境に変えるためのとっておきの方法をご紹介しようと思います。
何事にも期待するのを辞める
なんでも不満や不快に感じるときは、自分の思っていたことと違った展開が起きたときなんです。
それは、人や環境や物事でも一緒です。
自分の中で、「こうであってほしい!」という期待が大きく持つ人ほど、自分の期待通りに行かないと不満や不快に感じることも増えます。
なんでも自分の思い通りにいくとは限りませんよね。
これを分かっているようで分かっていない人も多いんです。
今一度、やる気をなくす職場に対する不満や不快に感じる場面を振り返ってみましょう。
もしかしたら、自分の期待が大きすぎただけかもしれませんよ。
本当に気楽に仕事をしていきたいなら、あまり職場に期待を持ちすぎるのを辞めるのがベストでしょう。
定時に帰る
やる気なくすほどの悪い環境の職場には、一分一秒でも長くいないほうがいい。
だから、定時に帰りましょう。
結構、定時に帰る人って少ないですよね。
仕事が残っているから、周りも残業しているからなんて理由があったりして…。
でも、そんなことは気にせずに定時に帰るようになるだけでも、随分と不満も我慢することも減ります。
早く帰ったほうが、自分の時間を作れるし、ゆっくりできて疲れも取れます。
こっちのほうが、結果的には身も心も余裕ができるんですよね。
身も心も余裕があるほうが、ちょっとやそっとのことじゃ微動だにしません。
もしも、何か職場への不満や我慢が多いときほど、この身も心も余裕を持たすためにも定時に帰りましょう。
自分軸で生きる
人生を生きていく中で、自分軸で生きることは大切です。
これは、仕事をする上でのやる気にも関係します。
どうしても、他人のために生きている他人軸の人のが多いんですよね。
誰かのために生きることも良いことですが、自分を犠牲にしてまでは間違っていますよね。
仕事でもそうですが、自分のことよりも他人のために頑張り過ぎてしまう人ほど、やる気をなくす場面も増えます。
だって、他人のために頑張っても頑張っても、自分が報われないこともあるからです。
これは、やる気をなくしやすい職場での不満や我慢してる場面でも繋がる部分はあるんじゃないでしょうか。
他人のためによりも、まずは自分のためにも生きる人生も考えてみましょう。
これだけでも、職場に対する不満や不快に思う場面も減るかもしれませんよ。
居心地の悪い職場から抜け出すときに気を付けるべきこと
それでは、もしも居心地の職場から抜け出したいと思ったときには、今後は何を気を付けるべきか?
もう失敗しない転職や職場選びのポイントをご紹介していきます。
下見する
まずは、気になる転職先が見つかったら、実際に近くまで下見に行ってみましょう。
今後、自分の職場になるかもしれない場所ですしね。
どんな雰囲気の建物なのか、どんな職員がいるのか、偵察してみるのも良いでしょう。
こうした下見をするだけでも、その職場の色や雰囲気は感じ取れるもんです。
失敗しない職場選びとしては、重要な行動でしょう。
本当にやりたいことをやる
せっかく転職を決めるなら、自分が本当にやりたい仕事がないか考えてみましょう。
「自分には無理…。」なんて決めつけて諦めていた仕事や夢がありませんか?
自分が本当にやりたい仕事というのは、自分にとっての天職になるかもしれません。
将来性、給料、待遇だけを考えて職選びするんじゃなくて、自分のやりたいことをやりましょう。
自分の本当にやりたい仕事に出会えたとき、どんなに悪い環境の中でも我慢できるもんです。
やる気だって湧き出てくると思いますよ。
口コミを調べる
次の転職先の候補が見つかったら、会社の口コミを調べてみましょう。
今の時代は、ネット社会です。
調べれば、結構情報は出てくるもんです。
事前に、転職先の候補の会社の口コミなどを調べることで、入社して失敗するリスクを防ぐこともできます。
なんでも情報をかき集めてから、自分に合いそうか考えましょう。
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まとめ
このように、やる気をなくす職場ってありますよね。
どれだけ自分が気合いが入ってても、悪い環境にいれば気分も乗らなくなるもんです。
そんな居心地悪い職場に居続けるべきかどうかの決断は、我慢してでも続けていきたい仕事なのかどうかでも変わります。
また、自分の考え方や行動次第で悪い環境を変えることができる場所なのかどうかも重要でしょう。
もしも、我慢してでもやりたい仕事でもない、この悪い環境も何しても変わらないようであれば、すぐにでも転職してしまったほうが良いかもしれません。
我慢してでも今の職場を続けていくと決めたなら、自分の考え方や行動を変えましょう。
転職を決意したなら、次は失敗しない職場選びをしましょう。
そのためにも、今回ご紹介した対処法なども参考の一つにしてみてください。