「アロマセラピストになっても仕事がないって本当?」
リラクゼーション業界の道を目指すようになると、誰もがこんな噂を聞いたことがあるのではないでしょうか。
今回は、整体サロン院長の自分がセラピスト業界の現実をお伝えしていきます。
アロマセラピストになっても仕事ないって本当なのか?
アロマセラピストを目指しても、仕事が実際にあるのかないのか気になりますよね。
これは、あると言えばあるけど、ないと言えばないが正解です。
どういうことかと言うと、
- 雇われる身としてアロマセラピストになるのか。
- 独立してアロマセラピストになるのか。
これによっても変わるということです。
アロマセラピストが活躍できるようなリラクゼーションサロンは探せば結構あります。
資格があり勤務先などこだわらなければ、就職先もそこまで困らないはずです。
また就職する先が人気店なら、広告費も多く集客力もあるはず。
お客さんも多ければ、仕事だってたくさん自分に割り振られるはずです。
しかしながら問題なのは、人気のないお店に就職してしまったり、自ら独立するとなると集客力次第で、「まったく仕事がない…。お客さんが来ない…。」なんてことがあることです。
リラクゼーション業界は年々と戦争状態が激しくなっている
これは、アロマセラピスト業界だけの話ではありません。
エステ、マッサージ、整体院、治療院など、すべてのリラクゼーション業界は年々と戦争状態が激しくなっています。
今このリラクゼーション業界は、コンビニよりもお店の数が多いと言われています。
年々ライバル店が増え続けているんですよね。
この毎年ライバル店が増え続けていく中で、売上を安定して存続していけるお店なんて、ほんの一握りなのが現実です。
そのため、毎年たくさんのお店が廃業していますからね…。
もしも、お店が存続できているところがあっても、生活ギリギリのところも多いんです。
そんな最悪とも言えるような環境にいるセラピストやリラクゼーション業界です。
独立しても就職先によっても、「お客さんが来ない…。お店が廃業してしまった…。」なんてことで、仕事がなくなる可能性もあるのが問題なんです。
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正しい行動と努力できる奴が生き残る
アロマセラピストもその他リラクゼーション業界も、仕事がないというよりも仕事場がなくなる可能性のが高いということを話しました。
でも、結局のところこれ実力社会なだけなんです。
施術のスキルがなくても、仕事がある奴はあります。
施術のスキルがあっても、仕事がなくなる奴はなくなるんです。
そんな世界なんです。
どれだけ、
- セラピストとしての想いを持ち仕事をしていくか!
- 正しい選択をして行動できるか!
ここの違いで、仕事がない不安な環境から抜け出せるかは変わります。
アロマセラピストを目指しているなら、まずはそんなに甘くはない業界なことだけは覚えておきましょう。
就職するなら、場所を選ぶことや事前に視察しに行くのがおすすめ。
独立するのであれば、技術だけでなく経営学やマーケティングを学んだりするのが大切です。
実際に、アロマセラピストとして現場に出てから、「仕事がない…。」なんてことにならないように、色々と計画と準備を立てることが良いですね。
計画さえ立てて行動できれば、この業界で生き残ることはできるでしょう。
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アロマセラピストになるなら自宅開業がおすすめ
結婚していて持ち家がある人や貯蓄や費用がある人なら、自宅開業がおすすめです。
私の知っているアロマセラピストで上手くいっている人のほとんどは、自宅開業です。
理由としては、持ち家なら家賃によるテナント代を浮かせられるからです。
サロン経営において、一番維持費がかかるのが家賃テナント代です。
この家賃のお金が浮くのは、かなり大きいです。
かかる経費が少なければ、アロマサロンは売上のほとんどが利益にすることが可能な業種です。
施術単価がある程度高く設定されていて顧客が少しでもいれば、生活していけるぐらいの収入源は確保できると思います。
仕事がない環境や売上がない環境にならないためにも、少しでもリスクを落とすことが大事!
自宅開業できそうな人は、アロマサロンの独立がおすすめです。
地域によっては、古民家があれば安く借りることもできます。
DIYしてオシャレにするのも、経費が安く済みおすすめです。
また独立となると、お給料の保証がありませんが、お給料の限度もありません。
頑張り次第では、大きい収入を目指せるのもメリットです。
就職すれば、お給料が毎月保証されるメリットはあります。
でも、アロマセラピストの求人を見ると多くても月20万円いけば良いと言われる程度です。
また、昇給やボーナスがないことも多いです。
リスクはあっても、独立して自分でお金を稼ぐスキルを磨いていくほうが、長い目で生活していく上ではメリットは大きかったりします。
まとめ
このように、今の時代はアロマセラピストになっても仕事ないという噂は、ある意味では本当のことです。
しかし、選ばなければ就職先がないってわけではないですし、独立して成功する人も多い世界です。
どれだけ本気でアロマセラピストとして頑張っていけるのか、その頑張り次第で結果は変わる業界というだけですね。
とはいえ、アロマセラピストはやりがいある仕事です。
せっかく目指したいと思った職業なら、まずはあまり考えすぎずに現場に出てみましょう。
きっと、やりがいを見つけることから意識してみるのがおすすめです。
就職しても、「職場が廃業して仕事がなくなった…。」なんてこともあるかもしれない。
そんなときは、他に職場を変えればいいだけです。
または、自分のやりたいようにできる独立だって考えてみるのもありです。
前向きに気持ちの切り替えをしながら、自分にとって最適なアロマセラピストとしての活動の仕方を見つけていきましょう。
この記事が、今後のアロマセラピストを目指す人たちにとって参考になるものであれば幸いです。