何かに取り組んでも、思い描くような結果に繋がらないことが続いたり、失敗することが増えると、「自分は何もできない無能人間」なんて思っちゃいません?
こうして自分を責めてしまうときほど、視野が狭くなっているんです。
自分が無能と思うほど自分に期待している証拠
できないことがあると悔しいですよね。
失敗すると落ち込みもしたくなりますよね。
でも、だからと言って自分を無能なんて思わなくて良いんですよ。
いくらなんでも、自分に厳しすぎますよ。
人間って、なんでもかんでも成功すること、完璧でいることが正解とは限りません。
失敗しないと学べない素敵なこともたくさんありますし、学びがなければ成長だってしない。
本来では落ち込む必要がないことで、「自分は何もできない…無能なんだ…」なんて自分責めしてしまうんであれば、そんなあなたに一言だけ言いたい。
自分が無能だと落ち込んでいるっていうことは、それだけ自分に期待していたってことじゃないですか?
それって良いことですよね。
それだけ、「自分は無能」なんて思ってしまうほど嫌いだったとしても、それぐらい自分のことを期待していて自分を信じているんです。
無能な自分を作り上げているのは自分だった
できない自分が認められないでいると、物事も上手くいかないことも多くなります。
だって、できない自分に意識が傾いてばかりいるから。
そりゃあ、無意識に自分にプレッシャーもかかりますよ。
できなかったら、失敗したら、自分のことを無能認定する自分がいるんですから。
何かするたびに、「無能になんてなりたくない」と考えて行動してしまうようになるんです。
失敗しないように物事に取り組むことは良いことですが、無能な人間になりたくない気持ちで物事を頑張るのは、意味が違いますよね。
自分で自分にプレッシャーをかけている以上は、自分本来の力を発揮できる訳ないんですよ。
何もできないからといって無能に感じる必要はない。
自分を責めることばかりしていると、自分へのプレッシャーに変わり、返って何事も上手くいかなくなる。
自分で自分を苦しめて、自ら無能になろうとしていたってことになる。
何もできない無能な自分でも良いことに気づこう
そもそも、なんで無能な自分をダメなことだと思ったのでしょう。
ここに、問題が隠れているんです。
きっと、誰かと比べた人生になっていません?
周りの誰かが有能だから、自分が無能なことを許せないんじゃないですか?
昔から、他人と自分を比べて生きるのが当たり前になってきたからこそ、無能な自分は最低だと思い込むようになったのではないでしょうか。
でも冷静に考えると、他人と自分は違いますよね。
みんな人それぞれで違うから、この世の中が成り立っているんです。
だから、今の何もできない自分でも良いって思えるようになることは大切です。
こんなこと言っても、すぐにそうは思えないでしょうけど…。
でも、本当にそうなんですよ。
何もできない自分でも良いと思えるから、何事も恐れずに物事に取り組めるようになるんです。
何事も恐れずにできる環境って、プレッシャーがないので、自分の本領発揮できますよね。
こうして、無能だって良いと思うようになると、いつの間にか目指していた何でもできる自分に生まれ変わることもあるんです。
結論は、無能な人間なんていないでOK
自分を変えたいのであれば、無能な自分でも良いと思うことが大切と話しました。
実は、この考えが当たり前になってくると、心の底から思えるようになると、無能な人間なんて存在しないと思えるようになります。
だって、無能だろうが有能だろうがどうでも良くなるんですもん。
有能や無能という肩書が、自分にとって必要じゃないことにも気づけるから。
そんな肩書よりも、もっと大切なことが他にもあると考えられるぐらいの余裕が生まれるんです。
是非、この無能な人間が存在しない世界を目指してみましょう。
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つまづいたら視野は広くしていこう
何もできないからって、自分のことを無能なんて言っていても、何も変わりません。
自分を自分のことを落とせば落とすほど、状況は悪化する可能性のが高いです。
自分で自分を無能にしていくような環境にならないように、何か心のことでつまづくことがあったときは、視野が狭くなっていないか意識してみましょう。
何もできないことが悪いことなのか、なんで悪いと思ってしまうのか、無能な自分じゃダメなのか、なんで無能を悪として見ているのか…。
視野を広げてみると、意外な問題点や発見があります。
何もできない自分を無能だと責めてきた言動は、いらない自分責めだったことに気づくかもしれません。
理想の自分を手に入れるために、何が必要で、何が必要じゃないかを見極めるために、色々な視野からも考えてみましょう。
それが、今の最悪と思えている環境を変えるきっかけになるんです。
つまづいたときにできる視野を広げるための3つの方法
実際に、つまづいたなぁと感じたとき、自分を責めてしまうような言動がでてきたとき、視野が狭くなっている可能性があると言いました。
では、実際にそんなつまづいてしまったときにできる視野の広める3つの方法をご紹介します。
客観的から問題点を把握する
なんで何もできないだけで自分を無能と責めてしまうのか考えたとき、どうしても主観的にしか考えられていない人が多いんです。
そんなときは、自分の考えを一旦消して、客観的に見てみてください。
本当に、周りからも無能なんて思われているのか、本当にできないと思われているのか、自分がそう思っているだけかもしれませんよね。
視野を広げて、客観的に見たときに、「現状そんなに悪くなかった」なんてこともよくあることなんです。
色々な人から意見を聞いてみる
自分の考えなんて、あくまでも一つの意見に過ぎないんですよ。
やっぱり、人それぞれで考え方も、見ている視点も、価値観も違います。
色々な人からの意見を聞いてみたときに、自分がどう思ったのかを大切にしていきましょう。
こうした行動が、自分の中にある視野も価値観も変わります。
今もしも、自分を変えたいと思っていたり、つまづいて前へ進めないときほど、人からの意見を聞いてみると現状を変えるヒントが手に入るかもしれません。
否定と肯定の両方から考えてみる
これは、私自身も人生において大切にしていることなんですが、否定と肯定の両方の視点からも感じてみることです。
否定ばかりしていて、前へ進めないのであれば、肯定してみればいいんです。
肯定ばかりしていても、上手くいかないのなら、否定してみればいいんです。
結構、単純なことで今やっていることがダメなら、逆のことをやってみようってことです。
ある意味これは、成功法則ですよねw
でも、本当に否定も肯定も両方の視点から感じてみるって、大事なことなんです。
片方だけを知っているよりも、両方を知っているほうが経験豊富な人生になりますよね。
そういった思考が、自分の成長を促し、視野が広がるきっかけにもなります。
まとめ
人生生きていると、自分に嫌気が指すこともありますよね。
何もできない自分を無能と思ってしまう気持ちも分かります。
でも、本当にその自分否定な考えは必要なのか、もう一度視野を広げて考えてみてください。
自分のことを落とすような考えが、理想の自分に変わるために必要な工程なのか分析してみましょう。
きっと、そこまで必要じゃないことに気づきますよ。
今後、もしも自分責め、つまづくことがあったとき、この記事がお役に立てば幸いです。